バッテリーのメンテナンス

バッテリーが劣化する原因は色々あると思いますが、私が真っ先に思う原因は液面が下がって極板が空気に触れてしまうことです。
で、ここからはあくまでも憶測なのですが、アバルトのバッテリーの劣化が早いと言われる原因はエンジンルームの熱でバッテリー液の蒸発が早く、極板が空気に触れてしまうからではないかと思っています。
純正採用されているバッテリーはいわゆるメンテナンスフリーのシールドバッテリーですが、蓋を外すとこのように栓があります。

栓を外すと液面が見えます。新車登録から約1年半、走行距離約7000キロの車ですが、若干液面が低いように感じました。

全ての栓を外して補水します。補水には蒸留水を使います。大きな問題はないようですが、余計な成分を入れたくないので水道水は使いません。

充電をしながら異常がないか様子を見ます。

充電をしている間、せっかくなので掃除をします。極端には汚れていませんが、取り外して水洗いしたあと保護剤で仕上げます。

トレイ下の土台も綺麗にします。500Sの時はここも取り外して、更に下の部分も拭き上げていました。今回はそこまで汚れてなさそうだったので次回に持ち越しました。

ついでなのでここを取り外して磨き上げました。どこの部品かはお分かりですよね？

元に戻して完成です。
真似をされる方はあくまでも自己責任でお願いします。
ちなみに、我が家にあるもう1台の車は今年で8年目、走行距離約26000キロですが、バッテリーが劣化している感じはなく快調です。もちろん液面には気を付けています。
それにしても、折角磨いた部品がほとんど見えない(笑)