
オイル交換を自分でするにあたり、最近のオイル事情を調べてみようというのが今回のお題です。
さて、ディーゼルエンジンオイルに必要なのは、アルカリ性とDPFでの詰まり防止機能、他はガソリンエンジンと同じと考えていいハズです。
まず、必要になる性能がDL-1。DPF焼成があるエンジンに使うオイルには、日本ではDL-1を基準にするように・・・とあります。
これをCDオイル(Clean Dieselオイル)とゆ~らしいのですが、表記がめんどくさい。CD=CA,CB,CC,CDと同じ表記なのですが、こちらは1995年に廃版となり、現時点CDオイルといえば、クリーンディーゼルオイルという意味らしい。
さて、次に表記があるのは、ディーゼルエクストラなら0W-30。Dl-1なら5W-30という表記。確かコレが あてざん号の心臓、エンジンの標準オイルなハズですが・・・ディーラーによって違う可能性は否定できません。
0Wとは低温度流動点、つまり0Wや5Wというのは氷点下でも流動しますよ。という事です。
後ろのー30とは高温度粘度、温度が考えられるエンジンの通常温度での粘度を表すのですが、まぁ暖機運転が終わった時点での温度が上った時の粘度ってコトです。
もちろん、コレが高い程粘度が高いというワケです。粘度が低い程抵抗が低いので燃費は良くなる方向になります。粘度が高いと抵抗が高くなるので、燃費は悪くなるという単純な考え方もあります。
ただし当然、油膜保持としては粘度は高い方が良い可能性が高いという部分は、まぁ、そういうことです。
ここで重要なのは新品オイルが0W-30だったとして古くなるとどうなるのか?についてですが、低温流動性は悪くなり、高温流動性はどんどん下がる(良くなりすぎる)傾向になりますから、同じような表記をするのであれば、10W-5のようなイメージになっていきます(あくまでイメージ)。
基本的には基準から手触りに変化(ぬるぬる感が消えた)した時点でオイル交換が一番良いと思われますが、結構体感的に感じる人はどんどん減っているそうです。
もろもろ考えると、今普通に購入できるオイルというのは、Dl-1オイルで、0W-30、5W-30どちらか?という事になります。
次に考えられるのは、化学合成油か他か?という事なのですが・・・一般的なお話は、おいといて。
過去の使用感でいくと、燃費運転を原則として考えると、完全化学合成油というのは使用方法によって寿命が違うという事実と、そうでないオイルは寿命はおおよそ一定だという事です。
結果として、化学合成油の方が寿命が短いという事(省燃費運転はオイルにもエンジンにも酷)。
ですが、ここは化学合成油優勢で行こうと思います。
お値段ですが、おおよそ1~1.3万円程度=20L。交換4回弱というところ。オイル交換チケットが2万円前後で5回分。1回4千円前後なので、交換工賃やもろもろを考えると、本来、別にディーラーで交換してもイイんですよ、交換するべき時に交換できるなら。
そうでないから、色々考える必要が出てきたワケです、ね★(--;
Posted at 2019/06/29 10:41:02 | |
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