• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

のむげんの"も~くん" [三菱 ランサーエボリューションX]

整備手帳

作業日:2023年4月21日

ブースト圧低下の原因究明と解決

他の整備手帳を見る 他の整備手帳を見る

目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 12時間以上
1
きっかけは先日のスロットルバルブ前のパイピング抜けでした。
ホースバンドを締めたものの、抜けた時の衝撃がトラウマとなり、暫くブーストを掛けるのが怖く、大人しい走りしかしていませんでした。

それからブースト解禁として踏み込んだ所・・・あれー、なんで1.2しか掛からんの?しかもレスポンスが超絶悪い・・・
なんか他に原因があるんかな???

大きいパイピング関係はざっと抜けや緩みがない事を確認しました。
そこでエンジンチェックランプ点灯が何か影響があるのかもと思い、Dに駆け込み忙しい中時間を割いていただきました。無理なお願いで申し訳ありませんでした。

診断機をあてるとこの前も出たエラーコード、P0068 エアフロ/MAPの信憑性チェック発生、201920km時、と出ました。
群馬行脚の際に発生した時は、アクセル開度に対してブースト圧が高すぎでコレが点灯。今回は逆で、アクセル開度に対してブースト圧が低すぎ、を拾ったんでしょうね。
しかし過去履歴なので、現在はECU制御にはなんら問題ないはずとの事です。
私は食い下がって、もしかして意図的に燃料カットとか、ブーストカットなど、ECUが異常な空燃比を学習して狂ったんではないか?と聞きましたが、異常に高すぎるブーストはエンジン保護の為カットするけど、私の様に低い圧を制御する事はないと言われました。

ソフト面が問題ないなら、やはりハード面の問題か?
2
パイピング抜け時に実はちょっと心当たりがありました。
私はスロットル前にYRさんのエアクリパワーネットを入れております。簡単にいうと茶こしのようなメッシュです。
もしかしてこれがスロットルバルブに物理的に干渉、バルブがそれ以上開けない状態になっているのが原因ではないか?と推察。

前回は出来ませんでしたが時間をとり、その収まりの修正と、スロットルバルブのクリーニングをやってみる事に。
今回はエアクリダクトとブローオフパイプを外し、スロットルバルブにアクセスしました。
3
茶こしは確かにスロットルバルブ側に吸い込まれていました。
しかし、どう見てもバルブに干渉するには距離が有り過ぎ、これは恐らく関係ないかな。

今回はコンニチハできたので、スロットルバルブの清掃を実施してみます。
4
スロットルバルブはモリブデンがコーティングされており、それを剥がすような強い溶剤はトラブルの原因になる為、現在Dでは使用していないそうです。
と言われたので今回は精製水と未使用のウエスをコンビにして、濡れウエスで拭き取る程度にしました。
でも、○○クリーナーとかを使ってみたかった(;^ω^)
5
指や長柄の物を突っ込んで無理やりバルブを押し開け、濡れウエスでふきふきしました。
バルブ下側は特に黒い汚れが付着しておりましたが、ほぼ綺麗に取れました。
6
これだけの汚れを回収できたので、通路もスムーズになったんでは?
7
ついでに見つけたSSTミッションケース上部のオイル滲み。
これはもう仕方ないみたいですね。漏れて垂れているのなら焦りますが、滲んでいる程度ならとりあえずスルー、後日再確認してみようと思います。
8
パイピング類とエアクリダクトを戻しました。プラネジもちゃんと固定完了。
とりあえずこれでブーストが戻ればオッケーですね。


そして試走・・・。
9
・・・・・・。



直ってないし。
しかもなんならブーストが1.0までしか上がらなくなっちゃった(;^ω^)

ここで自己判断やDIYでの復旧は無理だと悟り、主治医のYRさんへ連絡。
こちらもタイミングが悪く、緊急対応の案件があるらしく、仮に来てもらっても作業できるか今は分からないとの事。

それでも折り返しの電話で、ブーストコントローラーの配管の確認や、一部抜いてアクチュエーターの動きを確認する方法などのアドバイスを頂きました。
でもやはり私のこの環境ではそれを実行したはいいものの、更に悪化する恐れもあり、無駄足になってもいいから八王子まで向かうことにしました。
道中では、最悪触媒が粉々になって、排気がふん詰まりになってるかな?アフターファイア出しすぎちゃったかな?ブーコンが壊れたかな?最悪なのはタービンブローだな・・・

とかの心配事が頭を駆け巡っていました(;^ω^)


ちょっと長い信号待ち。これから長距離ドライブなので、ちゃんとした姿勢で座りなおし、周囲を整理しました。


で、右折信号が青になり加速・・・




シュイーン!


え?うそ?


おお、ブーストが戻った!?



ええ?なんで?



答えは下で(笑)



10
こいつが元凶でした(笑)


フロアマット!
しかも何層も敷いている為固定できず、徐々に前にずれていく。

これがアクセルペダルの裏で丸まったりして、物理的にアクセルペダルを踏み込めなくなっていたのが原因でした(爆)


いやー、あまりにもアホくさい原因で笑いました。そりゃあどんどん前にずれていくにつれて、どんどんアクセルペダルが踏み辛くなりますよね。だからブースト圧も1.2から1.0に悪化した。レスポンスもこいつが邪魔してれば、それは悪いに決まってますね。

あまりにアフォな原因、忙しいところ親身に相談に乗って頂いたディーラーとYRさんには速攻で電話して、原因を伝えました。
ご迷惑をおかけしてすみませんでした。

あ、この一番上の黒いマットは元々ABで購入してましたので、ABのごみ箱に処分しました(;^ω^)
11
こちらがOBDⅡでのブースト圧表示。
最大1.54Kpaまでしか表示されませんが、振り切っています。
12
アナログデフィのブースト計。
およそ1.7まで上がりました。
13
こちらはEVC7の表示。
セットDで、私は概ね1.6-1.7Kpaにセッティングしていますので、1.63はターゲット通りのブースト圧になりました。


ちょっと出だしが大げさに書きましたが、意外とこんな事が原因である可能性もあるよ!というオチでした。

イイね!0件




関連コンテンツ

関連整備ピックアップ

梅雨前洗車

難易度:

パワステポンプに付いているステー

難易度:

テールランプとバックランプの交換

難易度:

エアバイパスバルブ交換

難易度:

エンジンオイル交換+添加剤投入

難易度:

オイルキャッチタンク外しwww

難易度:

関連リンク

この記事へのコメント

2023年4月21日 21:22
こんばんは。
壊れてなく、何よりです!
コメントへの返答
2023年4月21日 21:49
こんばんは。
意外な落とし穴でしたが、不具合でなくてよかったです(^^)
2023年4月23日 19:18
こんばんは😊
アハハ、驚きましたね。どこかのパイピングが
また抜けたのでは?って一瞬思いました。長く
乗っているとネジも緩みや脱落などがあるので、
年一は、確認するようにしています。
コメントへの返答
2023年4月23日 21:29
こんばんは。
いやーお恥ずかしい話で😅オチを先に出しちゃうとつまらないので結論を後回しにしました(笑)正に灯台もと暗し😅確かに日々のセルフチェックは大切ですね。

プロフィール

「@こばかつ さん、念願のマイエボプラモ、おかげさまで納車していただきました。エボいじりで今後迷ったときは、見つめなおしていきたいと思います。ご家族もいつもよくしていただきありがとうございました。チェキを撮ってもらったのは初めてです。こちらも大事にしていきます。またお会いしましょう」
何シテル?   06/15 22:53
のむげんです。よろしくお願いします。 HNの由来は、小学生時代につけられたあだ名です。 車いじりの方針は見た目は大きくは変えず、純正+αのスタイルを目指...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

愛車一覧

三菱 ランサーエボリューションX も~くん (三菱 ランサーエボリューションX)
三菱 ランサーエボリューションXに乗っています。 通勤、街乗りメインで吸排気等ライトチュ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation