R34 スカイライン GT-X の元所有者、父を連れて自動車整備工場へ行った。僕が気にしている異音は右前から出ているそうだ。そして、右後からも別の音が出ているという。ともに足回りのパーツに問題があるらしい。リフトはふさがっていたので、クルマを持ち上げずに修理費用をざっと見積もってもらったところ、車両購入時の車両本体価格の 5分の2 に相当するものだった。尋ねた父は、これを聞いて即座に廃車にすると心を決めてしまったようだ。帰路でその考えを聞いて、直せばまだまだ乗れるのにもったいないと思うが、足回りを直しても次から次へと修理箇所が出てくると言われたらしく、父自身も同様に考えていたため、ばっさりと切り捨てる考えになったようだ。元の所有者が廃車にすると言うのであれば仕方がない。正式に新所有者になって一ヶ月の僕が引き下がった方がよいだろう。言い争いはしたくない。帰宅してから、R32 スカイライン GT-R に乗り換えて、ひとっ走りした。R32 GT-R はもちろん良いが、R34 GT-X も今一番、運転感覚がフィットしていて、自由自在に操れる感覚が得られて捨てがたいと感じる。GT-R で走り終えてから、R34 GT-X を洗車して、しみじみと眺めるに惜しいと感じる。ボディーが痛んでいなければ、父に見捨てられることもなかっただろうに。トランクのハイマウントストップランプ周辺の錆と広範囲に渡る塗装剥離に、全身の錆、サイドウィンドウ枠のカーボン調シールのはげ…直列 6気筒エンジンやアクセル&ブレーキにハンドリングが気に入っただけに実に惜しい。確かに足回りを直して機関が正常な状態を取り戻しても、仕上がったクルマのボディーが…あぁ日産、実に惜しい。
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2016/04/30 22:50:00