daluhmannのブログ一覧

こちらの記事の続き
https://minkara.carview.co.jp/userid/2515164/car/2057558/5498771/note.aspx

＞交換後、特に劇的に変わった気はしないが、エンジンのフィーリングが多少滑らかになったような気がするのと、アクセルをわずかに踏んだ時の反応が早くなった気がする。微小スロットルでの細かな足遣いに反応するようになった、というか。

…と書いたが、いやあ、改めて走り回ってみると、ずいぶん違う。
何が違うと言って、ATミッションのマネジメントが変わったのかと思うほどキックダウンしなくなったし、早めにシフトアップして低回転でスムーズに加速するようになった。
つまりアクセルの踏み込み量が明確に減っているわけやね。

言い換えると、これまでは低速トルクが薄くて（と言っても2.8Lなのでそこそこ太いが）ある種ドッカンターボっぽい感じだったのが、何やら大人しい車になってしまった、と。

同乗した奥さんによると「前のほうが、いかにもスポーツカーって感じで楽しかった」とのこと。うーん…。

Z3とアルテッツァジータの車検の時期がいずれも10月前半とたまたま重なってしまい、先週今週で2台とも通してきたわけだが、どちらもヘッドライト検査でロービームが光量不足でハネられた。
まあロービームがダメでも測定装置が直ちにハイビームでの検査に切り替えてくれるので、どちらもハイビームで合格となったのだが、検査ライン上で一瞬でも×印が出ると心臓に悪いのは確か。

バルブの劣化、樹脂製レンズの曇りなど、いろんな要因が重なってのことなのだろう（レンズの曇りは、前日にピカールで磨いていったのだが）。実際、走っていてもロービームの暗さは常に感じる。
特にHIDのアルテッツァは暗いと定評で、純正の35Wを55Wだかに改造する人も結構いるようね。

微妙に困ったものである。

アルテッツァの夏タイヤが終わって、今はスタッドレスだがどうせ春には新調せないかんということで出物を物色しているのだが、なにせ高扁平タイヤの著しい価格破壊を痛感する。

韓国ハンコック製215/45R17が1本4000円ってマジか…。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/worldselect-t2/lk01-2154517-1.html

またここ数年はオークションで買った格安新品／バリ山中古タイヤを交換作業専門店に配送して嵌め換えしてもらうのが常だったが、そもそも最近はタイヤ付きホイールを無料で引き取ってくれる業者もいるので、いっそタイヤホールセットで買ってタイヤが摩耗したらホイールごと捨ててまた次のを…とするほうが嵌め換えの手間とコストすら省けて遥かに手っ取り早いという気もする。

まあZ3はデザイン的に純正ホイールを今後も使い回すだろうが、アルテッツァに関してはホイールに特にこだわりもないし適合する中古タイヤホイールセットがなんぼでも売っているので、おそらくこの「タイヤが磨耗したらホイールごと捨てる」という路線で行く可能性が高い。
少々恐ろしい世の中になった。

エンジン死亡寸前という少々おだやかでない事情の原因は、これ。


これは何かというと、ラジエターリザーバー（サブ）タンクのエア抜き穴のプラグ（ボルト）。

こやつの頭が経年劣化で全く触ってもいないのに突如として折れてしまい、わざわざ切ってある溝からクーラントがダダ漏れに…。（写真は正常なエア抜き作業中のものを拝借）


たまたまコンビニに立ち寄ってクーラントが漏れていることにさっさと気づいたから良かったものの、もし気づかずにあと1時間いや下手をしたら30分も続けて走行していたら、高い確率でオーバーヒート→エンジンお釈迦だったと思われる。
気づいた時点でも水を2Lぐらい飲み込んだ（贅沢にもコンビニで飲料の天然水2Lペットボトルを購入）。自宅から30kmぐらい離れたところで気づいたので、途中で2回、やはり2Lずつ補給しながらやっとの思いで帰還。

さっそく新品部品をオークションで注文。
1個たった500円ほどのこんな部品のせいでエンジンが潰れたら洒落にならんわ…。
てか、国産車には良くも悪くもこんなものは付いてない。

真水を6Lもぶち込んで冷却水が薄まってしまったので、クーラント交換もせんとなぁ…面倒な。

そもそも、Z3（というかBMW全般？）のラジエターファンって、こちらの写真を見ての通り、エアコンコンデンサー／ラジエターの前側についている＝押し込み式なわけですよ。


対して国産車はほぼ例外なく、ファンがエンジンルーム側についている＝吸い出し式。夏の暑い日本の車が総じてこちらを採用するってことは、きっとそのほうが暑さには強いのであろう。