
二硫化モリブデンをオイルに添加した、その後です。
※あくまでエンジンオイルへの添加を自身で行った場合との理解で、一般的には液体オイル等に混合されたモノを購入される事をオススメします。
1)短距離運転では、殆ど違いを理解できません。
自分の購入した粉末モリブデンの特性上、多分、エンジンが終了した時点から少しづつ沈殿が起ると予想されます。(一般的な液体モリブデン添加剤は沈殿しない)
あてざん号にはオイルフィルターが無いので、エンジン始動と同時に少しづつ撹拌が始まり(沈殿部分から舞い上がって)、エンジンへと供給されると予想。
その後、長距離運転をする事でこのサイクルが続いて、定着がダメになった部分へと連続的に供給されるため、長距離運転をすると調子が良くなる(燃費が良くなる)のではないか?と考えられます。
理由は添加剤を作成中に、何度か放置しているのですが、2回くらいは粒子の沈殿が看られた事に由来します。ただ、必ず沈殿が看られるワケでもない→単なる撹拌(分散)不足なのかもしれません。
逆にこのタイプでは、オイルフィルターがあると目詰まりを起こす可能性があるという事になります。(理論上は目詰まりしない粒度なのですが、沈殿するという事は一部はするんじゃないかな?)
※普通のヒトは、こんな粉末二硫化モリブデンを添加しないから大丈夫です!素直に液体モリブデン添加剤を購入しましょう。
2)タペット音が少なくなる時と、大きくなる時があります。
添加剤の助剤として投入したモノが曲者なのかもしれません。喧嘩はしないハズですが、協力してくれているのか、多少邪魔しているのか・・・。(調べた限りでは協力して相乗効果があるハズなんですがw)
綺麗にディーゼル音でぐぐ~ぅと回る時と、たぺたぺたぺぇ~とケタタマシイ音を立てて加速する時があります。
自分的には、綺麗にオイルが回っている時(ちょっと加速したり、中回転域に入ったりした後)、次の信号では比較的静かな感触を持っていますが、何分まだまだ時間が短いので確実性はありません。
3)ドアのゴム部分、黒光りして良い感じに、ねちゃ? という音が出なくなりました。(どのくらい持つのか?等、これからも経過観察は必要です。)
4)ドアのウィンドウの滑りが良くなりましたが・・・スピードが変化するとか、スムーズさに変化が出るという事はありません。
5)ワイパーの効きが非常に良くなります。が、結構剥がれるのも早いです。雨の日、そのまま水で練り込んで塗布できるのですが、2~3時間程度で結構ダメになってくるイメージです。
化学的には、何度も塗布する必要がある(1回で完全に表面に定着するワケではなく、定着するまで多少時間(回数)がかかる)ようです。1回目より2回目の方が長持ちします。
ガラコの撥水ワイパー(純正アテンザ用は品番設定がない?)なので、シリコン系ゴムとの相性かもしれません。
6)ゴム製品の表面の色が変化するのですが、これが定着率が悪い(かなり固い固形ワックスのイメージ)ので、きちんと塗り広げて、塗り込んであげないと「指や服に黒い部分が出来ます。
塗り込んでやると、目に見えて黒くなったりしないような・・・する部分もあるような?
ただ、この黒光り色に変色した後は、ぬる~っと滑るようになり、また剥離性も良いので、ゴムパッキンとしては優秀な感じになるのでは?と(もっと実証実験が必要ですが)。
主に、ゴム面への塗布がかなり良い感じです。
今度、タイヤにも塗ってみようと思います。
また、そろそろ寒い朝には1速に入りにくくなっていますので、ギアに投入するとその効果が良く分かると思います。
今後の施工予定
A)MTオイル
B)トランスファーオイル
C)センターデフオイル(ココには市販の二硫化モリブデン添加剤を投入)
D)タイヤ側面への塗布
さて、今後の変化にも注目してみようと思います。
※といっても、オイル交換より先に、エンジン内部の洗浄が先ですが。
二硫化モリブデンの特性からすると、そのままでもギアオイルに添加するのは良い事が多そうです。時間があれば投入してみるかなぁ。。。
Posted at 2020/11/19 00:21:47 | |
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