2014年06月03日
車検(まだ半年ありますが)を目前にして、このまま乗り続けるか入れ替えるかを検討する時期になりました。
で、入れ替えるならとプリウスαを半日借りてみました。
5月31日、気候は初夏というより夏。
柏市から香取市までの往復で、一般道(田舎道)、市街地を約120キロの走行です。
出だしの感じは
大凡プリウスと変わらず、ただ何となく静か(愛車も3年経つとちょっと騒音がきになる?)。
大きさは微妙に大きくなっていますがそれほど気にならないです。
アクセルはプリウスより軽く感じるせいか、得意としたモーターでの発進が難しく、油断すると思ったよりも前にエンジンが始動してしまいます。
そのため、走行初めの燃費がプリウスほどに伸びません。
(走り初めにリセットして、始動後は一旦落ちますが、プリウスだと割と短い走行距離で20Km/lに燃費が達してましたが、プリウスαだと約倍の距離で同程度でした。
車体の重さが出だしでの燃費向上に影響しているかもしれません。
運転感覚は
シフトの位置がプリウスよりも前方に移動したので慣れが必要かと。
プリウスの時は腕の位置は走行時と変えることなく、シフト操作ができたので意外と楽でした。
今回は腕を動かす必要があり、カミさんもちょっと戸惑っていました。
メータ類はプリウスと少しずつ違っていました。
まず、燃費計がアナログ(バー)からデジタル(数字)に変わり、「何でデジタル?」という疑問がありました。しかも表示切替しなければならず、切り替えると平均燃費が解らないというのも問題でした。
ハイブリッドシステムメータが標準で出るようになったのはうれしいです(プリウスは表示切替をして使っていました)
トータル的には、プリウスの表示の方が私は好きです。
表示切替をすれば、瞬間燃費、ハイブリッドメータ、平均燃費が全て表示されます。
αでは、ハイブリッドメータは標準で表示されますが、瞬間燃費と平均燃費はどちらかになります(まあ、どちらかというと瞬間燃費はどうでも良いのですが)。
それとハンドルについている操作スイッチの配置がプリウスと違っていたのでちょっといただけないです(最新のプリウスはどっちか確認していません)。何で変える必要があるか疑問です。
変えるならプリウスもαも(というかトヨタ車標準を作ってほしいものです。一度決めたら変わらない方がいいですが、それぞれ違うのはどうも納得できません)
室内の感じは
一目瞭然はヘッドクリアランスです。前席も天井がわずかに高くなっていますが、後席(借りたのは5人乗り)の天井は高い!
それに以前の車(シャリオ~グランディス、MPV)ではふつうだった後席のリクライニングが付いている点は家族には大好評、高得点でした。
それと荷室の大きさはやはり桁違いです。車格的には以前のシャリオグランディスくらいになった感じかも知れません。
空調は、吹き出し口がプリウスよりもプリウスαの方が大きいので暑い夏などはすぐに室内を冷却してくれそうです。
香取市までは農道というかなだらかな渋滞のない道でしたので、そこまでの省エネ運転での燃費は28km/l。ちなみに同じ道でプリウスだと(2週間前に走行)30km/lなので約1割ダウンです。
街中では、プリウスもプリウスαもさほど違いはないでしたので、感想は割愛します。
ただ、運転席からミラー越しに見る後方視界はプリウスのようなバーでの視界障害もないのですっきりです。
帰路はちょっとラフな運転(ちょっと急いで帰る用があったので)をしてみましたが、往復平均で26km/l。前回、香取市にプリウスで行った時も同じような状態での帰路で結局28km/lくらいでしたのでやはり1割ダウンと言ったところでしょう。
トータル的な印象として
・運転するには手ごろなボディサイズ。荷室が大きくなったので納得。
・だけど操作面でプリウスと違うのは納得できないです。
・燃費はプリウスより1割減。まあ乗り心地を考えると納得。
・後席は広くなり、ゆったりして、シートがリクライニングできて納得。
・安定性はプリウスよりも上。まあ納得。
・金額的には上記のとおり仕方ないかなと言った感じでまあ納得。
と言ったところです。
プリウスを100として、95点。
運転をしない側からすれば乗り心地と居住性はプラス15。
しかし、運転する側からするとプリウスの方が操作しやすかったのでマイナス10。
燃費ダウンでマイナス10。
です。
そういえばもう一点、
プリウスでは後席の足元送風口がダクトだったのが、プリウスαでは床吹き出し口になっていました。
プリウスαでの冬場はもしかしたら寒さが若干緩和されるかも。
ただし、今回は冬の試乗ではないのでどの程度改善されているかは不明です。
上記に併せてもうひとつ忘れていました。
前回のプリウス購入時、寒冷地仕様にすればよかったと思いました。
しかし今回装備内容の確認をしたところ、寒冷地仕様と通常仕様の装備の違いがあまりないとのことが判明しました。
グランディスからプリウスになって、「後席の暖房の利かなさはちょっと」と後悔し、次は寒冷地仕様と思ったのですが・・・・・・個人的にはあまりメリットを感じませんでした。
(前の三菱グランディスは寒冷地仕様にすると後席暖房が強化されていて冬場に寒さを感じなかったです。
もちろん、モーター強化、バッテリー強化などなど必要な変更仕様もあり、寒冷地では有効なのでしょうが、関東地域での必要性はというと疑問です)
以上です。
Posted at 2014/06/03 09:18:25 | |
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試乗感想 | クルマ
2011年11月03日
どうも何か理由をつけてさぼりがちになってしまいます。
プリウスとフィット試乗の後半です。
山道(茨城のつくばスカイラインを走りました)での走行は、双方ともそれほど難はありません。
まあ、最近の車は普通の人が運転するにはそれほど差があるとは思えないので当たり前な話ですが・・・
ただ個人的には、プリウスのギアシフトはイマイチです。
何がというと、グランディスでは4段から自分の気分で使う位置が決められるので「心持ちここは」というときに楽しめます。
プリウスはそれができないのでアクセルとブレーキ、それと唯一の「B」ポジションのみ。
登りはフィットとプリウスでそれほど変わらないと思います。
ただ、降りは差がでます。
「B」ポジションとブレーキのみだとどうしてもブレーキの使用頻度が上がってしまいます。
山道の下り坂でのブレーキ多様はどうも精神的に良くないです。
フィットのハイブリッドの上位は、パドルシフトが付いていたのでその楽しみが味わえます。
「これはなかなか良い」と思いました。
下りはシフトを多用しているのでプリウスのようにフットブレーキを多用することはありません。
しかもグランディスより軽く小さなボディが取り回ししやすいです。
帰り道はどちらも帰宅渋滞にはまってしまいました。
プリウスは、渋滞時のアイドリングストップとモーター主体の走行するので燃料消費が少ないです。
逆にフィットは、エアコン使用を考えるとアイドリングストップはイマイチでした。
アイドリングストップでエアコンの機能が低下していると夏場の車内は暑く感じます。結局、エコモードは解除してしまいました。
これはトヨタとホンダの思想の違い?それとも設計上の問題でしょうか?
夏場はホンダのエコモードはちょっと使えないと思いました。
終盤で気になったことは、
どちらも走行は150キロ程度、ルートも環境(気温、渋滞状況)ともほとんど同じ状態で、
プリウスは走行後の疲れがなかったのですが、
フィットは私もカミさんもちょっと腰痛というか疲れがありました。
走行100キロを超えたあたりから身体がだるくなってきたのです。
たぶん、車の大きさとかシートのクッション具合とかの問題だと思いますが、専門ではないので何となくとしか言いようがありません。
1リッターあたりの燃費は、プリウスが24.5キロ、フィットは22.5キロ
この差は明らかにプリウスが優秀と認識しています。
ただ、夏場はプリウスが優位ですが、冬場はどちらが優位かはわかりません。
というのも、プリウスのエアコンの機能がフィットのそれよりも優れているからだと思います。
最終的に購入する車はプリウスにしました。
決め手はやはり、燃費と居住性、それと運転した後の疲れ具合です。
Posted at 2011/11/03 10:29:30 | |
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試乗感想 | 日記
2011年09月25日
そろそろ買替時期と思い、候補車両の試乗を始めました
今回は、フィットハイブリット(グレードはスマートセレクション)に試乗してみました。
プリウス同様に、高速、郊外(田舎道)、繁華街、山道などおよそ140キロ。
出足は、プリウスよりもよいです。エンジン主体で設計されているからですが、カミさんも違和感なく使えるとの印象でした。
静粛性は、「このクラスはこのくらいだろうな」という程度です。
フィットハイブリッドは、他のグレードに比べても静粛性は高いとのことです。
しかし、現車(グランディス)から比較すれば「まあこんなものかなぁ。数年前の同クラスと比較すると静かになったかな?」というところです。
ECOモードのときは、信号などで止まるとエンジンが止まります(燃費が節約)。
ただ、エアコンもエコになるので、あまり暑い日に長時間止まるようになると後席の人は辛いかも・・・。
エコモードを切れば当然快適ですが、燃費はみるみる落ちます。
誌上やネット上に「エコモード、エンジンストップ時からの出足」に悪い批評が載ってましたが、
私自身は、「別に問題ない」と思います(どちらかというとプリウスの出足の方が問題だと思います)
自宅から通りまでバックで出るときは、通常のエンジン車。
繁華街での取り回しは、コンパクトサイズですから楽です(グランディス、プリウスと比較する必要はありませんね)
高速道路です。
時速100キロ超過状態からの加速はプリウス同様、グランディスとそれほど変わらない印象です。
フィットも加速感はモーターのアシストがあるからだと思います。
騒音はちょっと「プリウスよりも気になるかな?」という程度。
これもタイヤの違い、車体の静粛性の問題かは不明です。
今回はここまで(プリウス、フィットも続きは後日)
Posted at 2011/09/25 11:21:51 | |
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試乗感想 | 日記
2011年09月19日
そろそろ買替時期と思い、候補車両の試乗を始めました
プリウス(グレードはS)に試乗してみましたので感想をグランディスと比較して書いてみます。
試乗内容は、高速、郊外(田舎道)、繁華街、山道などおよそ140キロ。
さすがに販売店での試乗では無理だと思い、レンタカーを借りました。
まず思ったのは、「出足が遅い!」ということです。
エコモードでも通常モードでも遅く、グランディスと比べると極端に気になりました。
グランディスも出足はそれほどよくありません。
それにエコ運転を心掛けているのでアクセルの踏込は割と控えめです。
その私でさえ、「遅っ!」と思うほどです。
アクセルを踏み込んでも加速は鈍く、途中から交代したカミさんもあまりの鈍さで気合を入れてました・・・・・・。
「ハイブリッドってこんなもの?」とちょっと不安に思いました。
(後日、フィットを借りたのですが、エンジン主体、モーターはアシストのフィットではそれほど出足の遅さは感じませんでした。
フィットもプリウスもCVTです。
モーターアシストのフィットとモーターのみで発信するプリウスの違いでしょうか?
あとはCVTの味付けがメーカーで異なる?)
次に、「プリウスは静かだ」ということ。
ECOモードのとき、そうでないとき合わせて静かです。
発進時はモーター、その後にエンジンが始動し、エンジンとモーター。切り替わりは実にスムーズです。
出足の鈍さは気になりますが、出てしまえばあとは通常のガソリン車とそれほど変わりません。
自宅から通りまでバックで10数メートル走るのですが、その間はモーターと電動コンプレッサーの稼働音のみですから実に静かです。
(カミさんに運転してもらい、私は外で見てました)
信号停止時の冷房(外気は34度)は電動コンプレッサーが稼働しているようで暑さを感じません。冷房効率が下がるということも内容でした。
冷房を利かせつつもエンジンは極力使わない技術はすごいと思います。
(ところで電動コンプレッサーの電源って、ハイブリッド電源?通常のバッテリー?どっちなんでしょう?)
高速道路です。
時速100キロ超過状態からの加速はグランディスとそれほど変わらない印象です。
加速感はモーターのアシストがあるからしょうか、それほど非力には思いませんでした。
まあ、それほどスピードを出さないので・・・時速120キロ程度・・・・あまり気になることはないです。
騒音はちょっと「気になるかな?」という程度。タイヤの違い、車体の静粛性の問題かは不明ですが・・・
グランディスと比較するとちょっと気になります。
今回はここまで(続きは後日)
Posted at 2011/09/19 08:31:36 | |
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試乗感想 | クルマ