
何とか乗れるようにはなった。ここまでの経緯を記す。
10/02 事故
10/16 修理工場へ入庫
11/13 全パーツが揃う
11/26 修理完了の連絡が入る
11/27 引き取りに行く
とこれで乗れると思った矢先、帰り道でブレーキの違和感に気づいた。すぐに引き返して従弟に試乗してもらい症状を訴えるが、元の状態が分からないから異常かどうかも分からない、と。積載車に積む際も降ろす際にも工場内の移動でもブレーキペダルは踏んでいるはずだが…。結局、しばらく乗っていなかったことによりブレーキディスクが錆びて違和感があるのではないか、との診断だった。ブレーキの効き始めが異常に深い位置に下がってしまっているのに…。もう少し乗ってみて様子をみるよう言われ、不承不承ふたたび帰路についた。そして翌朝、ブレーキが抜けた。ブレーキペダルを床まで踏み抜いたのは初めてだ。一時停止をしようとした時だった。どうしてもこの感触のブレーキが正常とは信じられず、エンジンブレーキで速度を落としていたので助かった。もし整備士の言うことだからと妄信して普通に運転していたら…或いは急ブレーキを要する状況だったなら…すぐに従弟に連絡したが、忙しくて取りに行けない、と。従弟に頼るのを諦め、最も近い整備工場であるオートバックス婦中工場へ。事故現場である。事故当日は不在だった為すぐに帰ろうとして事故に遭ったのだが、まさにその人を再び頼った。ブレーキマスターシリンダーの不具合が原因であろう、と。そして元と同じ TOKICO製のマスターシリンダーを入手し、今日その方に交換してもらった。ここまで長かったが、何とか乗れるようになった。ブレーキが効くようになって安堵した。さらにフィーリングも元通りになれば最高なのだが、ブレーキの効き始め位置が以前よりも低い。遊びが多い。二回、工場に戻って相談した。一回目はファーストインプレッションを、二回目は確信を持って以前との違いを伝えることができた。すぐにマスタシリンダー周辺をチェックしてくれ、十日後に再度整備してもらえることになった。マスターシリンダーが新しくなったことでシリンダー内部の圧を維持する部品の動きが良くなって以前と違うように感じるのかもしれないのだが、僕のフィーリングという曖昧な話を聞き入れてくれてもう一度整備してみようというその姿勢が実に頼もしい。経験と年齢を重ねてこられた熟練整備士の懐の深さと安心感がある。
従弟にも早くこのような整備士になってもらいたい。従弟の今後の成長を待ち望む。
Posted at 2015/12/13 01:13:57 | |
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