ポイントギャップ調整及び点火時期調整
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
この間エンジンの調子見てまたやろう思いながら、また一カ月たってしまいました(汗)
前回ポイントギャップの具合など見るのにカムアングルテスター(ドエルテスター)でドエル角を見ましたが、T側がやや数値が低く要調整って感じでした。
ずいぶん前にイグニッションポイント交換とドエル・点火時期調整しましたが2008年の秋の話。その時はエンジンを止めてシックネスゲージでポイントギャップ見て、またデスビ元に戻してエンジン掛けてドエル角見て・・・合わなかったらまたシックネスゲージで見て・・・
と何とも手間がかかる割にはドエル角を正確に合わせるのが難しい(汗)
今回はCD23Cさんが良くされてる、エンジンをかけた状態でデスビ内のポイントギャップの具合をドエルテスターの数値を見ながらリアルタイムに正確に調整。しかも手間もはぶけるって便利なやり方に挑戦してみようと思います。
(プラグコード配線の仕方の図はチルトンのMAZDA 1971 to 1984 整備書より)
2
イグニッションコイルから直接リーディング側プラグにコードをつなぐわけですが?
純正プラグコードでは短いとのお話でしたので、日産のL型エンジンの中古プラグコードを某オクでゲット♪Zのらしいです。コードを激落ち君スポンジなどで掃除したらYAZAKI 1975 R-16 と1から6番までの数字が・・・
このプラグコードの5番と6番用を使用します。
3
エンジンは軽くフットチョークで暖機。
図のようにプラグコードをつなぐと、デスビキャップもローターも付いてないのにエンジンがアイドリングしてます!へえ~なるほど~って感じ(笑)
プラグコードは一番長いの使ったんですがもうちょっと短くても良いかも・・・
ところでL型のコードば並べたら2→3→1→4→6→5順に長くなるんですね。
4
L側のドエル角はほぼ58度で良好なのでT側のポイントギャップ調整をします。
今回デスビを開けた状態でエンジンが周り、ポイント接点がカチカチと動いてるのが見えるわけですが?ドエル角の数値が低い方は明らかにギャップが広くカチカチの動きがやや大きいのが良くわかります。これは面白いです。
エンジンを止めてシックネスゲージを挟んでポイントギャップを合わせてた時は止まってるの見ても開き具合の差なんかわかりませんでした。
カチカチと動いてる状態でプラスのドライバーでポイントの固定ネジをゆるめマイナスドライバーでポイントを動かしながら、ドエルテスターのメーターが58度になるように調整、ここだ!ってところでプラスのネジをしめて固定します。
調整はカチカチとポイントの間に隙間がある状態をキープしながらやるんですが、うっかり緩めすぎて接点がくっついたままになるとエンストします(笑)
5
51度だったT側のドエルアングルが、ぴったり58度に♪
今日は奥田のカムアングルテスターを信用してやってます(笑)
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ドエル角が合いましたのでデスビとプラグコードを元に戻して、タイミングライトをあてて点火時期を見ます。
ちょっとずれましたね?
デスビの固定ナットを緩めてデスビ本体を動かしてT側をタイミングライトで合わせて、L側のずれ具合を確認。
デスビを開けて中の矢印のマイナスとプラスのネジを緩めて矢印のポイントベースのカギ部分にマイナスドライバーをかけてずれてる分だけ動かします。何回か確認しては動かしてを繰り返して、L側の点火時期を合わせました。
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さてL側正規とT側のポイントのギャップ調整と点火時期調整ができましたので。
デスビの上の段のL側の遅れ用のポイントの調整をします。
2008年にポイントを新しく交換しましたがL側遅れ用のポイントはケチって交換してませんでした。2009年夏に加速不良の不具合が発生。ニーレックスさんで修理してもらったときに再びポイント交換。しかしやはりL遅れ用のポイントは交換してませんでした。
良く見るとポイントに結構サビが・・・・今回L側遅れ用ポイントを交換します。
8
上が外した錆びてるL側遅れ用ポイント・・・・
下が交換するポイントです。2009年にニーレックスさんでポイント交換した時に外した2008年に交換したばかりの中古ポイント(笑)
ほとんど使用してませんからね?
今回はCD23Cさんの2009年の青コスモのポイント交換の整備手帳を参考にしてます。
水色の紙は1500番のペーパー、同じく真似して接点にあててみました・・・・
つづく
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