
みなさんよくご存じの蛍光灯。この中でお仕事してるのがプラズマだそうです。
実はこのプラズマって、よくわかっていない部分がありますよね。
例えば、身近にいけば蛍光灯の中に出来るのがプラズマで、蛍光灯ではプラズマに電圧印加して紫外線を発生させて、蛍光塗料のような物(蛍光灯の中にある白いモノ)で紫外線を可視光線へ変化させている・・・感じだったと思うのですが、このプラズマの本質は、固体→液体→気体→プラズマという状態変化の一形態であるというコトです。
ってコトは・・・コイツには質量が存在しており、また状況としてプラズマ(電離)という状態なのだそ~です。
高速で移動させれば、物体とも衝突するワケで、その差があれば色々な事が出来るんじゃない?と、思ってみたら・・・既に色々と研究されていて、瞬時にプラズマを作成できて、一方向へ噴射させれば物質を切断できるくらいにはなるようです。
つまり、レーザーのようなモノですね。(ようなモノじゃなくて、そのものだったりするのかも?)
既に一部で実用化されているとか。
比較的減圧された空間では簡単にプラズマ状態に出来るそうですが、常圧・高圧下での作成には少々難しいようですが、電気的・熱・加圧エネルギーを一気に与える事で、作成も不可能ではないようです。
ただ、プラズマに種類があるハズなのですが・・・そういう記載があるのは殆どなく、単にプラズマと書かれている研究報告ばかりでした。
本当は、固体、液体から、プラズマ化させるのであれば、水素のプラズマ、ヘリウムのプラズマ・・・等と色々なプラズマがあって、それぞれに性質がありそうですが、そういう説明をしている文献は・・・日常の日本語から検索しても、見当たりませんでした(当然あるのだと思います)。
※後日追記:ありました。まず光る色が違う、性質も少しづつ違うようですが、どうも解り易く説明してくれてる資料が・・・ワタクシのイマイチな頭では理解できませぬ★
じゃぁ、このプラズマを手っ取り早く作れば、光るんだから、光源として利用できるんじゃない?と思ったのですが・・・なんと実は既に実用化されているそうです。
※HIDとプラズマ光源の違いですが、
1)HIDは水銀灯のイメージで、筒内を減圧した状態で水銀を封入して、そこに高電圧をかける事により、絶縁破壊を起こして筒の中に故意に雷を作り出し、水銀により雷の道を作り易くして電圧を下げる事で放電による発光、というイメージです。
2)プラズマ光源というのは、蛍光灯のようなイメージで発光体に対してい磁界プロセス(高周波磁界誘導)から直接プラズマ発光、例えば紫外線発光をさせて、それを蛍光体で可視光線へと変換するプロセスにはなるそうですが、それなりに明るい光源になるそ~です。
乱暴なイメージでいけば、やっぱりほぼ蛍光灯。蛍光灯の電極部分が放電ではなく電磁誘導になる感じ。(電圧はもっと高いみたい。接点や物質的に動かない熱が出ないので壊れなくなる模様。)
このプラズマ光源は、LED照明のような熱の発生が殆ど無いため効率が良く、さらに点発行体でなく理屈の上では面発光体となるため、LEDの1.5倍以上明るく出来る可能性があるようです。
※発熱性も、発光体部分には少ないため発光面積を大幅に増やしても、熱による減光性がないというのもメリットです。故にLEDよりも発光体自体は長寿命だそうです。(ただ高周波発生装置の寿命は短そう?)
集光次第では、レーザー並の・・・・って、あれ?これってBMWのレーザーヘッドライトによく似てる気がする?(アレの理論はよく知らない。ひょっとして、アレはプラズマ発光?)
ってコトで、自分が考えつくような事は、全部実現してるんだなぁ~★
世の中、すごい、すごい。(^^)
Posted at 2016/02/19 00:03:01 | |
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車じゃないケド | 日記