Alfa147 バッテリー交換 自作メモリーバックアップ 交換手順付
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
使用工具類
10mmスパナ 13mmソケット エクステンションバー
ラチェット 自作メモリーバックアップ +ドライバー
Alfa Romeoのドライブコンピューター装着車(特にセレスピード車)では、エンジン停止後(キーオフ後)3分以上放置してからマイナス端子を外さないと、アクティブチェックにエラーが発生することがありますので、十分にご注意下さい。とのことなので、今までは正規の手順(No.8で記載しておきます。)で交換していたのですが、
手順が面倒なのでメモリーバックアップを使用しての交換です。
電池仕様のバックアップを作ろうかと思いましたが、近くで100v電源が取れるのでACアダプターを加工しました。
真似をする方は自己責任でお願いします。
用意したアダプターはDC10V 850mA 10Vでは電圧が足りないと思ったのですが、実際には13.3vありました。
丁度良いです。
アダプターの端子を切り取り配線に平端子を取り付けその先に+にワニ口クリップ
-にクワ型端子を取り付けただけです。
車両によっては両方クワ型端子でも良いと思い取り換えられるように圧着端子で接続してあります。
※13vのアダプターも手元にあったのですが、
テスター計測で15v以上あり
アダプターの記載の電圧は信用せずにテスターで計測してから加工した方がよさそうです。
2
3
電圧12.3v
インジケーターは僅かにグリーンになりました。
手持ちの充電器ではフル充電には出来ないようです。
旅行の前なのでバッテリーの再生している時間がありません、仕方が無いので新品を用意しました。
うちの147はバッテリーが弱るとセレのエラーがたまに出るようになります。アイドリング中にエンストする事も…。
バッテリーインジケーターがグリーンでも電圧が下がるとダメ…。
でもバッテリーを新品にするとぴたりとエラーは出なくなります。
本当はオルタの容量をアップすればいいでしょうが、国内ではあまり出回っていな上にお高いですしね。
4
まずは+ターミナルボックスのカバーを外し黄〇2ヶ所の+ネジを外しておく。
赤〇13mmナットを外し
バッテリーを固定しているバンドを外します。
このナットは落とすと拾うのが大変なので
マグネットツールを使用した方が安心です。
用意したエクステンションバーが短く使いづらい。
次にマイナス端子を外す前に
プラス端子の蓋を外し、青↓にワニ口クリップ
黄↓にクワ型端子を繋いでから
アダプターをコンセントに挿す。
マイナス端子の赤→10mmナットを緩め端子を外したら
軍手を被せておく。←これ大事です。
桃←+端子もナットを緩め外しバッテリーを取り外す。
5
ワニ口クリップは外れやすいので両方クワ型端子の方が安心で良いかも知れません。
ターミナルの汚れを落として普段手の入らない部分に問題が無いかチェックしておく。
交換するバッテリーはBOSCH PS-I 選んだ理由は安かったので。
偶然ですが車両購入時からずっと同じ物です。
6
保護カバーを新品のバッテリーに巻くのを忘れずに。
逆手順でバッテリーを取り付け
メモリーバックアップを外す。
私は端子にグリスを塗る事はしません。
ノーズ側に寄って取り付けてあったバッテリーを
黄↑バルクヘッド方向に寄せて取り付けて見ました。
でも体感出来るような変化は感じられませんでしたけど。
7
ACC ONで12.1〜12.2v
新品バッテリーにしては低いのでは?
本来新品は12.5〜13vが正常値だった筈。
製造日は2015/12/25 下朝鮮製約3か月でこんなに放電するのでしょうか。
外れを引いたか…。
充電してから取り付ければ良かったかな。
前回交換から約2年。
ポンプ作動音が12秒掛かっていたのが7秒に短縮されました。
一度エンジンを掛けた後再スタートさせると更に短くなり
やはり新品バッテリーは良いなと思います。
8
アルファロメオ セレスピード車 バッテリー交換手順
ドアロックを解除後すぐにバッテリー端子を外すと最悪エンジンが掛からなくなることがあるそうです。
失敗してもリセット方法はあるようですが私は知りません。
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1.リモコンキーでドアロックを解除後ドアを開けセレポンプを作動させます。
2.ボンネットオープナーを解除 ドアは閉めてOK
ポンプの作動音を確認し3分放置。
この間暇なのでバッテリーの固定ベルトを外し
マイナス端子を緩めておく。
※緩めるだけ外していけない。
3分経過したらマイナスから端子を外していき古いバッテリーを下ろし
※保護カバーを新しいバッテリーに巻く。
3.プラスから端子を繋いでからマイナスに端子を繋ぐ。
4.固定は後回しでイグニッションON。チェック開始
※エンジンは掛けない。
OKサインが出たらキーはそのまま。
ターミナルを固定しバンドも取り付ける。
ターミナルボックスのネジを取り付け蓋をする。
5.エンジンスタート
挟み込み防止を機能させるため1枚づつ窓全開。
時計等再設定(ラジオ周波数は消えないようですね)
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あと私はギヤはNで作業しています。
失敗してギヤが抜けなくなっても困るので。
メモリーバックアップがあればこれだけの作業をしないですみます。
市販品もありますし、12v前後のACアダプターがある方は自作もおススメです。
注意 コンデンサーチューンをしている車両はコンデンサーのマイナス端子を外してから3分待つ。
3分以上放置すれば大丈夫な理由は
ドアロック解除の後にイモビの解除等全てのチェックが終了し
なおかつコンデンサーに蓄えられたエネルギーを放電しきる時間が3分だからだそうです。
放置時間は5分、10分と所説あるようで正解は分かりませんが…。
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