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もっふんの"もっふんR2" [スバル R2]

整備手帳

作業日:2023年9月30日

オルタネータ・ブラシ交換 #3『取付とアーシング』編

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 30分以内
1
R1, R2, ステラのオルタネータについての記事3回目です。
今回はブラシの交換・アーシング・オルタ本体の脱着(R)を説明します。

早速、オルタ裏面の赤丸のナットを外すとカバーを開ける事ができます。

もう一つ、カバーの中から何も繋がっていない無駄そうで不思議なプラスのネジが見えますね。 これはあとで解説します。
2
カバーが開いたら赤丸のネジ2つでブラシを取り外せます。ネジの長さが左右違いますから注意してください。
ローターの接点部分を奇麗にしたら新しいブラシに交換しましょう。

適合するオルタネータとブラシの品番は1つ前の記事で確認してください。
https://minkara.carview.co.jp/userid/2513429/car/2055179/7510338/note.aspx

※赤丸のネジの場所を間違えてました、画像を訂正しました。
3
さて、さっきの不思議なネジですが、レクチファイアの回路のこの部分をオルタケースに取り付けているものです。
わざとらしくカバーの外に頭を出して、何かを取り付けられるようになっていると思いませんか?

注、回路図はこのオルタの物ではありません。ステーターコイルのスター結線・レクチファイアの極性・アースの関係を示すためのサンプルです。
4
多分、こうやってくれと設計した人は意図してるのでしょう。

R1, R2, ステラのオルタのアースは、レクチファイア -> オルタケース -> オルタブラケット -> シリンダブロック -> ミッションケース を経てバッテリのマイナスに接続されています。
ここにアーシングすることで最大効率でバッテリに届きます。

オルタにしてみれば、マウントされる場所の材質・アースの具合に汎用性を持たせた設計にしたいはずなので、それらが満足出来ない場合に備えて、ここでアースを代替出来る仕組みを提供しているのかも知れません。
(設計者さん、そうなのでしょ?)

※この写真を見ますと『車載したままでブラシ交換出来るんじゃね?』とも感じます。器用な人なら出来るかもです。一度下から覗いて見てください。
5
オルタ本体の脱着ですが、スタビの付いていない R はここから可能です。
誰かにステアリングを少し回してもらいながら作業すると、うまく抜けるポイントをすぐ見つけられます。

純正サスとTEINは出来る事が分かってますが、これより短いサスがついている場合は厳しいかな... まぁそういう人は苦も無くサスを外せるでしょうから心配はしません。(笑)

S の場合はステラの記事をご参考ください。
https://minkara.carview.co.jp/userid/2513429/car/2376898/7004894/note.aspx
6
取り付ける時の順に解説しています。

赤丸の2箇所のボルト (既に緩めて抜きかけている) でブラケットに取り付けます。
Rの場合はブラケットはエンジンに残したままオルタの脱着ができます。

なお、下のボルトはフレームに当たるのでここでは抜けません。オルタと一緒に脱着します。

※タイミングベルトのカバーが無いですが、オルタネータ脱着の為に外す必要はありません。自分のはデフォで外してます。(笑)
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テンショナーを取り付けます。
ここから先の作業は単なるリブベルト交換と一緒です。

自分はベルトはいつもユルユルのセッティングです。 エンジン始動時やACコンプレッサ作動時にベルトが『キュルっ』と言ったらちょっと締める... にしています。だからベアリングへの負荷も少なくて長持ちしているのかもです。
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取り付け後のテストです。挙動は以前と変わらず問題なしです。簡易なものでも電圧計を付けていれば、エンジン始動後の電圧の上がり方、走行中の充電制御の挙動の癖が分かってきますので異常があれば感じられると思われます。

この記事ではブラシの交換のみを解説しましたが、ベアリングは異常が無ければ交換しなくてもいいと思います。

ブラシは無くなれば突然死ですが、ベアリングは死ぬ前に異音・振動などの前兆が出ますので、その時に交換するなりリビルド品を探すなりの余裕があるからです。

今回でオルタネータの記事は終了の予定です。何かの参考になりましたら幸いです。質問等はコメントで頂ければ回答できるものはお返事いたします。

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