
本日の走行距離。
R34 スカイライン GT-X … 25km
← ブリヂストン BLIZZAK WS70
R34 スカイライン GT-X セダンに履かせているスタッドレスタイヤ。純正サイズの 205/55R16 を純正ホイールに組んで 2シーズン目。昨日、今日で僕は初めて雪上で走った。第一印象は「少し滑りやすい」というものだ。昨日は敷地内の坂をバックで登ろうとした時、今日は敷地から出る時にタイヤを空転させてしまった。ともに新雪ではなく、踏み固められた雪が気温の低下で滑りやすい状態になっていたのだが、同じような条件でも今までの感覚では、タイヤをスリップさせるような荒いアクセルワークではなかったという認識だ。このスタッドレスタイヤはブリザックではあるが、国内仕様ではなく海外仕様だという。ゴム質や対象としている使用条件が異なるのだろう。国内で使うのなら、雪質や使用条件を考えても国内仕様が良いに決まっている。単純に雪上性能だけを言えば、ヨコハマのスタッドレスタイヤなら古いものでも WS70 よりも上だと思われる。それでも、この海外仕様 WS70 の良い点を挙げれば、トレッドパターンが格好良いというものだ。トレッドのセンターを境に少しずらした線対称デザインとなっている。このような方向性タイヤは現在、サマータイヤでもかなり少なく、スタッドレスタイヤでは皆無に近い。珍しい上にそのデザインが好きというのが良い点だ。しかし、この方向性タイヤが原因と思われるデメリットもある。パターンノイズが大きいことだ。4本のタイヤが同じ周波数のノイズを発生していると考えられるので、パターンノイズはどうしても大きいものになってしまうのだろう。ドライ路面を走行しているときに、ワーンという大きめの音がするのだ。雪上性能も少し劣り静粛性能も劣るなど、性能面では良い所なしかというと、一つ良い所がある。ドライ路面でのグリップ性能が良いのだ。スタッドレスタイヤ特有のブロック高タイヤであるにもかかわらず、サマータイヤにそれほど引けを取らないドライ路面でのグリップ性能を有している。アスファルトが濡れ始めの初期ウェット性能はからきしダメであるが、ドライ路面ならかなり良いグリップ性能を持っているタイヤだ。本筋に立ち返ると、そもそも冬用タイヤ(一般的には雪用タイヤ)なのだから、ドライ路面でのグリップ性能が良くてもダメではないか、となる。しかし、次のようにも考えられる。この WS70 はそもそもオールシーズンタイヤで年中使用できる性能と、急な雪に見舞われたときでもそこそこ走れる性能を有したタイヤである、と。ドライ路面でしっかりと走れることからも恐らくゴム質は硬めである。雪国の日本人のような細やかさでアメリカ人がタイヤ交換をしているとは考えにくい。アメリカ人のほとんどはタイヤを履きっぱなしにしているのではないか(違っていたらごめん、アメリカ人)。そのような方々をターゲットにすれば、オールシーズンタイヤのような性質を持ったスタッドレスタイヤをメーカーは企画することになるのではないか。あくまでも推察に過ぎないが、メーカーサイドの意向を酌んでオールシーズンタイヤと考えて雪上性能に高い期待を持たずに使用すれば、メリットも見えてくるのではないか。例えば、年中履けるから年二回のタイヤ交換から解放される、などだ。僕などはタイヤ交換が楽しくて仕方がないから年に何回も交換していて、オールシーズンタイヤには興味がない。今はタイヤ交換が趣味みたいなものでも、体力が衰えてきたら履きっぱなしもよいかもしれない。それから、クルマを後方から見ると(僕はよく見るのだが)トレッドパターンのデザインはかなり印象に影響を与えるものだ。タイヤのデザインはクルマのデザインの一部だと考えている。タイヤの側面とトレッドのデザインはかなり重要である。僕だけかもしれないが…(苦笑)
Posted at 2016/01/20 22:50:31 | |
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