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■昨シーズン装着していたスタッドレスタイヤのメーカーをお答えください
（装着していた方のみ）
TOYO　GARIT Ｇ４　195/65R15 91Q

■これまでにミシュランのスタッドレスタイヤを履いたことがありますか？
あります。
ハチロクにXM+S100(マキシグラス２)、親のY31グロリアにマキシアイス２、親のクルー教習号にX-ICE2。　

■その時の印象はどのようなものでしたか？
（ウインタードライブでのエピソード等がありましたら、併せてお答えください）
マキシグラス２は本当に良かった。コンパウンドよりパターンで効かせるタイヤ。
マキシアイス2はそこそこだったかなあ。ドライの静粛性は良かったような。
X-ICE2はTレンジなので全体的に硬いからか、氷雪路でコーナーでの粘りが足りない気がする。タイヤサイズの割りにクルマが軽いのも要因かも知れない。

■愛車情報ならびにタイヤサイズをお答えください。
メーカー／車名／年式：日産クルー　平成１９年式　駆動方式：FR
タイヤサイズ（前）：195/65R15
タイヤサイズ（後）：195/65R15

■X-ICE XI3を履かせた愛車の使用用途を教えてください。
（ex.通勤、通学、帰省、スキーなどのレジャー）
また、氷雪路面とドライ路面を走行する割り合いをおおまかに教えてください。
（ex.氷雪路面：ドライ路面＝３：７）
主にドライブですが何処でも行くのでトータルバランスが重要。
圧雪３割、アイスバーン４割、深雪１割、ドライ２割くらい。

※この記事はミシュラン最新スタッドレス
「X-ICE XI3」、ロング・ロングモニター！について書いています。

日産車のフードバンパーラバー(６５８２２-０１Ｍ００)は経年劣化でひび割れて潰れていることが多いですね。

コレをトヨタ車用(９０５４１-１５００４)に交換します。コッチは潰れてるのを見たことが無いので、新品じゃなくても解体車からもぎ取ってくればオーケー。

一切無加工、工具要らずなのもポイント。クルー以外にもＲ３２～３４スカイライン、Ｙ３１～３３セドリック/グロリア、セレナやエルグランドなど幅広い車種に応用可能です。
ボンネットの沈み込みにお悩みのアナタ、お試しあれ。

なんだかんだで前回より１年以上開いてしまいました(汗

さてさて、３回目のお題はリヤコンビネーションランプ。
絞り込んだリヤセクションにあわせた、小さめのランプが装着されています。
ですが、これが｢安っぽい｣だの｢デザインが投げやり｣だのと酷評されています…

それじゃデザインって一体なんなのよと。

クルーが大切にしているものは、決して｢上級感｣ではないのです。
小型タクシーのために設計されているんだから当然ですね。
小さいながらも上下にテール/ストップランプを配し、被視認性に配慮しています。
片側２個なので、運行中に球切れしてももう１個で被視認性を確保できます。
また若干スモーク掛かったレンズにより、直射光の当たる晴天時や夕暮れ時でもハッキリとわかるようにしています。
乗客の命を預かるクルマなのですから、被視認性は最重要課題です。

被視認性といえばもう一つ、このテールランプは外側３分の１くらいが斜めになっているので、真横から見ても点灯状態を確認できるのです。
だったら側面に回りこませたデザインにすればいいでしょ、って思うところですが、そこはそれタクシー専用車ならではのポイントがあるんです。
ランプレンズを車体外側面から遠ざけて、車体が接触してもランプが壊れにくい設計になっているのです。
小型でシンプルなデザインにすることによって、交換が必要な際でも修理コストを低く抑えることが出来ます。
ただ単に高級そうに見せるとか車格感を重視するとかといっても、その用途にそぐわないものは｢正しいデザイン｣とは言えません。

平成１７年１２月マイナーチェンジによって、リヤコンビネーションランプのデザインが大幅に変更されましたが、コレは構成部品点数削減による製造コスト低減が主な目的。
従来の２重レンズをやめて近代的なマルチリフレクターになっていますが、前述の被視認性に関しては後退していると言わざるを得ません。

規制緩和や景気悪化により販売台数が減少した結果として、本来タクシーに求められる基本性能に忠実な設計思想が否定されてしまったことが悔やまれます。

後期テールの｢最終の１つ前型｣オーナーですが、クルーはやはり前期テールが美しいと思うのです。

久々の更新になります。

あ、皆様あけましておめでとうございます。
相変わらずの放置っぷりですが、本年もよろしゅうお願いします。

さてさて、今回のお題は｢クルーは失敗作だったのか？｣について。
いきなりのタブーネタのようですが、とりあえず１０年以上生活を共にしてきた一個人の主観によるものですんで(苦笑

ご存知の通りすでに生産を中止したクルー、車台番号から追った結果は最終型(07.08～08.09)で４０００台程度。年間２０００台ほどの台数で売価２００万弱の車を作り続けるのが無駄だとでももってたんでしょうかねぇ。利益率は低くても、公共性の高い商品を作ることこそが大企業の使命だと思うんですが。

まあライバルのトヨタ・コンフォートに大きく水をあけられていたのもまた事実。でも本当に｢ダメなクルマ｣だったんでしょうか…

よく言われるのが｢ボディが弱い｣｢ゴムや樹脂部品が弱い｣などといった事。
ボディが錆に弱いのは事実。筆者も相当に悩まされましたが、これは年次改良でかなり改善はされてきました。ただ絶対的な防錆性能ではコンフォートに敵いませんが。
原因としては、鋼鈑自体の防錆性能が劣っている(と謂われている)事と、パネルの合わせ方法など構造による要因が挙げられます。
ゴム部品の劣化についても、確かにトヨタ車と比較すると総じて弱いです。まぁホース類や各インシュレーターの類いは消耗品なんですが。

しかし上記の不具合は別にクルーに限ったハナシではなく、日産車に共通する問題なのです。同時期に設計されたローレルやスカイラインも同じように腐りますし、さらに上級なセドリックやシーマでも錆びます。ゴム部品の劣化もまた然り。
つまり、クルー固有の設計に起因したものではなく、日産車全体の抱える問題およびブランドイメージによるものなのです。
メーカーサイドでもっと整備性などの優位な部分や、改良によって耐久性が向上してるのをアピールするべきだったのではと思えてなりません。

あえて云うなら、車そのものより販売戦略の失策だったのかも知れません。

　日産クルー(Ｋ３０型)は、１９９３年７月に発表された小型タクシー向け車輌である。プラットフォームこそ他車の流用によるものだが、近代日本で唯一、小型タクシー用途として外装パネルを全て新設計した車輌でもある。従来タクシー向けとして生産されていたブルーバード(９１０型)とローレル(Ｃ３２型)を統合する形で、販売チャンネルも日産系・モーター系の扱いとなる。

　ボディサイズは小型タクシーの基準に合わせた全長4595mm×全幅1695mmとなっている。全高は1460mmで、５ナンバー枠のセダン型乗用車としては背の高い部類に入る。
一方ボディデザインは、四隅を絞り込んで意図的に大きさを感じさせない物となっている。敢えて車格感を出さず、小型タクシーとして親しみ易いデザインとしている。
よく「安っぽい」「上級感がない」などと酷評されるが、デザイン論を一般的な乗用車と同列に語るべきではない。用途に合ったものでなければ、本来のデザインとは言えないのである。