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てすくのブログ一覧

2020年11月04日 イイね!

モリブデンコート その1

モリブデンコート その1 お暇な人むけ。お忙しい人は他のブログをご覧になった方がシアワセになれます。

 また、この結果は てすく の あてざん号限定での事象により他車に対して同じ結果が出るとは限りません。同じ実験をして車が、エンジンが壊れる可能性がありますので実験される場合はその理解の上、自己責任の上でご確認下さい。
 エンジンに対して何らかの変化を加える場合、最悪の場合は走行不能に陥る危険性があります。用法、適用が不明な場合はこれらの変化を加えない事が最善です。

 さて、二硫化モリブデンを入手しましたので、早速施工です。

★1つ目:ワイパーゴムに施工★

 撥水がダメになりかけたので、ゴムとしての性能が上がればいいや。程度で水にモリブデン粉を溶いて刷毛(?)でぬりぬり・・・しようとしたのですが、刷毛にうまく乗らない+うまく濡れないので、ティッシュでぬりぬり。
 コレ、スポンジ等に適当な溝をつくって真ん中にモリブデンをおいて左右にスライドさせる工法が一番簡単に綺麗に塗り込み出来ると思われます。
※ティッシュでも上手に塗れるのですが、圧力が変化した分、何度も往復させる必要があるので、先のスポンジで塗布するのが一番だと思いました。
 効果の方ですが・・・理由は不明ですが撥水が完全に復活しました。キーキーという音が出なくなりました。拭きムラがなくなりました。
 ただし、1時間程度だけ。上手に塗り込み出来ていない部分があるのと、塗布量が薄かったのと、両方でしょう。ゴムの色が変色するので金属色になって黒銀色?に均一になったあたりが良いのでしょう。
 ワイパーだけにシリコンは利用できない(シリコンにもよるが、いわゆる液体シリコンは面に油膜をぶちまけた状態になるのでNGだと思いました。拭きとりも大変でしたw)ので、シリコン以外で、水で再チャレンジした次第です。
※実はこのシリコンが薄まって、油膜(油膜取りで透明になるまで拭き上げた)が撥水した可能性も否定できませんが、自分の利用したシリコンは虹色に広がるので、違う感触だったので大丈夫でしょう。

 丁度雨の中の施工をしたので、そのまま走り出して、ゴムのスジは1時間後もなくそのままですが、音がキーという部分は、1時間くらいをかけて徐々に戻ってきます。
 感触としては、定着率は塗布すぐだとイマイチなのか?それとも水で溶いて塗布すると定着が悪いのか?施工方法が悪いのか?という事になります。(もちろん定着しないという可能性もあり?)

★2つ目:ランチャンモール★

 ガラスが上下する、その左右にゴムレールのようなモノがあります。コレをランチャンモールというらしいのですが、その内側に塗布するとガラスの滑りが良くなるので、ガラスを下に落としてからレール部分にティッシュでぬりぬり。
 この工法は先の逆でスポンジに少し大きな凸部分をつくって、真ん中に塗布して上下へと塗り広げるのがよさそうです。
 効果:効果はそんなに感じません。水で溶いたモリブデンが流れてしまったのか、高速のチケットでは違いを体感できませんでした。
※雨の中施工して、そのまま走ったので、流れてしまった??(施工がテキトーやからw)

★3つ目:エンジン★

 本来は丸山モリブデンを待つ予定だったのですが、カチャカチャといタペット音がヤカマシイので施工。
 モリブデン粉に粉の半分くらいオイルを周りにかけて、真空引き。そのまま10~30分待てば1次混合は終わってるので、さらにオイルを加えてくるくるっと混ぜると簡単に混ざりました。(粉体潤滑剤はもう少し混合しないとイケナイのが多いのですが、コイツは簡単に混ざりました)。
 時間の経過と共に濃い部分が出来て来るので、モリブデン粉をオイルと混ぜる時は混ぜて即使用をオススメ。(沈殿して来るとゆ~事なので粉の種類にもよると思いますが、オイルパンの中で沈殿する可能性がある?)

 その効果は? 走り出してスグに変化はアリマセン。
 少し飲み会に出た、153km程度走行しているウチに、30分くらい走行したあたりから変化が実感出来るようになります。
・15分程度(10km程度走行)→タペット音が車内から聞こえなくなりました。
・30分程度(15km程度走行山間部)→パワー感がありますが、トルク感は変化に乏しい。(密閉率が上がるとか、そういう感じではない。)
・70km程度走行(ノンアル飲み会会場に到着)→その後の変化は微妙。
※席間を1m程度(2席分)離して着席w お店の方針だそうです。
・帰ってから(153km程度走行)→エンジン音そのものが静かになっている様子。アイドリングにいつものガサツさが消えています。燃費に変化はありません(むしろ悪化?山間部も結構多いので実燃費は別途計測とします)。

★★★中間報告★★★
 モリブデン、音に対しては一定の効果があるようです。滑るという点においても一定の効果は認められます。
 但し、ゴムへのコーティングという点ではもう少し研究が必要です。(市販のモリブデンコーティングの方が良い。)
 オイルの添加に対しても、もう少し研究が必要でしょう。(薄いのか、濃いのか、丁度を探る必要あり)。
 ま~、オイルに関しては丸山モリブデンを購入予定なのでそちらで投入レポートをする予定です。(来年かな?)

 と、いう事で、とりあえず1時間弱で施工できる部分での効果は確認が出来ました。

 が、自分のようなチャレンジ的施工は、保証対象の車で実施するべきではありません。施工に対して目安が無いモノ、メーカから良いもダメも無い代物を入れる場合は、基本何があっても自己責任です。(基本、保証に対しては全部ダメだとお考え下さい。)
 現時点において てすく は 粉体二硫化モリブデンの施工を推奨するものではありません。
Posted at 2020/11/08 11:32:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | エンジン? | 日記
2020年11月04日 イイね!

二硫化モリブデンでコーティング?

二硫化モリブデンでコーティング? 超お暇な人向けです。お忙しい人は他のブログをご覧になった方が幸せになれるかと思います。
 てすく の視点から考えた考察になりますので、実際とは違う可能性が往々にしてある事をご承知の上、娯楽としてお楽しみください。

 さて、ゴムと二硫化モリブデンとは相性が良いというお話を伺いまして、二硫化モリブデンを100gだけですが仕入れてみました。

 さて、なぜに二硫化モリブデンなのか?といいますと、硫化物がゴムの近くにあった場合、表面が硫化物と結合すると考えられます。つまり二硫化モリブデンの化学式S(硫黄)とゴムの極表面の一部が変化する事により、金属に近い存在となります。

 しかして、モリブデンは金属の中でも柔らかい(ツメで変形する程度のモース硬度1)ため、ゴムの柔軟性を失わない(厳密には表面は失っているが)ため、長期間ゴムとしての柔軟性を確保できる「かも」しれないという事。

 そして、「金属」ですから衝突時には衝撃吸収性能が上がるのではなかろうか?という淡い期待から、購入に至ったという次第です。

 具体的な使い道としては、シリコン等と混ぜ合わせ、それなりに粘度がある状態にてゴム表面へと塗り込みます。
 すると自分の考えの中では表面に接触した二硫化モリブデンが何等かの結合をしてゴム表面に留まり、シリコンがゴムの酸化を抑えて寿命を延ばしてくれるのではなかろうか?と考えています。

 ゴム以外への利用については、乾いた潤滑剤として利用が可能との事で、実際にはブレーキの鳴きに効果があるという文面があったので、ブレーキパッド交換の初期制動時に効果が見込めるのかもしれません。
※ブレーキについては実は旧アタックレーシングのモノを持っていますので・・・当分イラナイ状態だったのですが、金属同士の方が物理的な持ちが良いらしいので購入してみました。(ここはダメ元です。)

 さて、購入したのはゴム用に利用するので粒度の大きい方になります。オイル添加等をする場合は粒度の小さい方がオススメです。
※粒度が大きいとオイルフィルターで詰まる可能性があるため、実は一定レベルの大きさが望ましいが諸般の事情を鑑みるとエンジン内部では粒度が小さい方が有利となります。壊れる可能性が少ないという部分で有利。

 もちろん、粒度の小さいモリブデンも購入。但し、オイルへの投入は微妙だと考えていて、不足するようなら投入を検討しますが、基本的には純正オイルの中に二硫化モリブデンは混入されている状態ですので、エンジンオイルへの添加は不要と考えています。
※ま~、エンジンには丸山モリブデンを投入しようと考えていますので、その計画はそのまま。

 次にMTオイルへの投入ですが、これは予測では二硫化モリブデン(固体潤滑)+窒化ホウ素(マイクロセラ、同固体潤滑)にてギアコーティングすると、一定の効果があるのでは?と考えています。
※PTFEと二硫化モリブデンは喧嘩するのでモリブデンを利用するならPTFEは利用しない。有機モリブデンには利用可能とあるけど・・・自分が理解している限り、有機モリブデンも硫化物(S)を拾って二硫化モリブデンとして表面コーティングをするハズなんだけどなぁ?

 ちなみに、二硫化モリブデンは固体構造そのものが多層構造をしているので、ズレ方向に対して歪みを生じさせます。ズレない方向にはズレませんが、物理的に一方高に揃う事はなくても、大量にモリブデンがあれば水平方向に近い物体からズレるので問題なく、結果すべるというイメージになります。

 このズレる事が滑る事になって、圧力がかかっていると推定固体が分断されます。しかして、そこからは物量作戦となるワケです。

 つまり、オイル中に浮遊粉塵が大量にあればあるだけこの分子分断が発生しても次々と大きなモノから分断されていくと同時に並列して面積当たりの分断が発生すると考えて圧着面積が大きい分だけ、消耗は激しいと考えられますが物量があれば潤滑が続くワケです。

 但し、この時の消耗時に発生するモリブデンが金属としての金属の密着が、その後の展開を変化させると考えています。

 通常の固体潤滑であれば、この分断が発生した時点で次はその分断された約半分の分子がさらに分断されて・・・となり、境界面のデコボコ未満(厳密にはオイル粘性+粒体未満)になった段階で潤滑剤としての使命を果たして、存在はするがあまりお役に立たない状態になると考えられます。

 この時の境界面ではほぼ役目を終えた固体、もしくは分断される際に圧力がかかった部分において、金属(ここではエンジンやギア等の扇動面)で密着が発生すると考えられます。
※多分、セラミック系のボロン添加剤等も同様に密着する部分があるハズです。

 故にいくらかは境界面での潤滑以上になるケースにおいても「ある程度」の潤滑膜を保持している可能性があると考えられます。

 この密着度にもよるのですが、柔らかい金属という事であれば、いわゆる粘土のようなイメージで良いと思うのです。
 粘土が「グチャ」っとつぶれるように金属同士の接触面では、エンジン内部の金属よりも先に流れる事で緩衝材となり、さらに潤滑剤となってくれるのではないかな?と考えています。(本当の所はシラナイw)

 結果から考えると、本来潤滑剤として優秀とされている 窒化ホウ素(ボロン系セラミック添加剤)よりも潤滑寿命が長いのではないかな?と考え、二硫化モリブデンに行きついたというワケです。

 実際の所、昔は二硫化モリブデンよりも、有機モリブデンの方が良いというイメージがあって、でも有機モリブデンのオイルを入れたとしてもその効果が殆ど体感できない(ガソリン車では殆ど硫化物が無いため、変化が起きにくかったらしい)、他の添加剤、現エストレモX1や、マイクロフロンIIとマイクロセラの混合物(特にマイクロフロンIIにおいて変化があったと記憶。その後の検証ではマイクロセラの方が効果発生までは時間が掛かるが、効果が高い事が判明。お値段当りの効果ではマイクロセラが一番大きかったと記憶)の方が効果が高かったため、な~んやモリブデンなんて殆ど効果ないんや・・・という結論に至っていたワケです。

※当時は二硫化モリブデンのオイル添加は推奨されていなかったのです。理由として推定すると、粒度が大きく現在のように浮遊し続ける事が難しかったのではないか?また粒度が大きい場合、添加具合によっては場所により不具合を発生させたのではないか?という部分があります。確かトヨタが有機モリブデンを推奨したり、三菱GDIのエンジンオイルに何かしらのモリブデン添加されていたような?イメージですが、他のオイルに比べて価格的にメリットがわるワケでもなく、逆に高い分だけの性能差は全く感じられず、むしろオイルとしての劣化が早いという事で数回入れただけで結局本採用しなかったような記憶があります。(わざわざ東京晴海までオイル交換に行って、東北回って帰宅する頃にはオイル交換時期・・・なんて事も年に数回。若かったw)

 さて、硫化モリブデンはよく滑るというのは、グリースに入っている事で知ってはいたのです。そしてその違いも、「よく滑る」という部分で知ってはいたのですが、別にモリブデングリースじゃなくても性能差が殆ど無い事が多かったので、封印されていたワケです。
※重量物にはモリブデンと指定されていたのですが、当時高級なグリースだと性能差が殆ど無かったような気がします。もちろん、お安いのはほぼダメでした。モリブデングリースはお安い部類だったのですが、当時はバブルだったので購入OKだった気がw

 ところが、最近この粒度が小さくなってきた事により、より分散性の良いモノが出てきており、その内容も昔からすると、ホンマカイナ?という感じでした。

 と、いう事で本音はココで、お試しで買ってみたという次第です。これから、実験してみようと思います(笑)コレは実験予定の一覧を覚えてるウチに記録しておこうという事です、ハイ。

 追加で・・・ゴムと親和性が良い理由ですが、天然ゴムを硫化するとよく伸びるゴムになるそうです。
 と、いう事からも、硫化(S:硫黄)とゴムは親和性が良いという事になります。すると、硫黄分子がある事からも二硫化モリブデンはゴムに付着し易いと思われ、これを表面に塗っておくと、モリブデンがある事により邪魔されて他の化合物にならずに済むため、長期間ゴムの理想状態を継続できるのではないか?という理屈のようです。

 つまり、エアコン内部に流せば、ゴム配管部分では内部からゴムのコーティングが出来る事になり、長期間漏れない可能性があったり、外部からコーティングしておけば同じ理由で熱にも強く長期間変質しないため、漏れないと推測出来ます。

 また、可能であればラジエータ液に添加出来るなら、同様にラジエータホースを保護出来る・・・かもしれません。エチレングリコールに対する添加は行われていないようです。
※ラジエータに固形物を添加すると経路途中で詰まってしまう可能性があり、大変危険です。(異物混入により経路が詰まると、基本全部取り換えになるので中古車が軽く購入出来る金額が必要になります。)

 タイヤに塗れば、紫外線に強くなる(ハズ)、衝撃吸収率が上記理由により、硫化で伸び率が良くなるのであれば、吸収率は上がるハズなので全体的に塗布すれば上質なタイヤに変身(するかもしれない)。 同様にトレッド凹み面に塗布しておけば、熱変化を予防できる(かもしれない)。という感じでしょうか。
 タイヤに対して一番試してみたいのは、タイヤ内部に塗布してみたいですね。次回タイヤ交換時には内部に塗布してみたいと思います。もちろん、覚えていたら、在庫があれば、のお話。

 次はワイパーですかね。モリブデンコートと同時にゴムコートが出来ると考えた場合、ワイパーの滑りにも効果があるハズです。そういう商品も昔は出ていたので、ここはシリコンではなく、アルコール等の揮発性の液体に含ませて塗り込むと良いかもしれません。

 次はドアのランチャンモールやパッキン類。実はここが長期間利用しないドアだと、バリバリというのが解消できるんじゃない?と勝手に推測しています(笑)
※そういう記述のある二硫化モリブデンの販売サイトがあるので、多分効果はあると思います。

 他にゴム製品といえば、バルクヘッド周辺や、モール等に利用されているので、この辺りにも塗布してみたいと考えますが、100gでどの程度塗布できるのか?微妙な所です(笑)

 一般的ではないかもしれませんが、ゴムパッキンがある以外な場所として、ショックアブソーバーのシリンダー部分ですかね?アソコにも塗布すると効果があるかもしれないので、塗布してみる予定です。(シリンダーに塗り込めば勝手に入っていきます。)
 もちろん、ダンパー以外のサス受けにも塗布してみようと考えています。(気分を良くすれば、足回りのゴム製品にも塗布するかも。スタビライザーのブッシュには是非塗っておきたいです。)

 さて、結果はまた今度、報告してみます。
Posted at 2020/11/05 00:59:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | エンジン? | 日記

プロフィール

「こんなヤツ(見せられたモンじゃありませんが)」
何シテル?   07/23 17:48
てすくです。 アテンザセダン外見ノーマル仕様です。 (中身も、殆どノーマル仕様・・・です、たぶん。) よろしくお願いします。
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