
え~DSCショットのついでに、いわゆるEGRクーラーへの冷却液分岐部分(液漏れが発生する部分:バイパスパイプ)を交換してもらったのですが、対策品をお願いした所、MTの場合は対策品が無いらしく、そのまま新品交換となりました。
なんと、MTとATでジョイント形状が違うのです。
通常の設計ではこの辺りを含めて可能な限り同じ部品にし、さらに問題があれば同様に対策品を設計すると思われました。
しかしながら、対策品は出てないとの事。(依頼したら、AT用しか来なかったとの事。AT用は次回のDSC作業者で希望があれば交換するとの事。)
仕方がないので、そのまま交換しました。(交換しないよりは交換した方が良い。つまりこのパーツ自身、てすくの運転だと推定15万キロ程度は問題ないワケです。)
MTの出荷台数は10%前後(2015年度アテンザの場合)なので、問題発生率そのものが少ないと考えられます。
※同じ部品で同じ素材であれば、結果的に問題が出るだろうに。。。
と、いう事で、GJアテンザ/アクセラ スカイアクティブ2.2Dエンジン搭載車に乗られている方で10万キロを超えた場合で、DSCショットをミ〇ト自動車さんに依頼する場合は、このラジエータ分岐パイプも交換依頼すると良いでしょう。
※交換にあたっては、2020年12月に作業をした銀色のアテンザと同じラジエータの「バイパスパイプ」を交換してほしいとお願いしましょう。単品はお安いのですが交換がかなり面倒な位置にあるため、漏れが発生すると諭吉さんが幾人か旅立たれる感じになります。
取り外されたプラスティックの柔軟性はまだまだ大丈夫(検証しましたが、自分のはあと3~5年程度は全く問題ないレベルでした)レベルといった感じですが、今後も含めて確認が必要ですね。(ここの攻撃性は、アイドリングストップがある程度影響していると思われる。)
耐用温度が196℃以上必要になるので、3Dプリンターではちょっと難しいですし、超連鎖ポリエチレンを固めるにもアレなので、簡単にアルミかステンでホースを作成してもらおうと思っています。
ー駄文ー
これって、ジ・エチレングリコール100%時の沸点は196℃なのでパーツとして、その程度の温度には耐えられる・・・のかなぁ?(純粋との混合として半分+アルファ程度か?)
亀裂が走る原因って、サーモが開くまでにかかるEGRクーラーで温められた部分って100℃超えてるんじゃないのかな?それが何度も、何度もサーモスタットオープンで流れ込んで来ると温度劣化で亀裂発生なんて仕組みだったりして?
ん??
エンジン内部から冷却液が噴き出す現象って、ひょっとしてEGRクーラーが原因なんじゃないの?
アレって、10万キロを超えた人が大半だとか。
10万キロを超えてる=EGRクーラーやDPFがある程度以上詰まってる。
つまりデポジット異常燃焼が発生する→EGRクーラーにコレが回って異常加熱する→瞬間湯沸かし状態で冷却液の沸点を超えて一気に熱膨張により加圧される→逃げる経路がラジエーター側なら、冷却液タンクで爆発状態に。逃げる経路がなければエンジン内部の弱い部分=パッキンに加圧してガスケットぬけ・・・な~んて感じだったりして?
まぁ、ド素人の考える事だから、当たってないでしょうwww
何より、デポジット燃焼がEGRクーラーで発生したら、アルミなんか簡単に溶けますなw
※アルミの耐熱はおおよそ300℃くらい、600℃で溶解の危険性だったかと?うろ覚えなのですが、アルミパーツが利用されている部分は300℃を超えない設計だという事ですから、きっと大丈夫です。
デポジット燃焼の温度は約1000℃以上(DPFのセラミックを溶かすレベル)なので、それがDPF最上部で発生して、その上流のEGRクーラーに熱気が入る・・・としても、そのレベルだとEGRクーラーも煤で詰まってるので熱伝導としては瞬間湯沸かしになるかどうか。(多分、ならない。あの付着しているもそもそカーボンの熱伝導率は悪いので一瞬で燃え尽きて、クーラント側に伝熱されるとか無理だろう。)
ま~、デポジット燃焼が原因ではないと思いますが、一時的な燃料漏れによる温度上昇はある程度は発生すると思います。(燃料を排出したが全てに着火せずに一部が筒外へ出てしまったというケース。これが大量に発生するとデポジット燃焼となるが、一部程度ならDPF燃焼と理論上は同じレベル。経年劣化がある程度進んだ状態でDPF燃焼が発生すると温度が出る領域がどんどん筒外へとシフトするのですが、これが途中で固り出すと、先のデポジット燃焼という怖いモノへと変化すると考えられます。少なくともグーグル先生ではそう説明してあるw)
素人目線で・・・真面目に考えると、通常走行時は水温が上がってきます。
純正でおおよそ83~90℃前後が標準だとは思うのですが、夏場ですと100℃程度まで普通に上昇します。
この時、水≒ジ・エチレングリコールとして、その沸点(50%希釈だったとすると、おおよそ120~130℃前後か?)を超えた部分で気泡が発生(これが恐らくはEGRクーラー周辺)。
次にEGRクーラーの経路は確認していませんが、バイパスパイプ周辺へと引き込まれたような感じですから、ウォーターポンプで吸引されるとすれば、空気球がそのまま吸引されると吸引される時に減圧されて、沸点が下がってさらに気泡が発生。
この時、沸点が下がった部分は加速度的に気泡が発生し続ける事は知られていると思いますので、それがエンジン内部を上昇すると一気に沸騰するというイメージなのかな?と考えました。(ま~、超素人目な話なのでエンジン内部は違っているのかもしれませんが。)
と、いう事はこの現象が発生する可能性が高いのは「夏」ではなかろうか?と。夏場に高速道路を巡航していて、追い抜きを掛けて暫く経過した時等に・・・発生する???(しないかもしれないw)
※台湾のCX-5で事象が発生する案件があったような気がしますが、あちらは温度が高いので、この理論だと気温が高い程、標準冷却液温度は高くなる傾向なので、合ってるような?気もする?
んでもって、この「水中で発生した気泡」これが無くなる時(水に戻る時)になぜか余計な衝撃波を引き起こす事があるんです。
自分も水の電気分解で気泡を発生させて、適当な装置だと液体中で対消滅が発生してしまって気泡がなくなるのですが・・・この時、あの頑丈な3mmステンレスがボロボロになってしまった、という経験が何度かあります。1mm程度の球状穴が多数、時間の問題だけで簡単に空きます(実際、音もなく・・・いつの間にか削れてる)。
なので、このエネルギー変換が発生する時は、結構余波がある、と。
・・・アテンザ等の「どばどば~!」と、漏れだすクーラント対策としては、キャビテーションを疑ってみても良いのだろうか?
対策を考えてみようかな。
※本当はその対策をしてあるんだけど・・・チョット、ね。問題が出てます。冷却液の熱移動速度を水よりも上げればいいというワケで、熱伝達速度向上助剤をクーラントに投入。(きちんとエビデンスのあるモノ)ただ、投入した状態(モノ?)が良くなかったらしく、きちんと分散されていない様子です。
沈殿して色々な所に白濁したモノが出来てました。。。。(アカン、それはアカン。前の車は大丈夫だったのに。)
もっと粉体+液体を分散をさせるにはもっと大がかりな設備が必要だし。。。面倒だし。。。高額だし。。。タンク掃除も大変だし、何より貸してくれないし。。。
※一応、前回のモノも簡易真空分散して、あの状態だし悩む所です。