ステアリング・リレーロッドのブーツ交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
フロント下回りのグリスアップポイントでもあるリレーロッドエンドのブーツからグリスが漏れちゃうのが以前から気になってました。
ガタとか遊びは無いけどブーツだけ交換しときたいのでバラしていきます
※以前交換したのはリア側
2
使った工具達
・インパクトレンチ
・19、22㎜のソケット
・割柄ドライバー
・ハンマー
・歯ブラシ(中古)
・ラジオペンチ
・17-19メガネ
・7㎜ソケット&ラチェットレンチ
・タイロッドエンドプーラー
・貫通ナット(m10×1.25)×2個
・トルクレンチ
・グリスガン
・パーツクリーナー
・ワコーズ ラスペネ
・その他(グローブ、ウエスなど)
3
まずはラジペンでナットの割りピンを真っ直ぐにして引き抜く
4
インパクトでクラウンナットを緩めて外す(19㎜)
5
ロッドエンドが外れた時に吹っ飛ばないように貫通ナットを取り付ける(本当は袋ナットが良いと思う)
穴にラスペネ(潤滑剤)を吹いておきましたがあんまり効果無かったかも
6
タイロッドエンドプーラーを差し込んでプーラーのボルトを締め込んでいく。
締め込んではアームの側面をハンマーで叩いてを繰り返すと「バキンッ❗️」という衝撃音と共に抜けます。
本当にこの瞬間は慣れないですね…
7
テーパー形状になってるので簡単には抜けないようになってます。
取り付け時は締め込んでいけば勝手に入ってくれます。
8
運転席側は下に抜けるので抜け留めのナットが良い仕事してくれます
グリスが汚いですね…
9
ロッドの両端が外れたらステアリングダンパーのナットを緩めて外します。
自分のは社外品なので19㎜のロックナットが使われてました
10
無事にリレーロッドが外れました
長い棒の両端が今回の作業箇所です
11
ロッドエンドの「プラグ」にマイナス溝が切ってあるので割柄ドライバーで回して外します。
奇跡的に回ってくれて一安心
元々の位置をよく覚えておいた方がいいですね
12
外したついでにお掃除
汚れたグリスを取り除いて歯ブラシでゴシゴシ洗いました。
今回の目的のブーツ交換する為にはボールジョイント(ボールが付いたピン)を抜かないといけないのでココまで来たら全部バラしちゃお!ってなりました
13
反対側も洗浄
こっちはちょっと長くてプラグ側にもスプリングが入ってました。
グリスニップルは7㎜のソケットで緩めて外しました
内部部品に錆とか無くて一安心
14
ここまで来たら外側も綺麗にしていきます。
真鍮ブラシで錆と剥がれかかってる塗装を削り取ったら洗って脱脂。
軽くバーナーで炙って温めておきました
15
リーフスプリングにも使ったサビランジャー・高防錆塩害ブロックコートで塗装しました
下周りに塗るには最適な塗料だと思います
16
今回交換するブーツ
左右で部品が違います
17
ボールを挟み込む部品とプラグを取り付けてグリスを詰め込んでおきます
バンドも新品買っておけば良かったかな〜
18
ブーツの内側にグリスを塗って穴の位置見ながら被せていきます。バンドで固定したらグリスニップルを取り付けました
19
ボールジョイントにグリス塗って差し込みます。
はみ出たグリスを拭き取ったらグリスニップルからグリスアップしておきます
20
プラグを元々の位置ぐらいに締め込んだらボールジョイントの動きを確認します。
硬すぎず柔らかすぎない丁度いい具合…
しっかり締め込んでから1回転戻しぐらいでした
21
穴の位置を合わせて割りピンを差し込んで曲げる
これでリレーロッドのブーツ交換完了
やる事は運転席側、助手席側共に一緒でしたね。綺麗になって気持ちいいです
22
先に助手席側を上から差し込んでおきます
23
運転席側を下から支えながら差し込んでクラウンナットで締め付ける
締め付けたら穴の位置を調整して割りピンを差し込んで曲げる
24
運転席、助手席側のナットの締め付け、緩み留めが終わったらステアリングダンパーのナットを締め付けて完成!
一応、手でゆすってガタとか遊びが無いか確認。
25
試運転して違和感が無いのを確認。ステアリングのズレなどは発生しませんでした。
次は何やろうかな〜
[PR]Yahoo!ショッピング
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク