2018/05/25 時点でのMyGC8の状態を記す.
GW明けにZAO International Circuitで試走会.
その翌日からエンジン始動時にクランキングが詰まるような症状が発生.
このときは点火プラグかセルモーターだろうと考えていた.
数日後にプラグ交換を済ませ燃焼状態を確認.
助手席側2バンクはきっちり焼けているようでプラグにすすの付着などなしだったが運転席2バンクは全体的に黒ずんでいた.
プラグ交換を済ませECUリセット後に一本j踏み抜く.
このとき何かが焼ける臭いがしていたが停車中にミラーを見るとマフラーから多量の白煙が発生していることが判明.
前々から気がついてはいたがブローバイガスの量が通常よりも多いことからエンジン本体をやっつけたと考えた.
ブローオフバルブの配管に付着するオイル量が多く,I/Cを外してインテーク配管の内部を見ていくとやたらとオイル付着量が多い印象だった.
ひとまずエンジンオイルを交換し,0w40だった粘度を10W50に引き上げオイル上がりとしての対処を行った.
排出されたオイルは金属粉が多く,この時点でコンロッドもしくはクランクのメタルが流れたかピストン関係が逝ったと推測.
ココまでが時系列に羅列した状態表示.
以下に現状を箇条書きする.
・燃費は落ちた(10km/L→8km/L)
・マフラーから白煙.
・水滴がマフラー出口に付着.
・オイル粘度を上げる前は白煙の臭いが「焼ける臭い」と「生ガスの臭い」があった.
・オイル粘度を上げると「生ガスの臭い」が大半となった.
・エンジンルームからは打音の発生はなし.
・オイルレベルゲージ,フィラーキャップ部から白煙.
・オイルパン後部(ミッション側)にオイルが多量付着.(ドレンボルト周辺から滴るほど.)
・タイベルカバーにオイル付着.
・アイドル,吹け上がりの回転数はばらつきがなく,一定の割合で変化する.
・吹け上がりは少し重たい印象を受ける.
・運転席側2バンクのEXポートを確認すると2バンクのうち車両後方側のバンクだけがポート内が湿っていた.
・マフラー出口及びEXポートに付着している水滴はオイルよりも粘度が低い.(水のようにサラサラしている)
これらのことから当該バンクのピストンのオイルリングが吹き飛んだことによるオイル上がりが原因と推測される.
オイルが燃焼室に回ったことで混合気の燃焼が阻害され,O2センサーとノックセンサーによるフィードバックで燃料がリッチに調整されているのではないかと考えられる.
燃費が急激に落ちる症状はノックセンサーの不調でもあるためまだ「エンジンブローである.」と断定できないが概ねセンサーの不調かエンジンブローかに絞れたと言える.
しかし,ノックセンサーの不調であれば4箇所すべてのEXポートが湿っていてもいいだろうし片側2バンクだけ燃焼状態が異なる.なんてことは起きにくいだろう.
こういったことからエンジンそのものにダメージが入っていると考えられる.
対応
現時点で6月末に引っ越しの可能性があるため,設備拡張は不可能.
そのため,あと1ヶ月は不調エンジンで戦わないといけないことになる.
一応街乗り自体はできるため戦闘状態にならない限りは延命が可能といえる.
載せ替えプランとしては
・同型のEJ20Gにそっくりそのまま載せ替える.
→手早く終わるが出玉がないこと,程度が不明瞭な点が挙げられる
・現在搭載しているEgをOHする.
→時間,金ともに要求値が高くなる.
・定番の流用OH
→すでに実例はある.
の3つがあり資金繰りとDIY難易度を考えると3つ目の流用OHが最終的な選択肢になりそうだ.
EJ20Gヘッドが生きていればそれを流用してブロックにGD型に搭載されているブロックを持ってくる手法となる.
いっその事乗り変えればいいではないか.という意見もある.車自体をやめればいいじゃないかと諭されるときもある.
他に何がある.
車がなかったときの生活を考えると「引きこもりゲーム三昧」「常に燃えきらないくすぶったナニカ」という状態だったな….
ということで必要になりそうなものをひとまず挙げていくと
・エンジンクレーン
・エンジンハンガー
・エンジンスタンド
・エンジンフック
・ドナーエンジン
・対応するオイル,水のパッキン類
が必須.
・クラッチ関係
がやってしまったほうがいいかもしれない程度.
この夏はエンジンを.秋口にブレーキを.来年以降の維持りはまた考えよう.
(どうせならミッションギアの表面処理をしたい)
こんなことろかな.さぁ,どうやって復活させようか.
俺だけの戦闘機だ.納得できる妥協点を見つけようじゃないか.
Posted at 2018/05/27 16:47:03 | |
トラックバック(0) |
分解・整備 | 日記