aifa147 リヤ　カーフィルム施工　熱成型　1枚張り　DIY　No.1

使用工具等
・ヒートガン　・鋏　・カッター　・ダマート　・軍手　・霧吹き
・ゴムへら(スキージー)　・中性洗剤　・キッチンペーパー
内装を外す場合　　　　　　　・＋ドライバー　　
リヤワイパーを外す場合　　・10mmメガネ

使用フィルム
USAフィルム インフィニティー35(ハーフミラー33％)
50cm幅×長さ1mを3m分（サイドも貼るため）

IR断熱と迷いましたが、ハーフミラーの方が断熱効果が高そうのなのでこちらにしました。
過去に10回程フィルムは張った事があるのですが、
今回、熱成型は初めての作業になります。

まずは１ℓの水に中性洗剤６滴を混ぜた水をガラスにスプレーしゴムへらで汚れを完全に落とします。
（気温20℃以下・・・6滴　　気温25℃以下・・・8滴　　気温25度以上・・・10滴）
※ フィルムの仮置き時はスポイラーがとても邪魔なので代わりにリヤワイパーを外しましたが、本来は外さなても作業出来ます。

もう一度まんべんなくガラスにスプレーしたらセパレーターを上にしフィルムを仮置きしダマートで正確に型取りをします。
※車内側からガラス越しにフィルムを見てカットラインがずれていないかしっかりと確認。
問題なければ余分な部分を切り取ります。
（この時のカットはまだ大体の大きさで大丈夫です。）
見てのとおり皺だらけ…。こんなに大量にフィルムを縮める事が出来るのでしょうか？

ゴムへらで中心から横方向に向かって水抜きをして
横皺がなくなるようガラスに貼り付け
ヒートガンで縮めて行きます。

皺の少ない上側から作業すると良いと思います。

フィルムは横方向は縮みにくいそうなので竹の子状の縦皺が出来るよう調整します。

※ボディーに水滴が垂れたままだとワックスは取れてしまいます。
　洗車の予定が無い場合はボディーに養生した方が良いです。
　私のように養生しない場合はセーム革等で擦らずに吸い取っておきましょう。

熱を加えると下の画像のように縮んで行きます。

この後軍手をはめた指でなぞると落ち着きます。
(軍手は2枚重ねて手にはめた方が熱くないです。)

さらにゴムへらで水抜きすると皺がなくなりますが最初はやらない方が良いかも知れません。

なんだ簡単に出来ると思い調子に乗ってヒートガンで炙りながらゴムヘラで擦っていると一ヶ所折り目が出来てしまいました。(-_-メ)
気を取り直し練習の為そのまま作業続行します。

失敗して分かった事。
・フィルムのカットラインに熱を加えすぎるとフィルムが丸まってしまうのでヒートガンを近づけ過ぎないようにする。
・失敗してからビビッてフィルムの中心方向からカットラインに向けて炙ったので横方向にエアが逃げてしまう。
・大きな皺は炙った後縮み切っていない場合ヘラでこすると折れ目が付くことがある。

全ての皺を縮めたら、カットラインをダマートで印を付けた通りに正確に良く切れる鋏でカット。(ラインが消えてしまっていたりフィルムを動かしてしまった場合はやり直し)

切り口がギザギザになってしまうとそこからエアが入りやすくなってしまうのでなるべくなめらかなラインになるよう✂を途中で止めずにスライドさせるように切ると上手く行きます。
（画像は一度ガラスから剥しているので皺がよっています。）

車内側のガラスにスプレーしゴムへらで汚れを落とすを3回。
(過去にフィルムを張っていた場合は糊の剥離も忘れずに)

私はトノカバーにタオルを乗せただけですが、初めて作業する場合、車内側はしっかり養生した方が良いと思います。

上画像
セパレーターを剥す為水分を拭き取りセロテープを
フィルムとセパレーターにそれぞれ張って引っ張ると簡単に剥せます。

少し剥したら青→←の間に素早くスプレーをしながら剥して行きます。

画像下
セパレーターを剥し終わったらすぐにもう一度フィルムにスプレーをしてから巻き取って丸めて行きます。
巻く幅はプロの方でも太く巻く人と細く巻く人両方いるので好みで良いと思いますが、147 TI or GTAスポイラーが付いている場合は中心で引っ掛かってしまうので小指位の太さに巻くと楽です。
画像は太くて引っ掛かっています。

※重要　もう一度車内側ガラスにスプレーをして汚れを落としてから改めてスプレーし直し、

ガラスに水溶液の膜をまんべんなく作っておきます。

巻き取ったフィルムを端から張って位置を調整。
（フィルムが動かない場合は中性洗剤の量を増やしてもう一度スプレー。）

中心から横方向にざっとエアを抜いたところ。
かなりボコボコしていますが竹の子は出来ていないので大丈夫そうです。

バックドアトリムの外し方はNo.2で。
http://minkara.carview.co.jp/userid/2510569/car/2051889/3706302/note.aspx

フィルムの上からスプレーをしてゴムへらにキッチンペーパーを巻き中心から熱線に沿ってエアと水を抜いて行きます。

皺も無く綺麗に抜けて行きます。

フィルムが大きすぎた場合はカッターで余分な部分をカットしますが、今回出番はありませんでした。

147は熱線の接続端子は見えない位奥にあるので、フィルムを張るとき一切邪魔にならず非常に楽です。

画像上
セラミックドットの部分はエアが残りやすいので何度抜いても1カ所だけエアが溜まってしまうところがあり

内側からヒートガンを当て縮めてエア抜きすると縮んでドットに綺麗に貼りつきました。　このフィルムはドット対応フィルムなのでしょうか？

※ヒートガンを近づけ過ぎるとフィルムが溶けます。熱風の当てすぎ注意！

画像下
No.3で出来てしまった折れ目。
内側から炙ってもどうにもなりません。

フィルムを下にずらして張れば隠れるかと思っていましたが最初に小さく切りすぎました…やはり貼り直しですね。

でも…。

あれ。

ワイパーを取り付けると

見えません。

なんてラッキーなんでしょう。完全に隠れてしまっているので今回はこれで良しとします。(^^ゞ

※実は今回風が強くおまけに黄砂も飛んでいてフィルム
　にゴミが入り込んでしまい
　かなりポツポツとした仕上がりになってしましました。
　ただプロ用フィルムの為かエアが残る事もなく近づいて
　みないと分からないのでこのまま完成とします。

強風時は作業をやめるかハッチは閉めてトランク内に入り込んで作業をした方が良いと思います。

残念ながら今までで一番最低な仕上がりとなってしまいました。
86のような平面に近いガラスならとても綺麗に張れるでしょうね。
アルトで練習してから張れば良かったと今頃反省してます。

上手く行ったらフロントガラスも貼ろうと思っていましたが今の私の技術では無理そうです。
フロントのフィルムは買わなくてよかった…。