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2016年01月02日 イイね!

走り初め もう一機

走り初め もう一機今日の路面もほとんどの時間帯でドライ。今日も走りに出た。

① R34 スカイライン GT-X
② ユーノスロードスター
③ R32 スカイライン GT-R
④ R34 スカイライン GT-X
⑤ FD3S RX-7
⑥ R34 スカイライン GT-X

① R34 スカイライン GT-X
   もはや、僕のベンチマークとなるクルマだ。まずは R34 に乗る。やはり、良いクルマだと感じる。アクセルペダル、ブレーキペダル、ステアリング、操作系すべてが思い描いた通りの反応を返してくれる。入力と出力がイメージ通りだから、良いクルマだと思う。

② ユーノスロードスター
   弟の愛機。久しぶりに乗った。4気筒エンジンはすこぶる荒々しさだ。騒音も振動もあり、高級感や上質感とは対極の原始的で質実剛健といった感じがする。ただし振動に関しては、先日試乗させてもらった V37 スカイラインの某海外メーカー製 4気筒ターボエンジンよりもずっとましだと感じた。20年の時を経ても某メーカーはマツダの技術に及ばない点があったように思う。現代技術の粋を結集したであろう某ブランドのエンジンなのに、あれはひどい振動だったな。直噴だから仕方がないのかな。
   閑話休題、RX-7 にしてもユーノスロードスターにしても、マツダは僕の感覚に寄り添ってくれるクルマを世に出してくれる有難いメーカーだ。ユーノスロードスターも RX-7 同様に ABC ペダルもステアリングもほぼ無意識で操作できる。意識せずに操作できるというのは、それだけ操作系が感覚通りだと換言できよう。唯一アクセルだけが、ローギアード設定のマニュアルトランスミッションの影響だろう、僅かな入力でも加速反応が良すぎるので、少々繊細なアクセルワークを要求され難しくもあり、スムーズに乗りこなしたいという欲求が芽生える点でもある。アクセルワークをこのクルマで練習すれば、他のほとんどのクルマのアクセルペダルの反応は鈍いと感じるようになるだろう。実に面白い市販車をマツダは世に出してくれたと思う。楽しいクルマだ。
   以前、父と二人でユーノスロードスターに乗りこんだところを見ていた母に言われたこと、メットクサイ。みっともないを意味する方言であるが、身長が 178cm の僕と 173cm の父で小さなユーノスロードスターに乗ると、みっともないそうである。絵面として不格好なのは想像がつくにはつくが、なにもそこまではっきり言わなくても。それでも弟の大事なクルマだ。父と協力してコンディションを維持していこう。

③ R32 スカイライン GT-R
   エンジンに火を入れた瞬間から、エンジン音、排気音からユーノスロードスターとは別格の凄みを感じる。クラッチペダルを踏む。重い。ユーノスロードスターの軽いクラッチペダルの後だから余計にその差に驚く。どうも僕の感覚能力は流動的、相対的で、絶対的感覚能力とはほど遠いレベルにあるようだ。クルマを乗り換えるたびにその違いには気づいても、その違いが過去の記憶通りとは思えないのだ。今回はユーノスロードスターからの乗り換えで、これほどクラッチペダルが重かったのかと驚いたわけだが、その程度の感覚能力でしかないのだ。とすると、これまで一人で騒いできた R32 ブレーキペダルの違和感も R34 のブレーキと比較して感じたことに過ぎないのか…途端に自信がなくなってきた。再び閑話休題、話を戻そう。1速にシフトし、アクセルペダルを踏む。クラッチペダルもアクセルペダルも重厚感たっぷりで走り出しも、ただ者ではないという雰囲気がクルマから伝わってくる。クルマだから、ただ車ではないだな。確かに、ただ車ではない。そして、最初の一時停止でブレーキペダルを踏む。なんじゃこりゃ。やはり、ブレーキペダルだけが、ただ車のようだ。軽い。アクセルペダルとクラッチペダルの踏み応えとあまりにもかけ離れている。この踏み応えが元通りなはずがない。これほど、ちぐはぐな ABC ペダルがあるはずがないのだ。感覚的記憶に対する自信はなくなってきたが、現状を虚心坦懐に感じ取るだけでも、この異常さは誰にでも理解してもらえると思う。こんなアンバランスな操作系で僕は良いクルマだとは到底思えない。やはり、納得できない。すぐに戻ってきた。

④ R34 スカイライン GT-X
   ベンチマークとなるクルマで感覚をニュートラルに戻す。クラッチペダルはないが、アクセルペダルもブレーキペダルもバランスが取れている。踏み応えに、ちぐはぐな印象は全くない。実に良い AB ペダルだ。今度はエンジンもこれまで以上に良いと感じる。直6 エンジン同士ではあるが、滑らかさという点では R32 よりも R34 の方が上であるという印象を持つ。まるでモーターのように回るエンジン…初めて父が言っていたことを真に理解した。実に滑らかにきれいに回っている。ますます、この個体を気に入った。

⑤ FD3S RX-7
   エンジンを回して、まずは暖機運転。その間に、ロータリーエンジンの音を聞く。少々、ノイジーだ。これほど、ノイジーだったか。これも R34 と比較してのことだろう。走り出しても、エンジンは滑らかではあっても静粛ではない。かなりのノイズがある。それ以外にも気になることが。ハンドリングだ。ある程度の速度でのレーンチェンジでお釣りがくる。そうだった。スタッドレスタイヤに組んだホイールは ENKEI 製の社外ホイールだ。インセット、否、以前の呼び名の方がしっくりくる、オフセットが違うのだ。オートバックスで、タイヤ&ホイールの面が外に出て格好良いと勧められるまま何も知らずに購入したものだ。購入時に社外ホイールでツライチ仕様だった NSX 二号機で経験したのだが、ツライチ仕様はファッション的には良くても走り、特に高速走行時のレーンチェンジで明らかに走りをスポイルしていると気づく。お釣りがくるような不自然な挙動をクルマにさせてしまうのだ。ノーマルホイールを装着した途端、より素直な挙動に変化するのだから、ホイールのオフセットは走りにとって最重要だと考える。またまた閑話休題(…この言葉を使いたいだけのようだがw)、RX-7 も同様の症状だ。少々、ハンドリングにケチがついてしまったが、ABC ペダルの操作感は最高だ。きっちりと、スタッドレスタイヤであることを割り引いての反応が返ってくる。実に自分好みのペダル類である。帰る途中で雨が降り出した。路面が濡れ始めた。リバースコーナー(リバース工場という施設があるカーブで僕が勝手にそう名付けたホームコースの中で最もエキサイティングで面白いと感じる勾配のあるコーナー)登りで、リアを出してしまった。登り左カーブのコーナーリング終盤に加速をしようと、アクセルペダルをわずかに踏み増した瞬間だった。リアタイヤがずりっという音とともに右に流れた。短い直線区間に入るタイミングだったので、舵角をニュートラルに戻すタイミングでもあったことが幸いした。ひやっとする前に一瞬のうちに収束してくれた。いけない、いけない。スタッドレスタイヤであること、路面が濡れ始めであること、このセットはグリップにとって最悪の組み合わせだったではないか。アクセルペダルの扱いはもっと慎重であらねばならない。RX-7 はリニアに反応してくれて楽しいと感じられるクルマだ。僕の未熟な運転で大事なクルマを潰すことがないよう、ペダルワークをもっと繊細に、もっと余裕の内で、常に路面状況とタイヤを念頭に置いて…もっともっと慎重であろう。

⑥ R34 スカイライン GT-X
   締めにもう一度、乗る。RX-7 ほどのファンはないが、しみじみ良いと感じる。中身に惚れるクルマだ。父が KB1 レジェンドを購入した際、処分することになっていたのだが、次の車検までは乗ればと提案して本当に良かった。その車検は僕がユーザー車検で通すことになったのだが。他のクルマに乗って分かる、また乗れば乗るほど感じる、このクルマの良さ。このクルマは奥が深い。実に興味深いクルマである。

※走り終えてからの検証
   ブレーキフィーリングに大満足している R34 の前輪ブレーキローターを白い使い捨て紙タオルで拭いてみた。汚れはつくにはつくが、真っ黒い粉上の汚れだ。対して、R32 の同じく前輪ブレーキローター。こちらは液状の茶色い汚れだ。この前あれほど拭きあげたのに、また液状の茶色い汚れが付着した。前回拭きあげた直後はブレーキフィーリングが少し良くなったと感じたが、今日は再び全く駄目だと感じた。あながち僕の感覚能力もでたらめではないのかもしれない。
どのような対処メニューがあるのかまた検討しよう。
Posted at 2016/01/02 23:59:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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「[整備] #スカイライン ブレーキペダル・ストッパーラバー取付 https://minkara.carview.co.jp/userid/2494331/car/2117124/5868472/note.aspx
何シテル?   06/13 22:22
隊列の最後尾に控えるという意味です。クルマとタイヤの相性を追求しています。ご迷惑をおかけしないよう走ります。どうぞよろしくお願いします。
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