2016年08月23日
ステア応答性を前後の軸重とエンジンレイアウトから考えている。
ステア応答性を前後軸重比率だけでは実態と合わず説明できなかったので、エンジンレイアウトを考慮に入れることにした。
前軸重 後軸重 車両重量
一号機 560 790 1,350 NSX (MT)
二号機 570 820 1,390 NSX (AT)
七号機 630 630 1,260 RX-7 (MT)
34号車 810 590 1,400 R34 スカイライン GT-X (AT)
車両重量に占める前軸重の割合
R34 > RX-7 > NSX (MT) > NSX (AT) ・・・ 前軸重/車両重量
57.9 50.0 41.5 41.0 ・・・ 前軸重比率(%)
ステア応答性の順
RX-7 > R34 > NSX (MT) > NSX (AT) ・・・ 回頭性能 (低速での定速走行時)
FmR FR MR MR ・・・ エンジンレイアウト
FR よりも FmR(フロントミッドシップ・リアドライブ)の方が回頭性に優れる ・・・ ①
MR(ミッドシップエンジン・リアドライブ)よりも FR の方が回頭性に優れる ・・・ ②
①、② より敷衍(ふえん)して考えると
RR(リアエンジン・リアドライブ)よりも MR の方が回頭性に優れる ・・・ (仮説)
のではないか。おそらく、RR が回頭性に最も不利なレイアウトだろう。RR の Porsche911 (964型)を一度運転したことがあるが、慣れない左ハンドル車の運転にそれどころではなかったのか、回頭性については、ほとんど覚えていない(苦笑) またいつの日か運転する機会があったら、低速で定速走行をさせてステアリングを左右に切ってみたいものだ。
Posted at 2016/08/23 16:50:00 | |
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