2016年08月22日
ステア応答性を前後の軸重から考えている件。
その他のクルマも含め比較検討する。
前軸重 後軸重 車両重量
一号機 560 790 1,350 NSX (MT)
二号機 570 820 1,390 NSX (AT)
七号機 630 630 1,260 RX-7 (MT)
34号車 810 590 1,400 R34 スカイライン GT-X (AT)
ステア応答性の順
RX-7 > R34 > NSX (MT) > NSX (AT) ・・・ ①
車両重量に占める前軸重の割合
R34 > RX-7 > NSX (MT) > NSX (AT) ・・・ ②
①、② が完全一致していないので、ステア応答性を前後軸重比率だけではやはり説明できない。
そこで更に考慮しなければならないのが、エンジンレイアウトではないかと考えている。FR よりも FmR(フロントミッドシップ・リアドライブ)の方が、エンジンという重量物がノーズの向きを変えるのをより邪魔しないと考えられる。鼻先の方が重たければ、慣性により回頭性は落ちる。RX-7 が FmR であることが R34 を上回るステア応答性を獲得している要因かもしれない。
Posted at 2016/08/22 23:07:57 | |
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