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2015年09月26日 イイね!

MPV車検の代車はアクセラセダン

MPV車検の代車はアクセラセダン今日は、MPVの四回目の車検。
左のドアミラーが倒れなくなったり、運転席ドアノブの遊びが大きくなったりと、細かな部分でトラブルが出ていますが、パワートレインは絶好調。

そして、その代車として乗ったのが、現行アクセラのセダン。
グレードは、スチールホイールを履いていることから、最もベーシックな15CのFF、6ATモデル。
アクセラ唯一のマニュアルエアコン車ですが、センターディスプレイとコマンダーコントロールは装着されていました。

ディーラーで触れたことはありますが、恥ずかしながらステアリングを握るのは今回が初。
運転席に座った時、改めて思ったのは、以前CX-5に乗った時と同様、あるべきものがあるべきところにある、というもの。
これは、今マツダが改めて世にうたっている、安全に運転するために、適切なドライビングポジションをとらせることがいかに大事かを具現化したもの。
座って、右足を伸ばした位置にオフセットされることなくアクセルペダルがあり、左手を置いた位置に、コマンダーコントロールがある。
こういった、一見当たり前と思うことができていないクルマが多い中、この自然さはマツダの美点。
昔の日産のCMではないですが、『あっ、この瞬間がマツダ車だね』と言える共通のテイスト。

動き出しても然り。
1.5リッターのSKYACTIV-Gのパワーは必要十分。
ノーズが軽いせいか、非力さを感じることもなく、軽快に走ります。
そして、ここでも改めて感じたのは、トルコン式多段ATである6ATの素性の良さ。
カタログ燃費命の日本において、特にこのクラスはCVTが主流。
しかし、カタログ燃費と引き換えにもたらされるラバーバンド感を筆頭としたドライバビリティの悪さは何とも気持ち悪いもの。
アクセラの6ATの素直なフィーリングには、自然に笑みが生まれてしまいました。
目的やジャンルが違うとは言え、例えばポルテと比べると、クルマそのものの志、出来の違いが如実に感じられます。

難点を挙げるとすれば、小回りが利かないこと。
最小回転半径は5.3mと少々大きめ。
駐車場での切り返しで、もう少し切れると良いなと思うことがしばしば。

総じて、デザインのみならず、操作性や操縦性、動的質感が最近のマツダ車では大きさに関係なく統一されていますが、ここまで統一されているのは、日本車では初めてではないでしょうか。

素性の良さが凝縮されているアクセラ。
これぞ良いクルマだと思います。
Posted at 2015/09/26 22:38:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車(マツダ) | クルマ
2015年09月10日 イイね!

ダイハツキャスト登場 〜自分の首を絞めることにならないか〜

ダイハツは、新型の軽乗用車となるキャストを、9月9日から発売すると発表しました。

さて、その注目は、やはり3つのバリエーション。
ダイハツ曰く、都会的テイストで洗練されたエレガントな質感が際立つスタイル、スポーティテイストが走りへの期待感をかきたてるスポーツ、力強いクロスオーバーテイストが行動範囲を広げるアクティバとし、そのバリエーションの豊富さをアピールしていますが、基本全て同じ車。

ベースがスタイル、それをSUVルックにしたアクティバ。エアロパーツを装着したスポーツと見るのが適当でしょう。
特にアクティバは、アクアをSUV調にしたX-URBANを彷彿とさせます。

果たして、今時この展開はどうなのか。

パイの奪い合いとなりつつある軽自動車市場においては、個性的なモデルを打ち出して、いかにユーザーの心を掴むかが肝となっていますが、小手先でルックスを変更したモデルを投入するのは、あまりにも浅はかではないか。

三井社長は、
『よりお客様にダイハツ車のファンになって頂こうとした時に、我々がカバーできていない部分はどこなのかという観点から、企画した』
『今回提案した部分を抑えていけば少なくともダイハツとしてはひとつのラインアップができるということで、3つのバリエーションにした。ただこれで決して上がりではないと思っているし、他の車種でもこうしたバリエーションを持つ可能性もある』
と語っていますが、『本物』ではなく、『テイスト』のものでラインアップを形成して満足なのか。

装備にしてもそう。
マツダは、安心して安全に走りを楽しむための理想的なインターフェイスの一つとして、理想的なドライビングポジションの提供に腐心していますが、このキャストでは、チルトステアリングと運転席シートリフターが一部グレードでのみ標準。
同装備をセットとしたドライビングサポートパックは、サイド&カーテンエアバッグ等とのセットオプションとなっています。

軽自動車だろうと、そうでなかろうと適切なドライビングポジションをとらなければならないことは同じはず。
こんなことをしていては、『やっぱり軽は軽だ』と言われかねません。

高い質感を売りにしながら、特筆すべき燃費性能や安全性能があるわけではなく、小手先の変更でバリエーションの豊富さを訴求する。
それでは、いつまでたっても軽自動車はその枠を打ち破れないし、軽自動車自身が軽自動車の価値を下げているようなもの。

旧態依然の商品企画が、いつまでまかり通るのか。
軽自動車とは言え、決して安くない買い物だけに、市場はどう反応するのか。
目先の変化に騙されてはいけません。
Posted at 2015/09/10 21:01:00 | コメント(3) | トラックバック(0) | 車(ダイハツ) | クルマ

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子どもが生まれたのを機に、初めてミニバン(LY3P MPV)にしました。 車を中心としたブログを綴っていますが、弄りは技術も時間もお金もないため、ほとんどでき...
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