今年、実はパンクした。
日ごろの訓練が本当に役立った。
カフェの駐車場に入ろうとしたとき、縁石が見えず左タイヤをぶつけた。
「ドーン」と大きな音がしたので止めたら見事に、タイヤが裂けてパンクしていた。
路肩にそろそろ動かし、ジャッキを出す。
でも約束の待ち合わせがあと20分後。
もう、ダメだー
そのとき、通りすがりの大きなRVカーに乗った若い男性が降りてきて
「だいじょうぶですか?手伝いましょうか?」
と声をかけてきた。
手伝ってくれ、自分が脱着、装着するまで見守ってアドバイスしてくれた。
「これ、タイヤ裂けてるから、一回このあとディラーでボディがまずくないか見てもらったほうがいいですよ」
タイヤは無事はずれ、スペアで積んでいたスタッドレスの同じ純正の鉄のタイヤとホイールをそのまま交換することができた。
ナットもそのまま使えてタイヤ交換6分で終った。
「よかったですね」
男性は作業の無事を見届けると、車に戻っていった。
「あー、待って」
相方にお礼のお金を渡してくるようにお願いした。
でも、相方は戻ってきて言った。
「お金を差し出したら、『気持ちだけでいいです』とていねいに断られたわ。」
え?
タイヤをトランクルームに戻して見上げると彼はもういなかった。
20-30代の方にそう言われると、恥ずかしい。
彼は神様の変身した姿であの時いたのかもしれない。
そして、待ち合わせにも間に合った。その日ディラーにも持って行ってチェックしてもらったが、車軸やシャシーの変形も幸いなかった。
そして、結局このスペアタイヤはいたまま、残り3本のノーマルタイヤと一緒に磨り減るまで乗っていられた。通常の専用スペアタイヤではこういう芸当はできない。だから「普通のタイヤをスペアに積んでおく」というのは、運用上も大変メリットがある。
……それで教訓が生まれた
1.スペアタイヤはやはり絶対1本でも積むべし。もちろん、普通に使えるタイヤで。
2.ホイールナットが同じものをスペアタイヤのホイールにすべし。同じナットが使えるホイールでの作業は混乱する現場で短時間で交換するためには必須だろう。
……さて、
アルミホイールで次からは行く予定だ。すると、やはりスタッドレスも同型のアルミホイールにしておいたほうが絶対いいのが歴然。
それで、調達することにした。ネットで見かけた解体屋さんに聞いたら偶然にもあった。
今治市の予洲商事さん
整然と解体された大量のパーツや部品が整理され積み上げられていた。
14インチ5.5J PCD100 オフセット45 ハブ径54mm 4本で4696円(税込)NCP10とか古いヴィッツ用だ。でも、KSP130の自分にももちろん適合する。
それほど汚くない。若干のガリ傷があるがDIYで直せるだろう。ゆがみや割れもない。
これ?もしかしたら全塗装したのかな?
予洲商事さんも、店の人が親切にホイールを車に積んでくれた。
毎度思うけど、解体屋さんは親切な人が多い。
とりあえず、同じアルミホイールを格安でゲットできた。ラッキー。
Posted at 2017/12/27 09:32:28 | |
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