ヒーターコア交換３

左が付いていた物、右が新品。ヒーターコア本体(プラスチック部分)の材質が変更されており、左が半透明の本体で右が真っ黒の本体になっている。

左が新品、右が付いていた物。冷却水の漏れは認められず。
半透明のプラスチック部分だが冷却水が浸透しており、硬化が認められ割れやすくなっている模様。プラスチックに弾性がなくなっている状態。
鼻を近づけるとプラスチック部分から冷却水のにおいがする状態でした。
ヒータコア交換後は、全く冷却水の臭いがしなくなりました。快適！快適！

ヒーターコアユニットは、ステイで固定されているので、ボルト２本を外せばヒーターユニットからヒーターコアだけ外せます。
あとは外した工程と逆に組んでいけば終了です。
最大の難関は、ナビをダッシュパネルに入れることです。パイオニアサイバーナビ(AVIC-VH0099S)でスカウター、フロント＆バックカメラ、HDMIケーブル、USBケーブル、通信用USBケーブル、B-CON、TVアンテナ、ラジオアンテナ(リア窓貼付タイプ)、GPSアンテナ、ETCケーブル、ナビ電源ケーブルAssyなどが繋がるので中に押し込むのが大変です。ナビの排気ファンのところには少しでも隙間を持たせないとダッシュボード内の熱が逃げず熱暴走によってナビの電源が落ちてしまいます。FDはエンジンルームもダッシュボード廻りも整備性の悪い車の代表ですから大変です。

技術や特殊工具は必要なし。
　あると便利な工具。
　・内張り外し
　・クリッププライヤー
　・カプラー(コネクター)プライヤー
　・ウォーターホースクリッププライヤー
根気だけの作業です。
コンソール止めている9本のボルトのうち1本が斜め打ちで無理やりトルク掛けて締め付けてありネジ馬鹿になっておりました。
ボルトをなんとか外した後、タップを切り直して(M8の並目)完了(ボルトのネジ山が負けていたのでタップ切り直しだけで済んだので良かったです。最悪は一回り大きなボルトで止めるしかなくなりますから。)。