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2012年01月29日 イイね!

GSに見るレクサスの綻び

昨日書いたレクサスGSにおいて登場した、レクサス本部長の伊勢清貴常務役員は、新型GSの全幅について、こう言っています(昨日の再掲)。

「踏ん張り感のあるデザインや居住性向上のため全幅を先代モデルより拡大したものの、「立体駐車場に入る」サイズにこだわった」

つまり、全幅を拡大した理由は、デザインと居住性向上。

しかし、それに対し、デザイン本部レクサスデザイン部稲冨克彦主幹は、こう言っています。

「今回は全幅を20mm増やしていますが、タイヤの張り出しに使っただけ。コーナリングのために使ったのです。よく日本車は全幅いっぱいにドアパネルを広げますが、横方向に関してGSは不満が無いと考えているので、走りに徹するためにワイドトレッドにし、それを吸収するために意匠枠としてもらっているのです」

つまり、コーナリング性能を向上させるため、ワイドトレッド化し、その結果として全幅が拡大していることに。

かたや、デザインと居住性向上と言い、かたや走行性能の向上と言う。
この違いは何なのか。

ちなみに、室内幅は先代も今回のモデルも変わらず、1,535mm。
つまり、室内幅に関して、数値上は拡大されていないことに。

これは何を意味するか。
事実を語っているのは、多分後者の主幹。
現場を知っている人間の言葉。
それに対し前者の本部長は、現場や実車のことを何一つ知らず、ただただレクサスブランドを展開するためだけに置かれているポストか。

重箱の隅を突つくかのような矛盾点かもしれませんが、レクサスを本当のプレミアムブランドにしたいのならば、こういった見解の不一致はさけるべき。
現場を知らない人間が、我が物顔で喋るとこうなる、と言う典型的な例でしょう。
現場が志高くても、上がこれでは…。

もう一つ。
TRDモデリスタは、新型GSの発表と同時に、各種パーツを発表しましたが、これもいかがなものか。
TRDやモデリスタは、「トヨタ」のイメージが強い。
そのブランドからパーツを出すことで、「レクサスも所詮トヨタだね」と思われてしまわないでしょうか。

こういった詰めの甘さに、レクサスの綻びを感じます。
せっかくの国産プレミアムブランドなのですから、徹底的にやってもらいたいものです。
Posted at 2012/01/29 21:44:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | 車(レクサス) | クルマ
2012年01月28日 イイね!

レクサスGSフルモデルチェンジ

トヨタは、レクサスGSをフルモデルチェンジし、今月26日に発売しました。

先代GSのグレード展開が、ハイブリッドの450h、V8の460、V6の350であったのに対し、今回のモデルは、ハイブリッドは変わりませんが、ガソリンエンジンがダウンサイジングとなり、V8を廃止。
V6の350と250という構成になりました。

GSは、日本ではアリストと名乗っていたモデル。
過去、いずれも3リッターオーバーの排気量であっただけに、ISと同じ2.5リッターが受け入れられるかどうか、注目したいところ。
そして、先代GSが、先々代GSつまり日本名アリストのデザインを色濃く残した車であったのに対し、今回のGSは、日本市場においてレクサスブランド導入後、初のフルモデルチェンジを受けた車となり、同時に今後統一的に採用されるとアナウンスされているスピンドルグリルを初採用したモデル。
つまり、日本においては、アリストの残像を払拭したモデルと言ってもいいでしょう。

正直、このクラスのモデルとなると、装備は一定水準を超えているので、特筆すべきことはありません。
裏を返せば、これといった先進的な装備もないということ。
そして、残念なのは、プリクラッシュセーフティシステムが全車オプション。
後席エアバッグが全車に設定(一部標準)となる等、相変わらず事故が起きてからのパッシブセーフティ装備は充実していますが、事故を未然に防ぐアクティブセーフティの装備が相対的に弱い。
このクラスであれば、例えば全車標準で、レスオプション化するのも一つの訴求方法ではないか。
飛び道具がないのならば、安全装備を充実させるのが、「この道と語り、この星を想う」車の特徴としても悪くはないのでは。

一つ気になるのは、トヨタ自動車でレクサス本部長を務める伊勢清貴常務役員のコメント。

「踏ん張り感のあるデザインや居住性向上のため全幅を先代モデルより拡大したものの、「立体駐車場に入る」サイズにこだわった」
「今回デザインがフレアで、タイヤが外に張り出す格好にしたが、そのサイズを決めるひとつの要素は立体駐車場に入るということ」

先代GSにくらべ、全幅は1840mmとプラス20mm。
しかし、それ以上にトレッドは前がプラス40mm、後プラス50mmと広がっています。
通常、立体駐車場に入るかどうかは、全幅とトレッド幅が肝心。
全幅がおさまていても、トレッドが広くてアウトなんてケースもあるくらいですから、全幅以上にトレッド幅を広げておいて「立体駐車場に入る」とは、これいかに。
この本部長は、駐車場の現実を知っているのかどうか。

日本市場がおまけのようなレクサスブランドにおいて、日本特有の立体駐車場を意識している時点で視野が狭まっていないか。
それもレクサスの「おもてなし」の一つ、と言われれば、返す言葉もありませんが、仮にそうだとしても、立体駐車場を意識したなんて話を公表する必要はないのではないか。

高級車に立体駐車場は似合いません。

そうは言うものの、今までのレクサスモデルが、アクが弱かったのに対し、今回は明確なデザインコンセプトを見せ、プラットフォームも一新する等、結構気合いの入ったモデルであるため、ハードとしては文句なしの一級品。
あとは、レクサスというブランドに、価値を見出せるかどうか、そこにかかっています。

少なくとも、レクサスの中では鉄くずとも言えるHSを買うよりは、はるかに「高級」です。
Posted at 2012/01/28 22:44:54 | コメント(2) | トラックバック(0) | 車(レクサス) | クルマ
2012年01月27日 イイね!

激辛カレーラムネ(木村飲料)

激辛カレーラムネ(木村飲料)昨日、静岡に出張した職場の同期からもらったのが、画像の代物。
なんと、カレーラムネです。

メーカーは、静岡県島田市にある木村飲料株式会社。
ホームページをみると、他にもわさびらむねやバラのサイダー等、結構変わり種がいっぱい。

さて、意を決して先ほど飲んでみました。
匂いは、ほのかにカレー。
口に含むと、一瞬普通のラムネっぽいのですが、その後に、辛さがやってきます。
その辛さは、カレーと言うよりも、痛い感じ。
妻は一口飲んで、「痛い!」と言っていましたが、私は難なく完飲。
激辛と書いてあった割には、大丈夫でした。

間違いなく、二度と飲むことはないでしょう(笑)。
Posted at 2012/01/27 21:58:28 | コメント(3) | トラックバック(0) | グルメ | グルメ/料理
2012年01月26日 イイね!

ビアンテ GRANZ登場

マツダはビアンテに特別仕様車「GRANZ(グランツ)」を設定し、本日発売しました。

このグランツは、東京モーターショーに参考出品されていたものですので、予定どおり発売されたことになります。

「グランツ」は、確か初代MPVに設定されていたグレードの名称。
久々の復活と相成りました。

さて、注目はやはりそのフロントマスク。

専用フロントバンパー(フロントロアグリル)、専用メッキトップバー&アッパーグリルを採用し、ベースモデルとは、全く別モノとなっています。
マツダによれば、新デザインテーマ「魂動(こどう)」のモチーフとなるシグニチャーウィングを採用したとのこと。

デザインは好き嫌いがあるので、言及することは避けますが、ベースモデルが歌舞伎役者なら、グランツは仮面ライダーと言ったところか。
いずれにしても、どちらもアクの強いデザインであることには、変わりありません。

他には、ベースとなる20Sに対し、専用リアフィニッシャーモール(シルバー)、LEDリアコンビネーションランプベゼル(シルバー&ブラック)、マフラーカッター、ブライトモールディング(フロントバンパー/サイドシル/リアバンパー下部)、インパネデコレーションパネル、スカッフプレート(フロント)が特別装備品となっています。

グレードはGRANZとGRANZ-Cの2つ。
GRANZ-Cがハロゲンヘッドランプ、16インチスチールホイール+フルホイールキャップ、電波式キーレスエントリーシステムであるのに対し、GRANZは、ディスチャージヘッドランプ、本革ステアリング&シフトノブ、17インチアルミホイール、アドバンストキーレスエントリーを装備。
ベースの20Sは、タイヤを除きGRANZに準ずる装備となっているため、事実上、GRANZ-Cの装備レベルは下がっています。

それで価格は、20Sが2,490,000円、GRANZ-Cが2,500,000円、GRANZが2,570,000円。
8万円を出して、専用のエクステリア&インテリア、17インチタイヤが装備されるのならば、なかなかお買い得ではないでしょうか。
それに対し、GRANZ-Cは、メーカーオプションを一切選べない設定であるため、純粋にデザインだけを手に入れたい人しか、購入対象とはならないでしょう。

ただ、依然として、8人乗りでありながら、ヘッドレストと3点式シートベルトは6人分のみ。
こういった特別仕様車もいいですが、たまには、安全に特化した特別仕様車があってもいいのではないでしょうか。
多人数が乗れる車だからこそ、基本的な部分を疎かにしてはいけません。
プレマシーと違い、ビアンテは国内専用車だから、この設定なのでしょう。
それにしても、この時代において、今さらこの設定はあり得ない。
マツダは、日本のメーカーならば、日本市場を馬鹿にしないでもらいたいものです。
Posted at 2012/01/26 22:15:12 | コメント(3) | トラックバック(0) | 車(マツダ) | クルマ
2012年01月26日 イイね!

プリウスPHVは61.0km/L

今日、ふと手に取った情報誌を流し読みしていたところ、プリウスPHVの記事が。
そこには、「…HV燃費は、61.0km/L…」と書いてありました。

先日、PHV車の燃費については机上の空論であり、所謂今までの燃費とは数値の定義が違うと書いたはなから、この有様。

その情報誌は、多分多くの人が知っている、有名な雑誌。
総合情報誌であるため、読者は車について詳しくない人も多いはず。
その読者を相手に、この表現をしたら、プリウスPHVがガソリン1リッターで、61km走ると単純に思ってしまうことでしょう。

そのライターも、あまりにも低レベル。
専門外の記事を書く時こそ、詳しく調査するのが本当のプロではないのでしょうか。

こうして、多くの人が洗脳されていく。
この歳にして、ようやく世の中の仕組みが、わかってきました…。
Posted at 2012/01/26 21:31:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車全般 | クルマ

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子どもが生まれたのを機に、初めてミニバン(LY3P MPV)にしました。 車を中心としたブログを綴っていますが、弄りは技術も時間もお金もないため、ほとんどでき...
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