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平日の昼下がりに訪問です。
自宅の目と鼻の先の店ですが「近所にあるからいつでも行ける」という心理から、一度も訪問したことのなかったお店です。

先日の「盛岡冷麺」も迷ったのですが、未訪問の方を優先し、こちらへ。

まずは店舗外観です。
産業道路に面しており、駐車場はありません。
クルマでの訪問ならば、近隣のコインパーキングを利用が必須です。


出前もやっているようで、お店の横には出前用と思われるカブ。


お店の前には岡持ちが置かれています。


お店に入ると、左手にカウンターが10席ほどに、4人掛けのテーブル席が2つ。
カウンター、テーブルともにコロナ対策の仕切りがあります。


カウンター席の椅子は、「町中華といえばこの椅子！」と感じさせるとともに、おおいに昭和の情緒を感じさせます。


卓上の調味料は一般的なものとなります。


メニューです。
お店の入り口には「日替わりランチ」もありました。
ラーメンは500円と、なかなか安い。価格も昭和です。



裏面のメニューは一品料理と、麺とのセットメニューです。


壁には、冷やしラーメンや、冷やし担々麺、ジャージャー麺など。


ラーメンセットを口頭で注文し、提供をまちます。
調理はご主人、接客は奥さまが分担されています。奥さまはお客の水やなど、細かに配慮されていて、好感が持てます。


箸袋はお店の名前や住所が入ったもの。雷門模様がご主人の気持ちを表しているようです。厨房や店内の手入れの行き届き具合が、その心の表れと思われます。


ほどなくして、ラーメンセットが提供されました。

ラーメン1人前、半チャーハン、焼売2ケ、マカロニサラダ、お新香の内容で850円はなかなか。



まずはラーメンです。
鶏ガラ主体と思われる、町中華ではオーソドックスなラーメンです。
スープの油は少し控えめで、カエシがやや薄めです。


トッピングは青菜、チャーシュー、海苔、メンマ。
価格を考えたら、充分なトッピングです。




麺は中細で、ゆるやかなウェーブを描いている麺です。
加水率はやや高めの様で、プリプリした食感の麺です。茹で加減は、じゃっかん柔らかめですが、許容範囲内です。


焼売は、意外に大きくしっとりとした皮に、肉がパンパンに詰まっています。
味付けが程よく、とても美味しいです。


半チャーハンの具は、刻みチャーシュー、ネギ、タマゴとシンプル。
味付けは程よくいい塩梅。炒め具合も程よく、適度にしっとりしています。


米粒に、十分に調味料とラードがまわっていて、後を引きます。
タマゴの風味と、鶏ガラスープの味わいがたまりません。


夢中で完食しました。
ごちそうさまでした！美味しゅうございました！！

一品料理の値段が手ごろなこと、自宅からの近さから、今後は行きつけになりそうです。ここでビールをあおりながら、食べる中華料理。良さそう…(妄想
一つ思うのは、もう少し営業時間が長かったらなぁ。。。

【お店情報】
店名 香新 東町店
住所 埼玉県さいたま市大宮区東町2-253-5
電話番号 　048-648-0566
営業時間　11:00～14:30　17:00～20:00
定休日 　不定休