2016年09月07日
タイヤ空気圧をメーカーの指定通りに前後で大きく差をつけることで、ステア応答性をしっかりと確保できることに遅まきながらの実験で気がついた NSX の前後異幅タイヤについて。
以前、算出した前後タイヤの能力比について、タイヤ幅が呼称値で実測値ではないというご指摘をいただいた。その通りである。実際の接地面幅を計測するのは困難であるし、接地面圧まで考慮すると計算が複雑になることから、呼称値を使って概算した。
> パラメータは「おおよそ」ではだめだ
と言いながら、概算してしまってすみません(苦笑)
さらに、実際の接地面幅は空気圧によって少なからず変動するであろうことも考慮していなかった。一般的な空気圧であれば、前後タイヤの接地面幅の比率は、呼称値の幅の比率で当たらずとも遠からずと言えそうだが、メーカー指定の後輪 280 kpa という特殊な空気圧では呼称値の幅比率では実態とかけ離れているかもしれないのだ。実際に空気圧を変えだけで、ハンドリングが大きく変わるので、リアタイヤに何らかの変化が起こっているのは真だと考えられる。その変化の原因が想定通りか否かはまだ不確かだが、探求し続けていつか真に理解できたら幸いである。
Posted at 2016/09/07 23:58:58 | |
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