
前回の続きです。
注:18万キロ走行した過走行な あてざん号の場合のお話であって、通常10万キロ未満のお話ではありません。10万キロ未満の場合はオイルも、もう少し持つと思われますが、実際はエンジンと相談してください。
また、添加剤については完全に自己責任となり、それを入れる事によりエンジンが壊れてもメーカが責任を取ってくれる事はありません。補償対象外となるため、10万キロ未満の方は入れない事をオススメします。
C3オイルは欧州規格なのでDL-1と同じとは言えませんが、レベルはほぼ同じだと考えて差し支えないと思われます。リン・硫酸灰・硫黄分が少なく、油膜保持能力に優れるという認証がACEAのC(排ガス浄化装置付き用)オイル規格
理由はDL-1が日本国内規格であって、内容的に海外だと社外オイルにDL-1を唄っていないので実質C3がクリーンディーゼルオイル用だったかと。C4とか上位規格もありますが国内では見たことないw
さて、前回投入したSunocoのオイルですが DPF再生の毎に性能劣化が激しいです。前回と比べて、こんなに性能低下したかな?と思う程低下していきます。オイル希釈時の劣化がもぅ、後悔するくらいに(笑)
おおよそ2000km程度走行しましたが、もう既にオイルがくたびれている様子。過走行になってくるとオイル交換の頻度は何れにしても高めといっても過言ではないでしょう。主にオイルの添加剤の違いによるモノです。純正と比べると対応距離は同じ位となります。今回は目的もありますのでコレで行くわけですが。
丁度極円安でオイル高騰にも歯止めがなくなりましたので、次のオイルも購入しておこうかな?と考えている次第です。
オイル交換後、概ね300km毎に感触が悪化していきます。DPFが終わって、エンジンが冷えると回転が偏る(ハンチング)事もあったり、異音が発生したりと色々な症状も出てきますので、潤滑添加剤の投入は必須になってきます。
過走行の場合、概ね2~3000km毎のオイル交換が必須だと思うのですが、今回のはベースオイルは良いのかもう少し添加剤を投入すればイケそうな感触はあります。温度が早く冷えるのでオイルの性能としては良い部分があるんだなぁ~程度。2倍程度の金額分の違いまでは感じられません。
ただし、劣化はそれなりに進んでいるので交換推奨になっている事は間違いないでしょう。回転が偏るのはオイルとしての性能が低下している証拠だと考えてます。(燃料の場合もあるので、オイル交換、潤滑剤投入で修正される場合に限ります。)
ディーゼルターボ+MTならではのエンジン感覚も直接変化するので、判るとは思うのですがワカラン人は解らんでエエのです。そのために、推奨交換時期というのがあるのですから。
過走行になってくると少なくとも、Xまでオイルが増える状態にするのはNGだと考えています。ガランガランと音が大きくなるのもオイルがダメになって潤滑の仕事量が減ってる証拠になります。(燃料でも音が変わるので一概には言えません。)
基本的にはレベルゲージの中間まで入れてFullでオイル交換、もしくは走行距離や、燃費、DPF回数で決めるべきだとは思います。
トヨタ純正オイルでおおよそDPF再生5~7回、Skyactive-DオイルでおおよそDPF再生6~9回といったところです。長距離1000km以上走行する時は峠道があれば少な目ですが、峠道を走らない時はもっと長持ちする事もあります。
もちろん、添加剤の追加投入はしており、完全にノーマルオイルというわけではありませんので参考にはならないのですが。
そうそう、ベルハンマーとモリブデンの相乗効果をねらって両方投入したところ、場合により改悪されましたのでもし投入する人がいる場合は両方の投入は好ましくないようです。
結果からすると個体潤滑は寿命が短めなので、後の事を考えると液体潤滑の方が優れているという実験結果です。
※個体潤滑が終わる頃に液体潤滑に切り替わってくれるパターンと、個体潤滑時に液体潤滑を同時で行ってロスするパターンの2択で考えているとほぼ後者で、個体潤滑が終わる頃には全部なくなる感じで、しかもモリブデンの消耗が早くなる?!(感覚落ちが早いイメージでした)
そういえば、あてざん号 での実験結果からですがベルハンマー入れる時は冷間時、エンジン始動前が一番効果が出て長持ちします。オイルが温かい時に入れると効果が出るのは早いですが、持ちが短い感触があります。(追加投入時は、おおよそDPF再生で3回くらいで1~2ml投入という感じなので、入れる量は極わずかですが給油毎に投入する感じとなります。これで十分に燃費が伸びます。%単位の追加でも結果は似たような感じですが、結果が同じなら入れすぎで無駄になっているという事でしょう。ただし、オイル交換時に初期投入量というのはあるのでコレも適量以下は効果がなく、大量にいれても効果は変わりません。また、添加量が少ない場合は効果がほぼ出ませんので、足りないのは意味がありません。)
多分、効果が出るレベルのエンジン内部で滑るのが判ると思うので、判る人のみ1ml投入を実験してみると面白い結果が出ると思います。もっとも瞬間的には2割程度の燃費アップ程度しか効果は出ませんので、期待するほどなのかは微妙なところです。最終的に出てくるのは瞬間燃費ではなく、総合燃費だからです。
ま~、こんな事を試す人はいないと思いますが、一応。
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Posted at
2022/10/01 05:21:49