オイルコントロールバルブを何とかする
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
今、一部で話題になっているオイルコントロールバルブ(OCV)
VMG、VM4どちらもA、BとC型の一部のOCV(部品番号:末尾230または240)に不具合の可能性があるとの噂。
バルブ内部からのオイル漏れによりハーネスを伝って、ECUを壊すとか壊さないとか、、、
私もVMGのB型の最初の頃なので、みんトモさんの記事が気になってました。
そんな折、先日のLFM2022でもその話題が出て、急遽みんトモさん達のエンジンルームを見て回るOCVパトロール隊が結成されました。
その際は現場のノリで外観だけで一喜一憂してましたが、実際はコネクタを外して見ないと内部の漏れはわからないようです(T-T)
2
ECUが壊れると、エンジンが掛からなくなったり、走行不能になったりするので、たまに、いやそこそこ遠出する私には死活問題。
みんカラに投稿されている方々の整備手帳を参考に、部品を交換することにしました。
購入したのは、
・OCV本体、1個6,050円くらい
・ゴムのOリング、1個150円くらい
・スペーサーみたいなやつ、1個350円くらい
を4個ずつ。全部で26,000円くらいだった気がします。
※部品番号等は写真をご覧下さい。
先日、にゃー5さんがブログで書かれてましたが、漏れるやつにも末尾230と240の2種のバルブがあるとのこと。
まあ、どっちも漏れるんですが。
先走った私は末尾231を購入してしまい、よくよく調べたら私のは240→241の方でした。
どうも私の調査によると2015年2月製造くらいから240に切り替わった模様。(A型の後半)
定かではありません。ご注意を。
まあ、230と240はどっちも漏れるんですがね( ̄▽ ̄)
Dラーに問い合わせて確認したところ、「レヴォーグは多分全部240か241じゃないですかね?あなたの車体番号から調べると240ですね」とのこと。前半の全部24xは怪しいですが。
なので誤って発注した新品未使用の231が手元に4個新品未使用で残っています。
返品できないので、交換をお考えの方で末尾230シリーズにお乗りの方に多少お安くお譲りしようかと思っています( ̄▽ ̄)
シールとかバックアップリングはもうないけど。
3
OCV調査隊のlago.隊員もすでに交換の様子をUPされていますが、コントロールバルブの交換はエンジン周りが無改造なら比較的簡単です。
バルブ自体の交換については、そちらをご覧ください。
※写真がなかった( ;∀;)
コネクタを抜いて、ボルト2つを外して取り替えるだけ。
ボルトを抜いた後の本体はゴムリングのシールがしっかりしていれば、ちょっと抜けにくいです。
回しながら抜くといけると、見たのでそうしたら簡単にとれました。
私の場合、助手席側はオイルクーラーの配管と社外メーターの配線で狭くて少し大変でしたが( ;∀;)
それでも外すのはエアクリのダクトくらいで他の部品は外さずに作業できました。
4
外したコネクタの内部。
実は先日確認した際に、4箇所全てエレクトリッククリーナーで一度きれいに拭き取りました。
あれから高速やとぅーげなど、500km以上走りました。
するとどうでしょう、4箇所中、1箇所にオイルの侵入をはっけーん!( ̄^ ̄)ゞ
よく見ると向かって左側に薄茶色の汁がついています。表面はきれいでしたが。
OCVパトロール隊の特殊な訓練を受けた甲斐がありました。
バルブから漏れているのか、ハーネスから逆流してきたのかは不明ですが、先日確認の際はハーネス側は特にきれいにしたので前者が有力です。
5
参考までに運転席側にあるECUを外してそれに接続されているコネクタも外してみました。
※いつもはアレですが、今回はちゃんとバッテリーのマイナス端子を外しました。
ECUのコネクタを外すのに難儀しました。
ECU本体は、ECU上部のステー内側のナット2つを外して、少しセンター側に傾けて、上方向に引っ張ると抜けます。
下は写真の2本のち○こが例のゴム製グロメットにインサートされています。
エンジンカバーのそれと同じ。
二刀流というか、2本ともち○こです。
まあそれは良いとして、ハーネスのコネクタはロック機構のようなレバーをガチャンとすれば外れますが、コツが必要です。うまく説明できません。すみません。
ECUには3つコネクタがつながってますが、どれがどれかは不明。
ですが、この3つ全てにオイルが来てなければ、これより先には行っていないはず。。。
6
コネクタは設置状態で1番上になるちょっと小さいやつでした。
一目瞭然。
アウト。。。
黄色っぽいのはオイルです。
幸い?なことに、ECUのコネクタ側にはほとんど付いてませんでしたが。
まあギリギリchopってことで、いいのかな〜?(T-T)
7
交換完了です。
トルクレンチで確認しながら、6.5Nで締めました。
この手のものは今後、リコールになれば無料で交換してもらえるかもしれませんが、その気配は今の所なし。
交換が遅れ、積車運搬やそこからの移動、万が一の事故などを考えたら、結果安いのかもしれません。
安心を買うってやつです。
8
オマケ。
写真は左上以外、紙やすりとブルーマジックで蓋の表面を磨いたものです。
この前鏡面にして、YouTubeにUPしたいくらいきれいになりました(笑)
実際オイルは漏れるやつなんですけど。
※本来は4つともに左上状態で刻印も読めませんでした。
部品番号が刻印されているものもあるらしいのですが、私のは何やらわけのわからない番号でしたが、番号の下に2本の点線のアンダーラインが引いてあります。
230と240の違いは多分ですが、このアンダーライン。
ちなみに間違って取り寄せた末尾231の部品にはアンダーラインはありません。
同じく対策品ですが。
ほんと?
9
ほんとだってば。
左右とも対策品と思われる新品。
左は今回使った241、右は間違ってかってしまった前期231。
外観はこの刻印のアンダーラインが違うくらいでよくわかりませんでした。
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