2016年09月08日
メーカーの指定通り、タイヤ空気圧を前後で大きく差をつけることで、しっかりとステア応答性を確保できることに遅まきながら気がついた NSX の前後異径タイヤについて。
以前、算出した前後タイヤの能力比について、タイヤ径から算出した比率は単なる直径の比率ではないかというご指摘をいただいた。その通りである。直径の比率は円周の比率であり、この円周比を接地長さ比とみなした。径が極端に大きいタイヤと、径が極端に小さいタイヤを考えたとき、大径タイヤは小径タイヤに比べ、接地面が前後方向に長くなるのは想像に難くない。そこでタイヤ径をもとに接地長さ比を概算した。考え方が間違っていなければよいのだが。
この接地長さ比も、実際の接地長さを計測するのは困難であるし、接地面圧まで考慮すると計算が複雑になることから、呼称値を使って概算した。
> パラメータは「おおよそ」ではだめだ
と言いながら、また概算してしまってすみません!
さらに、実際の接地長さも空気圧によって少なからず変動するであろうことも考慮していなかったがこちらは空気圧の高いときと低いときとでは、接地長さの変化が少なくなる方向へ作用するようにも考えられる。パンクのような特殊なケースを除けば、空気圧による変動は無視できるのではないか。空気圧は無視したい。否、無視させてほしい。感覚的ですみません!
読者が少ないのは承知で日々、考えたことをクルマ日記として書いているが、読んでくれている方がいると知って嬉しく思う。ありがたいありがたい。感謝!
Posted at 2016/09/08 22:50:00 | |
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