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第１回レポートにて組み込みしたタイヤを装着して、いよいよテスト開始です。

スタッドレスタイヤなので冬道がメインではありますが、先ずは雪の無い路面からインプレをスタートします。



ステージ① 乾燥路・高速ワインディング
札幌近郊のＲ２３０中山峠。制限速度＋α程度で走っていても大型トラックにつつかれる高速ステージｗ
路面凍結の心配を考慮すると半年間はスタッドレスタイヤで過ごさないといけない北海道では、乾燥路面での性能も不可欠です。
スタッドレスとしては珍しいスピードレンジＳという設定ゆえに、コーナリング時の安定感は従来のスタッドレスタイヤを大幅に超えています。
ロードノイズは住友ゴム製という事を考えると許容範囲。



ステージ② 乾燥路・高速道路
高速安定感が優れているという能書きなので、当然高速道でのテストも実施します。
選んだのは道央自動車道下り線の江別西～三笠までの区間。レーンチェンジでの揺り戻し等の不安な挙動は無く、やや強い横風でも安定感の良さを発揮。



ステージ③ 乾燥路・ワンダリング性能チェック
千歳市のＲ２７６、支笏湖畔の通称｢苔の洞門ストレート｣。
見通しの良い直線道路ですが、トラックやバス等の大型車の通行が多く特に轍の深い区間。
スクエアショルダーのスタッドレスタイヤには厳しい条件の路面で追い越しレーンチェンジを試みてみますが、乗り越えは多少キツいものの剛性感のあるハンドリングで不安定な感じはありません。



ステージ④ ウェット路・水溜り区間
Ｖパターンでウェットも強いという事で当然チェックします。
直線道路でやや深い水溜りでも不安な挙動はありません。ちなみに過去同じ場所で浮いたタイヤは２銘柄。１つは国内一流メーカーのタクシー向けタイヤ、もう１つは某国産スタッドレスタイヤ。前者は耐摩耗性を重視しすぎて基本性能が疎かになっている悪い例。後者はおそらく雪上性能の向上を狙ってストレート溝にラグ状の突起を入れたのが敗因。



次回は本格的な冬道でのインプレッションをお送りします。