
住宅街を 20km/h 以下で走行中、ステアリングを小刻みに左,右…と切っても、ノーズの向きをあまり変えないことに気がついたフルノーマル NSX について。
RX-7 ではこのような鈍い挙動は見られないので、このハンドリングレスポンスの悪さがフルノーマル NSX の運転があまり面白くない理由かと考えた。ステアリングからの入力に敏感に反応しないクルマの運転が面白いはずがないからだ。では、この原因は何か。前後の重量配分にあるのではないか。RX-7 の前後重量配分は 50 : 50 である。NSX はおよそ 40 : 60 でリアの割合が大きい。 低速で定速走行時には荷重の移動はないので、この比率のまま前後のタイヤに荷重がかかっている。結果、フロントタイヤがリアタイヤに比べてあまり仕事ができず、リアタイヤの直進性に打ち勝つだけのコーナリングフォースをなかなか生み出せないのではないか、と。見当違いだろうか。再考する。
(つづく)
Posted at 2016/08/14 16:03:54 | |
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