• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

てすくのブログ一覧

2021年03月28日 イイね!

デジタルマヨネーズ再び。

デジタルマヨネーズ再び。 デジタルマヨネーズの恐怖再び。

 オイルキャッチフィルターの容量が、何故か3日で満タンと予想されるラインを超えてくる事が多くなりました。

 自動的に排出回数が増えるワケですが、3回×30km=100kmに一度排出している計算になるワケですが、100kmというのは少々困ります。

 通勤でいけば、水曜日辺りにこの作業を行うとして朝夕どちらでも問題があります。

 朝であれば、寒い(少し前なら凍ってる事も)し、夕方は真っ暗(最近は明るくなった)だったりして、冬場は3日に1回の排出は少々厳しいモノがあります。

 基本的に50ml程度溜まるのに300km程度走行していたワケですから、段々と短くなっているのにはワケがあるハズです。

 そのワケを調べました。

 デジタルマヨネーズが発生する状況としては、一定ラインを超えた時、ですが、通常レベルでは多少の粘着物がタンク内部に付着するのみで実際溜まっている液体はほぼ「水」です。

 と、いう事はこれをそのまま排出しても良いレベルになっている代わりに、水を捕獲する能力が上がったという事になります。
 真冬の寒い時期ではなく、段々暖かくなるこの時期に。

 理由は何があるのか?を調べました。

 水分が増えるのに困る事はありません。燃焼室内に入った空気としては充填率が下がる事になる理屈ですが、爆発そのものに影響があるワケでもなく(もともと設計の範囲内と思われる)、むしろ予測範囲内だと思われる。

 しかしながら、吸着量が増えると以前のようにデジタルマヨネーズを大量生産してしまう結果になるワケです。

 と、いう事で、色々考えてみました。

1)捕獲できる水分が多い。

2)捕獲出来ている油分は減っている。

3)発生量は揮発量としてはオイル交換後は油分も多いハズなのに変化が少ない。
※捕獲油分はオイル交換後5~1500km程度までが一番多く、以降は高回転を回す事がなければ安定しています。つまり飛散によるモノと蒸発によるモノが多いという理屈になろうかと。暖かくなればもう少し捕獲油分が増えるのかもしれません。

4)流量に対して一定レベルの捕獲をするなら、水分が増えている理由は、冷えているモノ(結露)が中間に存在するからである(一般論)。

 以上を踏まえると・・・流入中に冷えたモノがあり、そこで冷却されて水蒸気が水になっていると推測。すると・・・油分が減った所にはデジタルマヨネーズなるモノが発生している理屈。

 結露している部分で大量に発生する水に対して結露といった反応をするが、それは乳化したモノに対して付着物として発生する水ではないのか?

 乳化したモノが経路中に発生しているのではないか?

 という推測を立てて・・・探した所、ありました。

 エンジンを出た所から暫く、中間パイプの焦げて見えない部分全てにホース内を半分程度(φ25なので、40cm程度の半分で、半径12.5×半径12.5×円周率3.14×長さ200=98cm3となるので、結構乳化物が堆積している事になります。

 丁度中間パイプは車検に出している間に全て焦げたので、フィルター15cm手前を除いて、バッテリーの上あたりまでコゲているのです。
 この間をびっしりと乳化物を確認できてしまいます。

 つまり、この部分を通り抜ける時、油分は乳化物と混合されて無くなり、水分だけが流量に流されてフィルター内部へと到達するワケです。

 これなら、流量の大半の水分を捕獲していると考えられます。

 そして、恐らくは時々調子の悪い時、この乳化物が温度でゆるくなって降りてきている時ではなかろうか?と。
 長距離走行すると乳化物が温度で水分が蒸発し、流量で油分は押し戻され、エンジン周辺からはなくなり、温度が掛かる事によりそれ以上の乳化物の発生は止まりますが、エンジン始動時には端的に云えば捕獲網が出来る事になりますから、油分、水分共に捕獲量が増えたという事だと推測されます。

 この原因は、ズバリデジタルマヨネーズを生成する際、一度フィルター最大部分まで捕獲した水が到達してしまった事にあると思われます。

 つまり、キャッチタンクまでの経路において何れかの部分で詰まりが発生してしまうと、その手前で乳化が発生。
 この乳化が冷え固まると煮凝りのような状態になり、流れの中でカロリーを奪う存在となり、エンジン始動時には低温のため捕獲物として働くと考えられます。

 このような理論からすれば、オイルキャッチタンクを装備されている方、及び経路を延長されている方にも同様の問題が発生する危険性があります。

 取り付けされている方については、春に1度点検、または経路洗浄を行う事をオススメする次第です。
Posted at 2021/03/29 00:04:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | エンジン? | 日記
2021年02月28日 イイね!

モリブデン実験中・・・。

モリブデン実験中・・・。 駄文、長文、実験文ですので、お暇じゃない方は他へどうぞ!
 また、本ブログの内容は てすく の あてざん号 に限った内容であり、他車に流用出来るとは思わないで下さい。(もちろん、その詳細な理由というモノがありますが、内容までお話する事はありませんので。)

 さて、二硫化モリブデンを直接オイルへ添加する実験をしているワケですが、今回はちょっとした天啓がありまして、仕入れた二硫化モリブデン単体の方が、他の添加剤を入れるよりも効果が高い可能性がある?といった内容なのですが、実践してみる事に。

 他の添加剤と一緒に投入する意味は、過去からの遺産とゆ~ヤツで、過去のガソリン車で実績があるから投入していたワケですが、実のトコロ、ディーゼルに対してどの程度効果があるのか?を考えた事も無かったのです。

 故に、半分づつで効果はどの程度?という感じでした。実際に多少実感できるレベルではあったのですが、やっぱり添加剤ってこんなモンだよね~。というレベルでした。

 しかして、投入量2倍ではどうだったのか?

 いや、もぅ・・・基準がズレました。添加剤に対する効果というのはココまであったんだ?!という感じでして。

・エンジンブレーキが新車並に効かなくなりました。

・圧縮が戻っているようで、1つ高ギアでも加速できるようになりました。

・燃費がエアコンOffではあるのですが、写真のような感じになりました。(15万キロを超えてこの燃費は良くなったような?エアコンOnに出来ないので比較できませんが。)

 この体感は・・・従来の%未満オーダーじゃないイメージです。

 ただ、限界ちょっと超えてる感があります。モリブデンの入れすぎもまたよろしくない事は伺っていますので、もう少し車に適正な値を見つける必要があるようです。

 そして、理由ですが、摩擦を低減するという事は表面に油膜をつくる事に似て非なるモノであるという事です。

 考えたのは、二硫化モリブデンのオイル内での動き。例えばピストンリング等の瞬間扇動摩擦により、本来削り取られる部分に対してオイルの液体内の粉体がソコに入り込み、固体から粘性粒体へと看做せるレベルの変化をした場合、実際には表面改質剤としても働くといった所でしょうか。

 結果として、ある部分では摩擦力が減って、ある部分では摩擦は起こらずに粘性が上がる(密閉性向上)という、オイルとしての部分的な能力も高くなる?ようなイメージです。

 そして、ここが多分重要な所でその摩擦する部分にメッキのように表面に残るのではなかろうか?と。

 しかしながら、濃度の調整を考えるとやっぱり、丸山モリブデンを投入しておくべきですね。
 お近くなので、春になったら買いに行こうと思います。
Posted at 2021/02/28 21:29:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車のお話 | 日記
2021年02月11日 イイね!

USBメモリーとオイルキャッチフィルターについて。

USBメモリーとオイルキャッチフィルターについて。 USBメモリーで久しぶり国産が発売されましたので、購入してみました。2種類あるという事で比較するために2種類購入(本当は128Gも

 購入はしてみましたが・・・海外メモリーとの差が歴然で圧倒的に負けてる。品質以外で勝てる点は何があるんだろう?と思いました。

★スピード:USB3.2は5分の1以下の性能(USB2.0は適正)

 計測は十分にしていますが、ここではあえて数値化はしません。
 その上での読み込みはまぁ、ソコソコ。車で利用するには申し分ない性能です。車で利用する分には、ね。本音の部分で、USB2.0で必要にして十分な性能です。
 
 問題は書き込み性能。旅行に出かける前にサクっと音楽や動画のファイルをコピーして持ち出したいっ!という事で購入したワケですが、その性能たるや散々なモノで数年前に購入したモノの5分の1にも満たない速度で、かなり古い2.5インチSATAのSSDの方が早いレベルです。USB2.0と3.0(本当は3.2。書き込みはオドロキのUSB2.0程度しか出ない)の明確な差が無いのです。

 価格差が一番出るのがこのスピードだと思うので、ここに価値を見出せない以上、USB3.2を謳うメモリーとしての生き残りはキビシイのかな?というのが正直な感想です。

 ★持ち運び性能:キャップが別になっている!

 イマドキ、キャップを別にする=キャップを失くす可能性「大」というのは常識化していると思うのですが、あえてキャップ式にして、さらに取り付け方向も決まっている。
 形状を見てカッコいいやんっ!?となり購入する人と、使い勝手で購入する人のどちらが多いと商品開発部は考えてるんや?と思ってしまう形状をしています。

 ●発熱は少な目=寿命は長いかもしれない。

 発熱は大量のコピーをしてもあまり熱くはなりません(あたたかい程度)。つまり、相応に寿命は長いと考えても良いと思われます(当り外れは当然あるとして)。特にメモリ素子を考えた場合、一定レベル以上の発熱があるという事はソコに劣化因子が存在しているワケですから、この発熱が少ないというのは重要です。ただ・・・速度と発熱は比例の関係にあるので、放熱を工夫すればもう少し書き込み速度は上げられた可能性という部分はありますよね?

 厳密にはこの寿命は本当の意味では非常に重要でもあるので、本当に長寿命なら購入するべき・・・となるのですが、この寿命というのは今すぐ出てくるモノではなく、保証期間についても海外は3年だったか5年を保証しているのに国内では1年保証。ナメてるんとちゃう?とも思いますが、海外でこれだけ保証出来るという事は耐久性についてはソコソコ自信があるんじゃないかな?とも思うワケです。
※つまり、Windows10の回復ディスク等にはうってつけ?書き込みはUSB2.0よりは早く終了しますし、実際に利用する際の読み込みも、ソコソコ早く、推定長寿命なのでそのPCがダメになるレベルまでは持つ可能性がある。

結論として、このメモリーは写真等の頻繁に使わないタイプの書き込みには向いているのでは?と思いますが、ちょっとした動画等を旅行でUSB経由で車で視たいという需要に対しては向いてないという結果です。


 次に、殆どの方は読む意味は無いと思いますので興味がなければスルーして下さい。
 オイルキャッチフィルターを運用していますが、このパッキンが実はニトリルだったりして、一般的には油にも耐性があるとされているのですが・・・実際問題、劣化したエンジンオイルに対してそこまで耐久性がないのが現実的な問題です。
 過去にも何度か(オイルキャッチフィルター11号、23号、25号辺り)で利用しているので過去からの経験則でもあります。

 実際問題、劣化して暫くすると温度が上ってフィルターを交換、又は洗浄したいと思った時、つまり実家の駐車場に到着してフィルターを開けた時、暫く冷却しないとパッキンが伸びてしまって縮むまで待たないとフィルターとして使えないというシャレにならない状態になる事があります。
※新品から暫くは問題なく使えたと記憶しています。

 対策として、大量のパッキンを持ち歩くか、素材の違う劣化オイルに対して耐性のあるモノへの交換が必要になります。

 前者の場合は50個セットがそれなりのお値段(純正が50~100円/1本程度なのに対して純正以外は大量購入が前提で恐らくは単価でいけば最安10円未満で購入可能かと思います)です。

 毎回パッキンを交換すれば、多分漏れもなくなりますのでニオイが室内に充満する事もなくなりますし、おおよそ1週間で交換するタイミングになると思いますので、1年間で60本あれば足りるという計算になります。(50本側では1年持たない計算? 正味はおおよそ1か月程度は持つと思うので2~5年イケルと思います。)

 後者の場合はパッキンの交換頻度を本当に長く設定して使えます。ただ、実際問題材質の違うパッキンはなかなか出てこない(時期により販売されてない?)上に1本辺りは純正よりも高額なので少々悩みます。

 交換頻度で考えれば、半透明の白色(経年劣化が少ない)でかつ若干伸び代のあるシリコンが最良だと思います。次点で色付き(経年劣化は若干早め)かな。

 まぁ、市販品のミストフィルター(ミストセパレーター)を利用する事はその交換頻度(8~200cc)から少ないとは思いますが、利用する際はパッキンにも注意が必要となります。
※通常のオイルキャッチタンクでは200~500cc以上は捕獲できるようになっているハズです。
 8ccとか、冬だと1回走行が50kmを超えるとイッパイになりますのでかなり人を選びます。

 市販のフィルターを利用する際はご注意下さい(交換/排出の頻度から、テスト以外でコレを利用する人は殆どいないと思いますので大丈夫だとは思いますが)。
Posted at 2021/02/11 11:56:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車じゃないケド | 日記
2021年02月07日 イイね!

タイヤ・ホイールのエアーバルブについて。

タイヤ・ホイールのエアーバルブについて。 今日も長文・駄文です。
 多少しか興味のない方は他のブログをご覧になった方が、きっと幸せになれますので相当の覚悟をもって以下読み進めて下さい。

 タイヤ交換時、ホイールのエアーバルブも交換した方がいいよ?なんて聞いた事ありませんか?

 エアーバルブの内部構造を知っている人なら当然の事として、最近はディーラーでも説明を受ける機会が減っている事象の1つなので自身の忘却録を含めて記載しています。

 実はタイヤを交換する際、それは人によって交換サイクルがまったく違うワケですが、スポーツ走行をする人、ハンドルをよく回す人、加減速が多い道を走る人にとってのタイヤは短期間で損耗するモノです。(恐らく1~2万キロの交換サイクルだと思ってる方が多い?)

 しかしながら、タイヤの利用方法をよく知ると・・・それなりに長持ちするようになります。とはいっても距離で1~2万キロが5~7万キロと最大でも5倍程度にしかなりませんし、期間では1~3年が5~7年くらいと、せいぜい2倍程度で残念ながら10倍とか2桁台にはちょっとなりません。
※限度を破ると10万キロ以上とか、そういう乗り方もあるにはあるのですが・・・結局迷惑になりますので辞めた方が賢明かと。

 当然、タイヤ=ゴム=経年劣化はあるモノという認識はあると思います。特にタイヤそのものはゴムと油の混合品なのでこの油が出てしまう事による経年劣化が激しい事は周知の事実であり、経年劣化を遅くさせるためには1週間~1か月に1回程度、特殊な油で表面を24時間程度浸潤させると状態が非常に長持ちするというお話も有名です。

 ですが、実際問題、1か月に1回なんて取り外して油に漬け込みなんてモノは出来ません。(また、当然ながらこの浸潤作業にはタイヤ表面に油を塗り込むので取り付けする前、その油を拭い去る必要があります。曲がる、停まるという必要性能が満たせない可能性があるので、そのまま走ってはイケマセン。)

 元に戻して問題は、ゴムバルブならゴムだから劣化するが、金属製バルブ(ホイールに最初からついて来るヤツ)の経年劣化は無いのか?という問題があります。

 実はメーカでも上記のような経緯があり、実際の劣化状況に応じて交換して下さいという一文はあっても、現実的な交換時期や交換状況についての言及はありません。(空気漏れしたら交換して下さい程度。)

 しかしながら、この空気漏れした事態というのを我々ユーザーがどの程度理解しているか?で事情がかなり変わってきます。

 現在販売されているバブルである以上、素材が金属である事はアリエナイ事で、実際にはゴムでホイールとバルブを接続しているので、100%劣化します。
※チューブレスでは、昔のホイールに溶接バルブというのもあったようですが、現存はしてないハズ?

 例えば、空気圧をまったく測定しない人にとって、コレはスローパンク=タイヤ交換という事態にまで発展します。端的にいって、空気圧をタイヤ交換時に調整はしてもらったとして、最短200km程度で実用域から離れてしまい、その結果空気圧不足でタイヤが凹型になり、このまま走り続けると、数百キロ程度で寿命という事になります。

 数百キロあるのでガソリンスタンド等でチェックしてもらえる・・・とは限らないのが最近の実情です。セルフスタンド等では夜間に給油しているとこのようなサービスは受けられる可能性が「ぐっ」と減りますし、メンテナンスをしない人ほどセルフサービスを好みますので、結果的に危険性は「ぐっ」と上がります。

 タイヤの脱着は工賃でおおよそ1k~2k円/本程度だと思うのですが、4本交換すると4~8k円程度と結構なお値段になります。
 これに対してゴムバルブだと1本400円程度ですから、工賃の方が高くなるじゃん?!という事で、現実的なお話をするとタイヤ交換毎にエアーバルブも交換するのが理想です。

 しかしながら、ホイールメーカー純正のバルブを購入する事を検討した場合、この限りではなく、なぜか有名メーカであっても受注発注(在庫はほぼ無いw)。

 と、いう事は? 現実的にゴムバルブが嫌だったら、最初からスペアを持っておく必要があるという現実です。(新品のゴム部分をシリコン等でコーティングしておくと殆ど劣化しないため、そういう対策が前提です。)

 タイヤの裂傷(パンク)等で緊急交換をする場合を含めて、スペアは車の中に保管しておくのが望ましいという事に・・・なりますよねぇ。

 んで、いざ発注しようとすると、なぜかホイールメーカなのにエアーバルブの販売はしていてもどのホイールがどのエアーバルブ?という記載は殆ど無い事が多いです。(ナゼ?)

 これは、エアーバルブの規格が殆どの場合、統一されているからだそうです。(注:例外あり!)基本的にはゴムバルブで代用できるように設計されているのが日本国内で販売されているホイールの基本だそうですから、国産車に純正でついている場合はほぼ、ゴムバルブで代用できるワケです。

※注:そのホイール専用のバルブというモノも存在はしています。純正以外は事前に交換できるか?を自分で確認して下さい。メーカは自社製品以外、絶対にOK出しません(たとえ補修部品であったとしても、他メーカの交換保証はありません)。

 なので、逆にいけば、どのホイールメーカのどのバルブでも取り付け自体はOkという理屈です。
※あくまで理屈。上記理由により、デザイン上や設計上の問題で他車のバルブは取り付けそのものが出来ないという可能性はありますので他社製を取り付けするなら自己責任100%。

 で、あれば・・・某有名メーカのバルブだって使えちゃうワケですやん?

 と、考えまして某国産メーカの品物へと交換を予定中です。

理由:某国産メーカのホイールをスタッドレス用に購入したのですが、バルブのキャップが固着する事が多く、色々と対策もしてきましたがタイヤ交換が迫っているのでご一緒に引退頂きまして、劣化が少ないバルブにしてみようか?といった次第です(実際スタッドレスの利用状況としては、ほぼ塩まみれになりますから ゴムバルブ でもまったく問題ありませんw)。

 取り付け工賃は、殆どの場合タイヤとセットで交換なら無料だそうです。(事前に依頼物に関しては必ず現地確認して下さい。取り付け出来ないと言われる事もあります。)
 そして、他社のバルブを取り付けする事は間違いなく自己責任100%。スローパンクの可能性が常について廻るという現実にも対面しなければなりませんが・・・国産ホイールであれば精度に関しては問題ないので、調査して設計規格が同じ場合は殆どの場合は他の国産メーカ品であっても取り付けそのものは大丈夫だと思います。(あくまで適合のお話で、推奨するモノではありません。)

 最後に、ホイールの寿命についても言及しておきます。

 ホイールに寿命はあります。

 それは原型をとどめないというモノではなく、スチールホイール(俗にいう「てっちん」)では、取り付け部分にサビが発生しているモノについては利用しない方が良いです。

 特にフチの周回上にサビが発生している場合はコレでタイヤのビートを損傷してしまう危険性があり、そうなるとタイヤ交換してもタイヤの空気漏れが必ず発生してしまったり、調整がおかしい原因になります(サビを取り去ってしまえば大丈夫という可能性はあります)。

 また、内側にサビが発生している場合は深刻で多分サビを取り去っても、このホイールの利用はしない方が賢明でしょう。

 次にアルミホイールですが、アルミとはいっても合金(純アルミを利用する事は諸々の事情によりアリエナイと思われる)なので、普通のアルミよりは劣化が遅く、ホイールに利用するのに適してはいるのです。

 しかしながらアルミである以上、劣化(サビ)から逃れられる事は出来ず、たとえアルマイト処理(表面をサファイヤ化させる処理)をしたとしても、サビないという事はなく、アルマイトの方が結果的にサビに対しては弱いという事実からしても現実的ではありません(化学変化の行程上で多数の見えない程度の穴が発生するのでこの穴を全て塞ぐ事は無理=劣化は否めない=採用メーカが殆どない+100%外装をコーティング出来ない=劣化は否めない、という事です)。

 また、アルミの場合、接合部分やボルトは鉄でできており、これが穴を通過する際に傷つけてしまう事は想像できると思いますが、この部分が恐らくは一番劣化が激しいのではないでしょうか。

 脱着毎にこの部分に何かの処置をしている人はほぼいないと思いますし、対策してあるホイールは極少数でしかもかなり高額ですから、気にした事も無いと思います。

 そして、一番劣化するのは、接合面であって、ここは対する車体側の劣化具合も影響があって、一般的な高級車でない限りココをコーティングしてあるメーカというのは知りません。

 つまり、接合面が錆びている=ホイールも劣化していると知るべきなのです。

 結局、ホイールも劣化していくという事です。
※厳密にいけば、真円劣化というモノもありますし、金属疲労もありますから、ホイールは道路と接地する以上劣化は必ずするモノだという認識が必要です。

 ただ、タイヤ1回に対してホイールも?とはならず、通常の利用をしていれば恐らくは2回以上タイヤ交換が出来るハズです。

 結局、劣化具合を見極め、長持ちさせるというのは消費を抑えるという事であり、メーカとしては消費・劣化して頂きたいワケですから、そういう長持ちさせるような言及そのものが最近は減りつつあるように見受ける次第です。

 みなさんは、長持ちしてほしい派ですか?対費用効果を上げるなら、メンテナンスの最低限の知識は必要になります。
 機会があったら、勉強していきましょうっ★(^^)b
Posted at 2021/02/07 12:29:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 整備関連? | 日記
2021年02月06日 イイね!

タイヤのモリブデンコーティング

タイヤのモリブデンコーティング 写真左側は施工後、右側が施工前(但し、加工失敗後w)

 最初に本件は実際に真似しないようにしてください。
 結果については一切責任を持ちません。また、タイヤ表面を磨くため劣化を招く可能性があります。
※タイヤが表面劣化する、又は油分が無くなると、ひび割れにつながります。ひび割れてしまったタイヤは速やかに交換して下さい。

 ゴムを二硫化モリブデンでコーティングすると・・・震動伝導率が悪くなるそうです。
 つまり、音を伝えにくくなるそうです。

 そうすると、タイヤに置き換えると静かに・・・なるのか?

 と、いう事で早速実験、実験。そろそろスタッドレス交換時期なので、ダメになったら、なったでOKですな。

 タイヤの表面にぬりぬり・・・すると、雨が降ったり時間の経過とともに、すぐに落ちてしまいます。
 粉は塗り広げようとすると、風で埃のようになるし、一部が粉塵になってしまうのでここまま作業をするのはNGという事で一工夫必要です。
※二硫化モリブデンは非常に安定した物質なので自然界にもごくごく微量に存在はしているのでまき散らしたとしても「ほぼ」大丈夫なハズですが、結構高額なので勿体ないw

 アマルガム化にヒントを得て、シリコンでアマルガム化してみましたが、コレもすぐに落ちてしまいます。(もちろん、単に混ぜて暫く馴染ませただけw)

 水で? 結果は同じ。

 2~3日もすれば剥がれて、最初のような黒ではなく、茶色に近い色へと変化してしまいます。

 トラックのタイヤをゴムバンドでぐるぐる回ってる間にピカピカになりますよね?んで、硫化物とゴムは相性が良いハズ?とくれば? 相性の問題なのかな?

 要は熱や加圧によってゴムに押し付けてやるコトで金属とゴムがくっつく(可能性がある)のかな?

 そこでっ! ポリッシャーの出番。

 10年位前に買ったよな?とか思いながら、実家の倉庫をごそごそ・・・ネズミの巣と化していたポリッシャーを発掘。

 5年以上経過したバフを利用して、モリブデンをコーティングしていきます。

 もえもえもえ~・・・ぶるぶるする頃には、バフから大量にモケモケが出てきます。タイヤをポリッシングするモンじゃぁ、ありませんね。

 但し、モリブデンをそのまま(粉)塗布すると、粉塵になってしまいますので、先のシリコンでアマルガム化(実際は飛び散らないようにシリコンで湿らせただけ)したモノを固形ワックスに見立てて、バフにぽんぽんと入れていきます。
※水だとポリッシング中に粉に戻ってしまうので、シリコンで練りましたw

 少しづつ、ポリッシングしていくと二硫化モリブデンの黒銀色になっていきます。絶対的には真っ黒に光るタイヤ、アレには二度と戻りませんのでこの加工をする際はご注意下さい。
※普通に塗るとすぐに剥がれて、さらにゴムが劣化?して茶色っぽく(写真右側)なってしまいます。

 今までは水を掛けるとすぐに流れてしまったのですが、今回はイケそう。
 機械で加圧すると、早く施工出来ますね~。

 さて、施工後、走行ノイズが減ったのか?という部分についてですが。。。

 確かに効果はあります。が、総合的に「ほぼ変わらないレベル」。高音部分、シャーというざわざわ系ノイズの若干の低減が確認出来ますが、最も重要な低音部分が「な~んも変わらない(まぁ、当然w)」。

 結果、黒銀光りするようになるので好みの別れる所ですが、キチンとコーティング出来るのであれば、「あり」ですし、短期間なら「なし」ですね。
※理由はコレが取れると、劣化したタイヤ表面が出てきますので短期間なら劣化が進むだけになる?かもしれないw

 写真写りは絶対的には悪くなりますw

 暫くは様子見です。
Posted at 2021/02/06 19:56:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 防音 | 日記

プロフィール

「こんなヤツ(見せられたモンじゃありませんが)」
何シテル?   07/23 17:48
てすくです。 アテンザセダン外見ノーマル仕様です。 (中身も、殆どノーマル仕様・・・です、たぶん。) よろしくお願いします。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/9 >>

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

愛車一覧

マツダ アテンザセダン あてざん君 (マツダ アテンザセダン)
オイラの所有物になったからには、廃車までシッカリと働いてもらいますよ~!(^^)b 目 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation