
本日の運行記録。
① NSX … 26km
② RX-7 … 26km
③ GT-R … 21km
④ GT-X … 04km
トリップメーターの話から。同じコースを走った NSX が 26.1km、RX-7 が 25.9km だったが、200m もの表示差は誤差と言えるのだろうか。率にして 0.8% だが、約 1% の差と考えると大きいと感じるが、まぁいいか。
NSX のエンジンはやはり振動も音も大きい。しかし、それらを今日は楽しいと感じた。ミッドシップレイアウトですぐ後ろから背中に伝わってくるエンジンの振動や音は特別な趣がある。しかも、音は実に良い音だ。格好良い音とでも言おうか、聞いていて実に心昂る音である。その音に合わせて振動が伝わってくるわけだが、これもリアにエンジンが存在することをダイレクトに感じられる要素になっている。ミッドシップならではの楽しみだ。その振動は早鐘を打つ心臓の鼓動のようでもあり、しかも良い音で響いてくるのだから、走行中の車内はますます特別な臨場感で包まれる。オーディオなどは不要である。まさに、ホンダのエンジン音は「ホンダミュージック」だ。今日はそう感じた。
続いて RX-7 のエンジン音。これはいつ聞いても独特のロータリーサウンドで、これはこれで面白い。レシプロエンジンとは全く異なる構造が奏でる音は実に興味深い。しかも今日は前回よりも音量が小さく感じた。調子が良くスムーズに回っているようだ。今シーズンは雪が降らず、よく乗れているので調子も下がらずに済んでいるようである。
しかし、ハンドリングはやはり駄目だ。もう低速のレーンチェンジでもダメだと分かるようになった。純正オフセットのホイール&サマータイヤに早く戻したい。そして、お釣りのこないレーンチェンジがしたい。
R32 GT-R のエンジン音は走行中はあまり聞けない。マフラーの音の方がしっかりと聞こえてくるからだ。その音は迫力があり、ただのクルマではないことを感じさせる。ブレーキを使いたいので引き続き、きびきびと走る。直角コーナー入口直前で強いブレーキングをした時に思ったが、乾燥路面ならスタッドレスでも大丈夫、否、今日はスリップも全くせずよくこれほどの減速ができるものだと感心した。そういえば、気温が 7℃以下になると、スタッドレスタイヤの方がサマータイヤよりも制動性能が優れるという記事をどこかで…
http://www.pirelli.com/tyre/jp/ja/car/genericContent/winter_collection
(「7度以下のメリット」のタブ)
そして、今日の走行時の気温は 4℃。寒くなってくると、スタッドレスタイヤの本領発揮というわけだ。
最後に、R34 GT-X に少しだけ乗っておいた。ブレーキの具合を比較するのが目的だ。実によく効くブレーキだ。軽い踏力で、すっと止まる。今日、運転した 4機のブレーキを比較すると…
NSX > GT-X > RX-7 >>> GT-R
といった順で、軽い踏み込み量に対して、十分な制動性能が得られている。GT-R は他の 3機から大きく取り残されてしまっている。その GT-R の…
本日走行前の右前ブレーキローター

昨日、雨の中を走行したとはいえ、一日でこれほど錆びるとは…(苦笑)
本日走行後の右前ブレーキローター

錆の落ち方から、すでに外周側にもきちんとブレーキパッドが接触していることが分かる
とすると、ブレーキパッドの当たり方だけでは R32 GT-R のブレーキの現状を説明できないのではないか。線模様が残ってはいるが、昨日見た試乗車のロードスターよりも少ない。しかも、錆がほとんど落ちているその様子から、すでにローターの凸凹に、パッドの凹凸がかなり沿ってきていることが分かる。つまり、R32 GT-R のブレーキ不調の原因は「パッドのずれ」でもなさそうだ。
また振出しに戻った。
Posted at 2016/01/09 23:59:31 | |
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