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マツダは、本日デミオの特別仕様車、13-SKYACTIV SHOOTING STAR（シューティングスター）を設定し、発売しました。

これは、SKYACTIV技術を投入した13-SKYACTIVをベースに特別装備を施したもの。
何より、目を惹くのは、ヘッドライト。
シューティングスター（流星）をイメージさせるLEDヘッドライトとなっています。
何を隠そう、マツダでのLEDヘッドライトの採用は、このデミオが初。
ロー／ハイビームに加え、ポジションランプもLED化し、ノーマルとは明らかに違った顔つきとなっています。
特に、デミオの13-SKYACTIVには、以前書いたように、何故かディスチャージヘッドライトが設定されていなかっただけに、朗報となります。
他には、ベース車ではセットオプションとなるスタイリッシュパッケージ（ダークティンテッドガラス（リアドア／リアゲート）・撥水機能（フロントドアガラス／ドアミラー）・LEDドアミラーウインカー）とスポーティパッケージ（14インチアルミホイール・本革巻ステアリング）相当が追加されており、中でも14インチアルミホイールは、専用の高輝度塗装となっています。
他には、シートカラーが、専用のボーダーブラックとなる模様。
また、専用ボディカラーとして、ベロシティレッドマイカも設定されています。

価格は、ベース車プラス15万円の、150万円。
事実上、10万円相当となる前述のセットオプションが装着されているので、5万円で、LEDヘッドランプと専用アルミホイール、専用シートカラーが手に入ると考えれば、お買い得感は高いと言えるでしょう。
何より、安全装備であり、省電力、長寿命化に寄与するLEDヘッドランプの設定は、意味あることと思います。

こういった装備を、先日フルモデルチェンジしたマツダのフラッグシップとなるアテンザではなく、量販モデルであるデミオで初採用してきたことは、遅かりし感もありますが、評価すべきことであり、何ともマツダらしい。
ぜひ、ベースモデルにも拡大設定してもらいたいところ。

そして、いつも感心させられるのは、マツダのネーミングセンス。
シューティングスターとは、単純ではありますが、悪いイメージを抱く人はあまりいないことでしょう。
何より、その響きが心地よい。
少なくとも某大衆ミニバンのような、ゴールデンアイズとか煌とか言ったものよりは、数百倍センスの良いネーミングだと思います。

ベロシティレッドマイカのデミオは、まさに赤い流星。
シューティングスターが似合うクルマは、他に見当たりません。