2016年10月03日
R34 スカイライン GT-X のハンドリングについて。
MAZDA の二機に比べると、NISSAN の R34 スカイライン のコーナリングは横Gのかかり方が一様とは言えず、少なからずクセがある。アライメントをアレンジしたのだから、NISSANN の R34 ではなく、僕の R34 のコーナリングにクセがあると言うべきだった。トーゼロを試し、サイドスリップゼロになるまでトーアウトに振ったのだから、何らかのデメリットがあることは想像していた。MAZDA の二機と比べてよく分かった。そのデメリットはコーナリングの違和感だ。少なからず違和感がある。これまでも感じていたことだが、しっかりとした感覚でその違和感を捉(とら)えることができた。
R34 は足回りパーツの老朽化から、キャンバーの調整を抜きにしてトーのみでアライメントをとった。結果、極度のトーアウトにしてサイドスリップをゼロにすることができた。直線は軽快そのもの、過去最高の転がりを実現した。しかし、足回りのへたりからネガティブキャンバーが強めについた足に、強めのトーアウトを組み合わせてサイドスリップゼロを無理やりに実現したのだから、コーナリングは不自然なものになってしまったのか。R34 で試した様々なセッティングの中では最良と思っていたがMAZDA の RX-7 や CX-5 に乗ると、R34 のコーナリングは最高とは言えないと確信した。
ネガティブキャンバーが強め、すなわちコーナリング重視の車両状態であるのに、サイドスリップをゼロセッティングにしてストレートでの転がりを最重視した結果、ちぐはぐな設定になってしまったのか。マツダの二機と乗り比べることで、R34 のアレンジセッティングが万能ではなかったと知ることができた。
Posted at 2016/10/03 22:00:03 | |
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