マツダは、CX-7をマイナーチェンジし、本日発売しました。
CX-7と言えば、クロスオーバーでありながら、MPVと同様のDISIターボエンジンを搭載。
スポーツカーとSUVを融合させた、他にはない個性を持った車。
大まかな変更点は以下のとおり。
エクステリアでは、フロントロアグリル、フォグランプベゼル、フロントバンパー、リアバンパー、18インチアルミホイールのデザインを変更。
ボディカラーは、9色あったものが、ラディアントエボニーマイカ、ギャラクシーグレーマイカ、クリスタルホワイトパールマイカ、ブリリアントブラックの4色のみに。
マツダ車は、色数が多いのが特徴なので、これは残念…。
インテリアでは、センターパネル、ブラックアウトメーター、ステアリングを一新。
そして、注目は、マルチインフォメーションディスプレイ(MID)を全車に採用したこと。
アクセラで登場したMIDは、平均・瞬間燃費、平均車速、走行可能距離や、オイル交換時期などのメンテナンス情報を表示。
また、以前のモデルでは、ナビモニターに表示されていた、サイド・バックモニターがMIDに表示されることに。
その他、マツダ乗りの間では悪しき評判の(笑)、オートライトシステム、レインセンサーワイパーが標準に。
あわせて、アドバンストキーレスエントリー&スタートシステムも全車標準化。
ステアリングでは、今までチルト機能のみだったものが、テレスコピック機能も全車標準化。
ナビは、今までG-BOOKナビが全車標準だったのですが、オーディオレスが標準となり、オーディオ&ナビは全車ディーラーオプションとなりました。
アクセラでもG-BOOKナビが採用されなかったように、これからG-BOOKナビは、あまり設定されなくなるのでしょうか!?
エンジンでは、燃焼室形状や燃料噴射タイミングを見直し、応答性を損なうことなく燃焼効率を向上。
ターボの過給圧特性を最適化することにより、応答性が良く、かつスムーズに立ち上がる加速フィーリングを実現。
6ATはシフトパターンを最適化するとともに、スリップロックアップ制御の領域を拡大。
前述のエンジンの燃焼効率の向上や、ブレーキ不使用時の摩擦の低減と相まって、2%燃費を改善(2WD車:9.3km/L 4WD車:9.1km/L)。
環境面では、アクセルペダルの踏み込み量や車速などから効率の良い運転と判断した場合に点灯する「エコランプ」をメーター内に新設。
注目の安全面では、エマージェンシーシグナルシステム(ESS)を全車に採用。
リアビークルモニタリングシステム(RVM)をCruising packageに新たに標準装備。
そして、全車にオプション設定だった、SRSカーテン&フロントサイドエアバッグを全車標準化されました。
もともとDSCやTCSは全車標準。
Cruising packageは、プリクラッシュセーフティとレーダークルーズコントロールが装備されるため、最新の安全装備が備わります。
ただ残念なのは、相変わらず後席センターにはヘッドレストがなし。
欧州仕様では装備されているだけに、相変わらず日本は変なところで差別化されてしまっています。
と、いったところで、色数の減少や、後席ヘッドレストに不満はありますが、MIDやテレスコピック、ESSやサイド&カーテンエアバッグが標準装備される等、実のあるマイナーチェンジとなっています。
もし私に子どもがいなかったら、乗っても良いかなと思わせる一台。
ただ、いかんせん、PR不足と、「マツダだから」と言う理由で、はなから購入対象に上がってこないのが現状。
ハリアーの購入を考えるのならば、少なくともこちらも考えてもらいたいなあ…。
Posted at 2009/09/09 00:06:55 | |
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