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2013年11月05日 イイね!

オデッセイフルモデルチェンジ

ホンダは、オデッセイをフルモデルチェンジし、今月1日から販売を開始しました。

前回書いたように、今回のモデルは、事実上エリシオンとの統合モデル。
結果、先代までのオデッセイからすると、かなりずんぐりむっくりとなった印象ですし、エリシオンと比べると、引き締まったもの。
そのサイズは、アブソルートのFFモデルで全長4,830mm、全幅1,820mm、全高1,685mm、ホイールベース2,900mm。
そして、前回似ていると書いたMPVのサイズは、現行モデルで全長4,860mm、全幅1,850mm、全高1,685mm、ホイールベース2,950mmと、数センチレベルで若干大きいものの、ほぼ同じ。
ただ、室内寸法は、オデッセイの低床フロアが功を奏し、高さにおいては、MPV1,210mmに対し、オデッセイ1,325mmと圧勝。

ホンダも認めているように、今回のモデルは、オデッセイとして開発したものではなく、まったく別の次世代の理想のミニバンとして開発していたクルマであった様子。
つまり、今ホンダが考える理想のミニバンのサイズは、これくらいなんだろうと言うこと。
結局のところ、これ以上、車高を上げると、どうしても走行性能がスポイルされるし、大人を3列シートまで快適に座らせようとすると、全長をこれ以上短くすることはできない。
全てを高次元でバランスさせようとすると、これくらいのサイズはどうしても必要となるわけです。
奇しくもMPVと同じ車高であることからも、特に高さにおいては、動的質感を確保するギリギリの数値なのでしょう。

ホンダは、スライドドアやフラットフロアになったことをオデッセイの革新だとしていますが、それは後付けの理由。
このモデルを無理矢理オデッセイと冠したことを正当化しただけのことであり、詭弁に過ぎない。
ホンダの考える理想のミニバンが完成したとするならば、エリシオンでもオデッセイでもなく、新たなブランドを冠しても良かったのではないか。

事実、キャプテンシートを用意したり、先進の安全装備を設定する等、通常のガソリンエンジンにCVTをドッキングさせるという何とも凡庸なパワートレインを除けば、その内容は、現在のミニバンではベストバイとも言えるもの。
少なくとも、見た目の豪華さと、室内の広さだけを追求したあげく、ドライバーが運転を楽しむ領域をなくし、動的質感の低いハイト系と言われる多くのミニバンよりは、満足感の高いクルマとなるでしょう。

だからこそ、ここ最近の無機質なホンダデザインと、オデッセイと冠する必要性に疑問を感じざるを得ません。
Posted at 2013/11/05 22:02:06 | コメント(2) | トラックバック(0) | 車(ホンダ) | クルマ

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子どもが生まれたのを機に、初めてミニバン(LY3P MPV)にしました。 車を中心としたブログを綴っていますが、弄りは技術も時間もお金もないため、ほとんどでき...
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