2015年11月14日
ドアから侵入してくる音ですが、今日久しぶりに中距離移動を行ったのですが、片側2車線の道路(R175)を結構な距離並走する区間があり、しかも雨で音が解り易いので調査していました。
結果、ドアからかなりの音が侵入しているようです。
雨なのでエンジン音は比較的静かになっている関係で、外部からの音が際立ってよく聞こえるのです。しかも隣の車が並走している状態だとタイヤノイズや風切ノイズも、自分のものと隣の車の違いまで良く分かります。
そんな中でハッキリした事が一点。
アテンザのウェザーズトリップ、作りが他車に比べてそれなりに適当・・・。
残念ながら、運転席だけなら自分で色々と防音アイテムを盛り込んでいるので失敗している部分があれば解るのですが、助手席や、後部座席のドアからのノイズが結構ある事にもビックリでした。
前の車では、ウェザーズトリップを新品に交換した時は劇的に室内への音響にも変化がある程度の変化があったことから、それなりに役目をはたしている事が解っていたのですが、この車の場合(個体差の加減もある)かなり音に弱く、外からのノイズを拾ってきます。
ナナメ下から来る音というのは、タイヤハウス側と腰下部分までに広がった音、そして後部座席側のドアあたり下から聞こえてくるノイズという切り分けが出来ます。(助手席側は耳を傾けながら、メガホンで場所を特定しながらの作業なので・・・運転しながらはちょっとアレですが一定走行でまっすぐな時限定です。)
さて、そこから連想されるのは自分のタイヤノイズは少ないのに、隣の車のノイズは結構聞こえるという部分と、自分の車の風切音が結構入ってきているという事実。
ここから考えられるのは、作りが甘いか、もしくは個体差でドアの立て付けがズレているか?という事になります。(ある程度のズレはゴム部分で修正できるハズなのですが、一定以上のズレは固定金具等の関係や、勘合の関係もあって5mm以内だと考えているのですが、ソコは不明)
現状で考えると、それなりに侵入してくる「音」はある。という事になります。
ここから発展させるためには、ウェザーズトリップ以外の方法で防音を考えていく必要があるという事になり、少々面倒な事をしなければなりません。
考える1つは、ウェザーズトリップは内側、外側の2重構造ですが、これを3重構造にしてやる事。
作業レベルとしては比較的簡単なのですが、費用が結構カサム事になりそうです。
理由は、ドアの間は約1cm前後。ここにゴムシールとしてのウェザーズトリップがあるワケで、この内側はそのまま室内。では外側に設置する場合はもっと広い場所に防音処置を施す事になるため、色々な場所を特定しながら、3重目の防音壁を築く事になるのです。
一番最初に着手するのは、やはりドアの下部分。コイツがタイヤのノイズをそのまま運んでいる事は間違いないと考えます。(一部はタイヤハウスの後ろ側、アクセル辺りからそれなりに侵入している気がします。)
二番目に着手するのは、ドアの腰上部分、つまり風切ノイズです。コイツは施工が面倒な上に色々なパッキン類を駆使しなければならないため、一番費用も嵩む部分だと考えます。
三番目に着手するのは、ドアのつなぎ目。実はここで風が巻いて「ゴー」という音になっているのですが、実際に順番付けすると3番目になるという事です。
ただ・・・ここの対策は比較的簡単で結果として段差がなくなれば音も少なくなるという理屈なので「そういうパッキン」があれば対処は早いのです。(実は●ーモンのアレでは効果は薄い。)
これらを順番に対処していく事で、ドアからのノイズはある程度低減できそうです。
費用が問題ですね・・。ざっと見積もって、1か月分くらいの小遣い?(半年作業確定デスナ。)
Posted at 2015/11/14 22:30:43 | |
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防音 | 日記
2015年11月12日
ドアから侵入してくる音について考えてみました。
アテンザの場合、前の車(GDIギャランVR-G)よりはかなり静かなのですが、最終形態のギャランに現状では追いついてないのが現状です。
何が原因なのか?という部分に絞って、考えてみたところ、ドアの部分に音漏れがあると考えています。
理由の1つは、ウェザーズトリップがチープである事。
某スリーダイヤの現状は知りませんが、1999年12月生まれのギャランについていたソレはもう少し分厚く、音の通りが元々悪かったと記憶しています。(固くなるとダメで、大体寿命が5年位)
故にその中に1本芯を通すだけでかなり静かになった記憶があるのですが、アテンザの場合は芯を通す前にする事が色々あり、芯を通すと破れてしまうのではないか?という不安があります。
対策の1つとしては、発泡ウレタンゴムで内部を充填してやるという方法があります。但し、この場合ゴム部分が劣化する事と扉が閉まりにくくなる事、ウレタンの撹拌が均一に出来ていない場合は悲惨な惨状を経験しているだけに、導入には慎重です(下手なだけ?)。
対策の2つ目として、ドアパッキンは内側と外側の2重構造になっているのですが、この外側にもう一段階のパッキンを準備してやる事で一番外からの遮音にそれなりに効果があると考えています。
施工自体は簡単で、ドアの一番外側にドア側とボディ側の隙間を測定してその間を充填してやる方向で隙間シールや発泡ウレタンゴム等の用品を用いて防音施工します。
難点は直線部分は定規をあてて張り付けると上手に貼り付けが出来ますが、湾曲部はどうしてもアラが目立つという事になります。また、ボディ側は目に見える部分への施工になりますので、運転席は自分だけなので問題なしとして、助手席や後部座席等、特に子供を載せる場合は問題になる場合があります。
※子供は珍しいものを発見すると必ず触る、剥がす、壊す。とやってくれるのです(笑)
基本的にフェンダーと運転席ドアの間に発泡ゴムのベースがあるだけもかなり違う(純正でコレがある事に感動しました!)のですが、ここから侵入してくる風や、ロードノイズはかなりのモノです。
ここを遮断する事で結構な防音になる事が解っていますので、少しづつ進めていこうと思っています。
また、ドアサッシュ(本当の名前は知りません。)?部分、窓とドアのパッキン部分には新車時は問題ないのですが、時間の経過と共にサッシュ部分が弱ってきて外部の音を拾うようになります。
同時に外部の空気の一部が流入してくる事になりますのでドアの隙間から冷たい空気や暖かい空気が入ってくる事になります。
特に雪の季節になるとその恩恵が甚だしく、体感温度で2~3度程度違う事を実感できるくらいです。
この部分、セダンタイプの後部座席、後ろ側のはめ込み窓は設計ミスなのか自分の固体では必ず風の流入がある模様です。
但し、狭い上に手が届かない部分(特にスミ)が一番効果があるので、じっくり時間をかけて施工していこうと思っています。
Posted at 2015/11/12 20:53:23 | |
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防音 | 日記