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新車ラインナップの中で気になる1台として、
ビートルやミニ、チンクなどに一石を投じた
アンチレトロ路線のシトロエンDS3です。
このご時世に豊富なラインナップで、
いろいろな組合せが創ることが出来、
自分色の1台を作ることも出来るんです。
サイズはデザイン上小さく見えるが、
実際のサイズはかなり大きく、
後部座席もトランクも使えるサイズ。
そんなシトロエンDS3に乗ったのは、
一番スポーティーなスポーツシックのMTです。


輸入車の右ハンというのにABCペダルが
比較的自然な位置にあり意外と運転しやすい。
しかもDセグメントでは考えられない、
クルーズコントロール付という贅沢仕様。
内装は180cmの私がギリギリ乗れる程度であるが、
普通で考えると使えるレベル。
しかもBピラーにはグリップが付いており、
降りやすさだけでなく、走行中に横Gを感じた時の支えにもなってくれる。

いざ転がしてみるとミニと共同の1.6ターボとは思えないほど、
低速から比較的トルクがあり、それで居てスムーズな加速でなかなか速い。
そうかと思うと、エコアシストの従うままにシフトアップしていくと、
そこはシトロエンの大人らしい味わい運転が出来、
1人で乗ってもお客さんを乗せても使えるやつです。

タダ残念なのは乗り心地とロードノイズ。
フランス車らしくコーナーではストロークさせて粘るような感じであるが、
その割にフランス車らしくない突き上げ感があるんです。
嫌な部類のものではなく、気になる程度のものですが。
外からの遮音性は申し分ないですが、ロードノイズは結構耳に突きます。
原因はこのグレードのみミシュランではなく、ブリジストンのポテンザだから？
どうもこの選択がロードノイズや乗り心地を悪くしているのかも。


まあこんな感じでしたがこのクラスではかなりの好印象でした。
私が感じたように多くの方が良いと思っているようで、
シトロエンでは珍しく結構売れているようですよ。