
高速道路での音を低減するためには、スピーカ部分の後ろに防音設備が必要だと、ずっと考えてはいたのですが、ソコに対応する部品がないという切実な問題があって、シャオンスターを利用して遮音をしていました。
たしかに遮音はある程度できるのですが、スピーカからきこえる低音がスカスカになるのと、高音部分は確かに低減できる(おそらく1kHz以上)のですが、低音部分にはまったく効果がみられず、スピーカの音が悪くなるだけというイメージが高かったのです。
しかし、100均の20cm×8cmのボウルが丁度だ!という夢のお告げを (またかい💦) もらいまして、実際に購入して取り付けてみました。
お告げ通り、取り付け位置はフロントスピーカの裏側に信じられないくらいぴったり。
ただし、フロントのみでリアスピーカには対応しません。(リアは恐らく18cmくらい?こちらはお告げに出なかったなぁ・・・。)
ただ、ステンレスそのままだと結構音を通すので、ステンレスに外からアルミとブチルテープで補強。
すると別モノのようにカチコチになり、音を伝えなくなりました。
ついでに、スピーカの音を減衰させるように内部にシンサレートとエプトシーラーを挿入。
理屈の上では、道路のノイズをそのままドア内部へと引き込む穴があるので音、つまり空気の出入りがあると、音がそのまま伝わる仕組みなのかな?と。
そして、紙一枚(セラミックやアラミド等色々なスピーカコーンの素材はありますが、音を伝える部分は紙と変わらない。)なので、室内へ音を伝えないためには、スピーカの解放部分を塞いでしまう必要があるという感じです。
その結果、タイヤがレグノか?!という感じに静かになりました。
※タイヤのスリップサインが出るくらいの純正タイヤですから、かなりヤカマシイ。
そのタイヤで、その仕様で姫路ー岡山間の山陽自動車道でチェックをすると、従来までは室内でDVDを鑑賞したり、音楽を聴いている時、トンネル内部ではタイヤとショックノイズでほぼ音が聞こえないという問題があったのですが、これが50%改善。
殆どのトンネルで、DVDの音が一応聞こえるレベルになりました。
ただ、聴く音のレベルが下がるのか?という部分は、変わらないという感じです。
静かな道路では、確かにレベルを下げても大丈夫ですが、ヤカマシイ道路だとやっぱりある程度ボリュームを上げる必要があります。(特に高音部分が聞こえない?)
ただ、この作業、オススメは出来ません。
フロントの作業をする時、ボウルにガラスの逃げ部分を作るのですが、これが失敗するとガラスが割れます。
(自分は一部欠けるという事態で済みました。が、作業時と、実際の装着時は若干ズレるので何度も何度も修正が必要でした。)
特にリアの作業をする時は、窓の脱落防止が必須です。最初の作業では、どっかん!とおっこちて大変な事になった(笑)
どちらのガラスが壊れなくてよかった!(^^)
1つ100円+色々な端切れで、432円での対費用効果は超上出来でした!
Posted at 2017/12/17 23:51:02 | |
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