リアブレーキのディスク化
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
ネットで16年ワークス、4WD、5MT、実動車外し、という安いリアアクスルを見つけたので入手しました。送料込みで2万円弱でした。
写真が現物ですが、少しの錆や、汚れは有りますが、ブレーキホース、ブッシュなど多少の劣化以外問題は無く、このまま使える状態なので、リペアして使う事にしました。
キャリパーのピストンもちゃんと動いていました。
ドラムでも全く問題は無いのですが、唯一メンテナンスの面倒さと、湿気ったときの効きすぎが嫌だと感じていました。
2
実動車外しということですが、暫くは放置されていたようで、ローターは錆ていて、表面は凸凹していました。
2時間ほどかけてローターとシューの表面を#120のペーパーで研磨して再使用としました。
本来なら交換すべきですが、財布の中が心許ないための判断です。
3
仮に組んでみた写真です。
ローターは表面を研磨しましたが、0.2ほどの段差が残っていますが、問題ないでしょう。
錆止めと銀スプレーでお色直しをしてあります。
4
ホーシング部はステンのワイヤーブラシで錆と汚れを落とし、シャシーブラックで塗りました。
車に付いた状態では大変な作業ですが単体なので楽な作業です。
ローター、キャリパーもこの段階で取り付けておきました。
結構時間がかかり今日の作業はここまでとしました。
5
二日目の作業です。
車を上げて馬を噛ませた後、車内から作業開始です。まずはサイドブレーキワイヤーを外します。調整ナットを緩め、金具からワイヤーを外し、ワイヤーケースを引っ張って、固定部から抜きます。そしてフロアーカバー裏のブッシュとも押出すと車外に取り出せます。
6
次はABSセンサーの配線を外します。後部席前部、フロアーカバー裏に隠れています。
左右のスカッフプレートを取り、フロアーカバーを捲ります。ABSセンサーのコネクタはロックは有りますが、解除レバーがないので細いピックを差し込み強引に外します。
そしてカバー裏のブッシュを押出し車外に出します。
ABSセンサーの配線は左右にあります。
これで社内の作業は終わりです。
7
デフの下をジャッキで上げておき、まずプロシャをデフ前で切り離し、ダンパーやスプリングなど外せるものは全て外しておきます。
ブレーキホースは車体側のジョイント部で外します。
六角の頭を舐めないよう注意が必要です。
私はモンキーを掛け、ガタが無いように締め付けてから回しました。
外れたら車体側の細い配管に栓をしておきます。私はビニールテープを丸めて挿しておきました。
栓をしないと、フルードが垂れて大変です。
あとはリンクの取付ネジを外せばリアアクスルは降ります。
重量物の作業は注意しながら、慎重にやらないとケガをします。
私は時々失敗をし反省しています。
8
後は逆手順で組付けて各部の確認をし、エアー抜き、サイドの引き量を調整して完了です。
サイドブレーキワイヤーを取付けるとき、ブッシュを入れるのに苦労しましたが、潤滑剤を吹いたら簡単に入りました。
ディスクにした感想ですが、やはり効きがマイルドになりました。
ドラム式の方が、通常効きが良いようですが、ディスクも効きに関しては全く問題はありませんでした。
ローターとシューは折を見て交換します。
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