バッテリー抵抗メモリ リセット方法

Nシリーズ？はエンジン始動毎にバッテリ内部抵抗値が更新され、それが記録されて抵抗値の複数データの平均値から、あるしきい値を超えるとECUがバッテリの劣化を判断する仕組みになってます。
これは、バッテリキャンセルや、ECUリセットでも消去することはできません。
なので、正常作動をさせるために下記の内容でリセットする必要があります。

バッテリーセンサーでECUに記録されたメモリをリセットするとき、パワースイッチのON－OFF操作を繰り返します。
ドライブレコーダー、レーダー探知機等のSDカードの破損防止のために抜いて置くことをお勧めいたします。

センサーメモリーリセット操作を行う前に、パワースイッチをONにし、電装品OFF（エアコンファンOFF、ヘッドライトOFFポジション、その他電装品を極力OFF）
準備が完了したら、パワースイッチOFF

ブレーキペダルを踏まないで。
パワースイッチをACCモードに！

ブレーキペダルを踏まないで。
パワースイッチをONモードに！

ブレーキペダルを踏んで、パワースイッチを押してエンジン始動！

アイドリング状態を１分間保持します。
タイマーとかあると便利。

１分経過したら、エンジンOFF。

上記作業工程３～７を４回以上繰り返しますが、エンジンOFF後、直ぐに作業工程３を始めるとリセットできない場合があるので注意してください。

作業後はテスト走行し、アイドリングストップ機能が作動すればリセットは成功。

リセットが成功してても、アイドリングストップしない条件が有りますのでご注意を！

ー車両オーナーズマニュアル 引用ー
■アイドリングストップしない条件.

・運転者がシートベルトを着用していないとき.
・エンジン冷却水の水温が低いとき、または高いとき.
・トランスミッションフルードの油温が低いとき、または高いとき
・エンジン始動後、5km/hに達しないまま停車したとき.
・急な坂道で停車したとき.
　▶坂道を走行しているとき.
・セレクトレバーをD以外にしているとき.
・ボンネットが開いているとき.
　▶ボンネットを閉めてからエンジンを再始動してください。
・ECO モードが OFFのとき.
・バッテリーの充電量が少ないとき.
・バッテリーの内部温度が5℃以下のとき.
・外気温が－20℃以下または40℃以上でエアコンを使用しているとき.
・エアコンの風量が多いとき.
・エアコンの設定温度がHiまたはLoのとき.
・デフォガーONのとき.

■アイドリングストップしないことがある条件.

・急ブレーキをかけて停止したとき.
・ハンドルを動かしているとき.
・エアコン風量が多いとき.
・標高が高いとき.
・低車速で、加減速が繰り返されるとき.
・エアコンを使用中で設定温度と車内の温度差が大きいとき.

等、年式、型式で違う可能性もありますので、車両のオーナーズマニュアルを確認しましょう！