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じーどらいぶのブログ一覧

2015年10月29日 イイね!

S660ロールバー塗装 & 加工 その3


前回の続きで、ロールバーにあけた冷却孔の話をさせていただきます。
最初にお断りしますが、書くのも、読んでいただくのもめんどくさい話です。
さぼっていたところ、「さっさと書いてください!」といううれしくも厳しいメッセージを頂戴してしまいました。

すでにめんどくさくなった方は、何も言わず、イイね!をぽちっとしていただいて、そのままお帰りください。
いえ!
つたない文章ですが一生懸命書きますので、どうか最後までおつきあいください。
 (#^.^#)

さて、どうせロールバーをいじるからにはエンジン冷却の役に少しでも立つものにしたい、という思いがありました。Ozekiさんはエアインテークをうりゃ!と手で引っ張って広げようとされたそうです。自分もマネしてみましたがうまくいきません。
何より純正エアインテーク穴の形が好きだったので、これはこのままでできないか、と無い知恵をしぼりました。

   セダンのボディ表面圧力分布

上の絵はCFD(数値流体計算)で計算した、一般的なセダンタイプの車両が走行しているときに発生するボディ表面の空気の圧力を色で表示したものです。赤が大気圧に対してプラスの圧力(正圧)が一番大きいところ、青がマイナスの圧力(負圧)が一番大きいところで、間の色はその中間の圧力であることを表しています。
リアウインドウの後方、トランク上面あたりに円弧状に薄緑色のゾーンがあります。この付近は弱い正の圧力になっていることを示しています。

ここはルーフから吹き下ろす走行風がリアデッキ上面で偏向を受ける部位にあたります。平たくいえば、走ってるとき風がぶつかるところです。下の図。
このリアウインドウ後方の円弧状の正圧の範囲をポジティブアーク(PA)と呼びます。

   ポジティブアークの話
 
エスロクはセダンではありませんが、大きくくくればどっちもキャビン後部がノッチバック形状になっておりキャビン後方の空気の流れには共通する部分があるはずです。リアウインドウからエンジンフード上面にかけて、エスロクにもPAがあると考えられます。

エスロクのCFDの結果データを自分はもちろん持ってませんが、エンジンフードの中央にあいてる5本のスリット。仮にここがホンダの技術者がCFDと実車風洞を使って見つけた、エンジンルームに空気を取り入れる上で最良の場所であるならば、PAはこのスリットの上を通っているはずです。
そこからたどっていくとPAの両端はロールバーの左右の柱の後端付近にくるのではないかと推測しました。(実際、セダンでもリアピラーのすぐ後ろにPAの両端が来ることが多いようです。)

めちゃ長かったですがようするに、走ってる間、エスロクのロールバーつけ根後ろあたりの空気の圧力は正圧になると思ってます。

   冷却孔の場所を決めた理由


( + o + )
疲れてきました。。めんどくさい話の最後です。上の絵見てください。

ロールバーについてるエアインテークダクトは中でしぼられてます。
ので奥へいくほど空気の流速が速くなります。
するとベルヌーイの原理によって空気の圧力が下がり、PAの横付近でダクトの中は負圧になります。
そこで。
上の緑の丸のところに穴をあけてやれば、中と外の圧力差によって冷たい外気をエンジンルームに呼び込むことができるはず。。と考えました。


  塗装前の冷却孔 ⇒ 塗装後

上はロールバーガーニッシュに開けた冷却孔の絵です。
中の白いのは失敗して内壁につけたキズを補修した白パテ。。
やる前は簡単そうに思えましたが、裏の補強リブを避けたり、中で板が2枚あわせになってたり、変な小部屋があったりで、PAとか言う前にそっちの制約の方が素人的にはしんどかったです。
電ドル、サンダー、金ヤスリ、ペーパーを代わるがわる使って何とかこじあけました。
いろんな縛りがあってここにしかあけれない、ゆうとこにあけてます。
詳しくは整備手帳の方にアップ。。しないかも。( ̄▽ ̄)メンドクサイシ

なお、この冷却孔ですが、走行していないときは強い風がないので、熱い空気が上にのぼっていく自然対流というのが起こってエンジンルームの中から外にむかって空気が流れます。つまり走ってないときには空気抜きの役目に変わります。


さて夜もだいぶ更けてきました。
ちょっと中途半端ですが、今夜はこのへんまでにさせてください。
もうしわけ。。(-。-)zzz







Posted at 2015/10/30 02:44:06 | コメント(4) | トラックバック(0) | S660 熱対策 | 日記
2015年10月28日 イイね!

S660ロールバー塗装 & 加工 その2 ~Ozekiさんに捧ぐ


最初にロールバーをいじろうと思ったきっかけ。
それは自分のみんカラ師匠 Ozeki さんが2015年6月にブログアップされた
JW5】キノコ栽培日記<水分&空気管理> です。
 
※ 万が一ご存じない方のために
エスロク乗りの立場でちょっと説明します。
Ozekiさんは発売後いち早くS660をGETされ、市販チューニングパーツがまだほとんどない状況下でいじりたおされては、その成果を惜しみなくみんカラで次々に公開して来られました。驚くべき行動力と実証精神に満ちあふれた痛快なブログは、自分をふくめ納車を待つ多くのエスロク乗りの心の支えとなりました。


ブログの中で響いたこと
① エスロクを元気よく走らせるにはエンジンの冷却が課題
② 冷却上重要な吸気口がロールバーガーニッシュという部品についている
③ そして、ロールバーガーニッシュの部品代は安い

納車まであと5か月の時期。クルマはまだないけど情報がほしい。単純な自分は毎晩Ozekiさんのブログを読んでいるうち、おれもロールバーガーニッシュをいじるしかない!という気持ちにあっという間に洗脳されていきました。

Ozekiさんはどっちかいうと走りメインのクルマいじりですが、とにかく自分はスタイリングも含めて、初めて乗るミッドシップでしかできないことをやってみたかった。ミッドシップのエスロクにしかない外に突き出たロールバー。ボディカラーは6色もあるのにロールバーだけはどれも真っ黒なABS樹脂の素材色のままなのです。
黒は黒でかっこいいけど、黒じゃなくてもいいんじゃないの?
1週間後にはそう思いはじめました。

  
  ボディ色に関係なく全車が黒いロールバー
 © Honda Motor Co., Ltd. and its subsidiaries and affiliates. All Rights Reserved.

同時に考えていたことはやはり冷却
自分はその前からホンダアクセスさん(Modulo)が開発したアクティブリアスポイラーにはエンジンルームの冷却機能を持たせてあるのではないかと思っていました。
あの羽根が高速走行時に持ち上がるとエンジンフード後端に開口部ができます。
 ⇒ 実物見たことない方はリンク張れないけど YouTube などで見られます。
スポイラー下面は負圧になるので、あの開口部からエンジンルーム内の熱い空気が吸い出されるのではないかと思います。

(アクセスさんが栃木の本田技術研究所内で車両開発と並行でパーツ開発をしていることはよく知られています。ですからModuloの羽根は当然、車両本体の開発で苦労しているエンジン冷却問題の妨げにならないようリアまわりの空気の流れが十分考慮されているはずですし、一歩進んで冷却をサポートするように作られていても不思議はありません。)

そういう目で準・純正部品といえる無限のパーツを見ると、ウイング自体はともかく、ウイング下にあたるエンジンフードの後端に空気を抜くためのアウトレットが設けてあります。どちらのパーツもエンジン冷却に役立つように設計されているのだろうと推測しています。

ですのでエスロクで元気よく走ると的にあまり余裕がないのはおそらくメーカーも重々気にしている部分であり、Ozekiさんが実験で示されたように点火時期のリタードが頻繁に起こる。ただでさえパワーが足りないのに。。

(つい長くなったのでその3につづく。こうゆうかたい文章にがて。。)

Posted at 2015/10/28 03:00:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | S660 熱対策 | 日記
2015年10月24日 イイね!

S660ロールバー塗装 & 加工 その1

今日はロールバーを自作加工したものに交換しました。
納車のかなり前から完全オリジナルのカスタマイズをやってみたい!
とあれこれ考えてました。
その第一弾です。

今日の作業で仕上げたクルマの画像です。

 

やや夕暮れ、かつ微妙に日陰、かつ写真が超ヘタでわかりにくくて
申し訳ないですが、ロールバーまわりの外装部品をブルー系で塗装
してみました。

寄るとこんな感じ。

 

塗装した色はブリリアントスポーティブルーメタリック。
フィット3などでおなじみの色ですね。
この塗装はペイントさかもとさんにお願いしました。
もともと少しざらざら肌の樹脂部品なんですが、ぴかぴかに仕上がっ
ており、まわりの景色の映り込みは他のボディパネル以上です。
名人ならではの素晴らしい仕事だと思いました。
さかもと社長。あらためてありがとうございました。

さらに寄りの絵。

 

ロールバーつけ根の部分に冷却孔という体で穴加工してみました。
そのへんのうんちくはまた後日。

今日は作業が押して完成が日暮れになり、ろくでもない写真しか撮れ
てないので、また明日撮りなおして愛車紹介の方にアップしたいと
思いマス!

また部品加工と塗装の話も来週、というか月曜日以降にアップします。
どうかまた見てくださいね。
最後までお付き合いいただいてありがとうございました!! (のoの)/


⇒ 10/25 愛車紹介の写真 を青ロールバー仕様に更新しました。
 

Posted at 2015/10/25 00:12:30 | コメント(5) | トラックバック(0) | S660 熱対策 | 日記
2015年10月18日 イイね!

S660納車 & ホイール交換

永遠かと思われた一週間が過ぎ、S660が今度こそ納車されました。
応援してくださった皆様。どうもありがとうございました!

  
 
 17日夜、ついに実戦配備されたRX-78。ではなくJW5。
 (意味わからない方はここ流してください。。)


先の事情 によりホイールはいきなり社外品です。
銘柄は WORK EMOTION CR Kiwami
定番ですがあこがれのホイールでした。

 

色は相当迷ってボディカラーと近いゴールド系を選びました。
すべるかな?と心配でしたが自分的にはマッチしてくれたと喜んでます。
車高はあまり下げないでいくつもりなのでインセットは攻めませんでした。
スペックは以下(質量は実測)。

 銘柄: WORK EMOTION CR Kiwami
 色:アッシュドチタン
 Fr : 15 in x 5J / inset +45 / 5.8kg/本
 Rr : 16 in x 6.5J / inset +48 / 6.6kg/本
 ナット: Durax レーシングナット M12 / P1.5 ショートタイプ

この画像見ると素のブレーキキャリパーが「早く塗ってくれ!」言うてる
みたく感じませんか?(感じねーよ)


さて最後に悲しい話がのこってます。
売ることになってる純正ホイール。

 

やぱこれ、めっっちゃかっこよくないですか?(の 。の)!
決心しました。
もう一度、神にお願いしてみます!!

。。そのうちオークションなどで上の写真をもし見かけることがあったら
あいつ、やっぱりだめだったんだな、と思ってください。

ありがとうございました。


⇒ 11月7日、純正ホイールとさようならすることに決まりました。
    応援ありがとうございました。
    (´;_;`)
Posted at 2015/10/18 21:01:25 | コメント(2) | トラックバック(0) | S660 ホイール | 日記
2015年10月12日 イイね!

S660納車延期。。


のっけからウソはつきたくないのでズバッと言います。

納車は延期になりました。。

ええ。あおりでも何でもなく。
ホイール交換待ちです。
長くなるけど聞いてもらっていいですか?

 今日も来んかった。。

S660純正ホイール 仕様α。
斬新で超かっこいいのですが、少し元気印すぎる気がしたので
純正タイヤを抜いて社外品のホイールを履かせようと思いました。
はずした純正ホイールはダークオリーブに塗って冬タイヤを
つけようと考えてました。

社外品ホイールを注文、あとはこの週末の納車を待つばかりでした。
ところが直前になって突然、神の声が聞こえたのです。
「この3LDKのどこに予備のタイヤおいとく広大なスペースがあるのん?」

ほとんどの場合、神がからんできたら反論の余地はまったくありません。
「冬タイヤにしてあんなクルマでスキーにでも行ける思とるん?」
と言われ、ホイール交換計画は実施目前で大修正を余儀なくされました。

承認された修正案:
 納車を遅らせ、ディーラーで社外品ホイールに換装。
 純正ホイールは走行距離ゼロのまま回収し、1円でも高く売り飛ば。。

納車は来週末に延期になりました。
今日も富士山きれいだなあ。。 (; 。;)

 


⇒ 半年間ひたすら待ちました。
同じ思いで待ってる方が日本中にいらっしゃるのですから
あと少しの
がまんです。


Posted at 2015/10/12 19:20:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | S660 ホイール | 日記

プロフィール

「S660 初エビス西 http://cvw.jp/b/2510934/40462048/
何シテル?   09/24 06:14
こんにちわ じーどらいぶ です。 噛みそうだったら 『 じーどら 』 と呼んでください。 2017年4月。 栃木県に引っ越しました。
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