目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
ヘッドライトをLED化したにも関わらず整備手帳を書き忘れてました。
かなり遅くなりましたが交換手順について解説していきたいと思います。
使用したのはHID屋のLEDバルブ(D3S)です。
交換に必要な工具と資材として+−のドライバーと8mm・10mmのスパナかレンチ、養生テープ、マスキングテープ、それと手袋があれば大丈夫です。
2
250系XF後期型2.0Lのエンジンルームです。
見ての通りヘッドライトユニット後方の様子は左右で大分異なります。
ほぼ何もなくスカスカな運転席側に比べて助手席側はエアクリーナーボックスが鎮座しているので作業の難易度が上がっています。
(XFRや3.0&4.2のS/C付車は両側にエアクリボックスがあるようなので左右どちらも大変そうです)
3
撮影しやすい運転席側にて解説していきます。
上の写真を参考にヘッドライトユニット背面の蓋を矢印の方向に回して外し、中のバルブも同様に外します。
下の写真で青い矢印が指している辺りに、バルブをライトハウジングへ固定している部品があるので赤い矢印の方向へ回します。
多少奥まっていますが、成人男性の手でも難なく入るので作業上問題ありません。
外れたらバルブを固定部品ごと引き出します。
4
HIDバルブにはライトハウジングへ固定するためのエリザベスカラーのような部品が付いているので、外して新しいバルブへ移設します。
(所謂ロックtoロックのちょうど中間くらいで止めると横にスライドしてバルブから外せます)
移設したら先程と逆の要領でバルブを取り付けます。
あらかじめエリザベスカラーを背面から見て反時計回りいっぱいに回しておくと、すんなり定位置に嵌まります。
5
写真中央に映っている銀色のメッシュを被った配線がHIDバラストからの線です。
HIDの場合は直接バルブに差してありますが、今回はLEDのため写真のように黒い箱(定電流装置?)が間に入ります。
接続したら配線に折り曲げや荷重等の負担がかからないよう注意しつつ、ライトユニット内に収めます。
バラストからの線の右側、LEDバルブの冷却ファンの下に見えるスペースにちょうど良く収まります。
収めたらライトユニットの蓋を戻して終了です。
助手席側も要領は同じ(回す方向も同じ)ですが、エアクリーナーボックスが作業の支障になるので一旦取り外す必要があります。
6
ちょうど作業スペースをすべて占領するかのようにエアクリーナーボックスが鎮座しています。
10mmのレンチでボルト2本を外せばボックス自体は浮くのでこれでも作業できなくはないですが、インレット&アウトレットのダクトやO2センサーなどが付いていて自由が利かないので、横着せず外したほうが断然楽です。
赤丸で囲んだO2センサーのコネクタを抜いて外します。
端子部にゴミが入らないようマスキングテープ等で養生します。
続いて緑色の丸で囲んだボルトを回して(マイナスドライバーか8mmのレンチを使用)ホースバンドを緩め、ダクトをボックスから外します。
エンジン内にゴミやホコリが入らないよう、ダクトの口にビニールを被せて輪ゴムで縛るか養生テープを貼って養生します。
エアクリボックス側も同様にテープ等で養生します。
7
上の写真でホースバンドの下に見えているのがインレット側のダクトです。
コイル線材と不織布で出来た提灯のような構造のパーツで、繋がったままエアクリボックスを動かすなど無理な力を掛けると破れてしまいます(実証済)。
但し見ての通りロックタイで結束されているので、インテークファンネルごと外した方が良さそうです。
下の写真の赤丸で囲んだスクリベット2本をプラスドライバーで回してファンネルを外します。
こちらはエアフィルターの一次側なので養生は不要です。
助手席側バルブの交換を終えたら逆の手順でファンネルとエアクリボックスを取り付け、アウトレット側のダクトとO2センサーを接続して完了です。
材料と工具が揃っていれば両方合わせても1時間あれば終わると思います。
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