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てすくのブログ一覧

2021年07月19日 イイね!

フロントダンパーの防音

フロントダンパーの防音 書きかけでまとまらない、空力のお話とは違うのです。

 あてざん号のフロントショックアブソーバーの寿命がとっくに切れてる15万キロと半分くらい。

 さて、フロントのサスペンションだけでは高速領域の震動をいなせなくなってきています。つまり、ゴ~っという不快な低音震動ノイズとなって、フロントから聞こえてくる、アレを室内に響かせてしまうようになります。

 これをショックアブソーバー一式交換しようと考え、早2万キロ。コロナの影響で実家にて作業が出来る環境を作るのが難しい事と(コロナワクチンも届いてない田舎なので、万が一にも親にうつしちゃぁならんでしょう)、周辺の作業場では子供がうろつく可能性があるため、サス等の死人が出る可能性のある物体(圧縮に失敗して飛んでいくと、アレは容易に自分、又は周辺の人間を死に至らせる事が可能。いや、コイルコンプレッサーとは別の対策はもちろんしますし、万が一自分だけならエエんですw)を取り扱える作業場が無い事の2点が問題なのですが、まだ暫く続くとすると、何等かの対処を考えなきゃならんワケです。

 も~、相当にウルサイのは解っています。特定の古いアスファルトや、高速の春になって未補修の道路等を走ると、ゴ~と特にウルサイ、アレを緩衝材を入れてマシにしようという防音の試み その1 です。

 その1 という事は その2 があります。
 まぁ、内容は現在設計レベルなので、最速でも半年くらい後になるかな?と。

 タイヤから伝播された震動エネルギーは、上下のエネルギーが大半なのでそのままダンパーに伝わり、ストラット部分を経て、ボディ、バルクヘッド、室内へと侵入してくる事は想像通りだと思います。
 しかし、この伝播中のストラットの上部、ナットで留まった部分の直上にはボディと違う、結構重い部品があります。この部品に動作を伝達すれば、その伝達ロスと物体を震動させる事に必要なエネルギーが分散される事により、音としての成分をいくばくか減らす事が出来ればいいな?という考えでスタート。

 その1 は、ストラット部分直上にゲルシートを敷いて、ウレタンスポンジ、ゲルシート、ゴム、ゲルシートと積層して、ボンネットとストラットを繋いでしまおう!というモノ。

 結果は・・・ゴーという、現行車の「なんて少ない!」と感動した部分のノイズが、現行まではいかないまでも、かなり軽減出来ました。

 現物は、Off会等でご確認下さい。(同車種、お試しOKです。)

 作成コスト1200円/片側レベルなので、簡単にセットアップできます。
※簡単には脱落しませんが、脱落防止も考えておく必要はあります。(メンテナンス時に、ボンネットオープンで落ちると、非常に厄介な場所ですから。)

 捨てる分厚いゴムがあれば、片側200円前後で作成可能かと。

 ただし、ストラット内部のサビ防止はしておいた方が良いと思います。
Posted at 2021/07/19 00:53:48 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2021年07月15日 イイね!

監視カメラのご注意(笑)

監視カメラのご注意(笑) amazonで監視カメラを購入したのですが・・・すっごく問題が出ました(笑)

 宣伝文句に「SDカードに保存できますよ」、という文句があればパソコンで見れると思うじゃないですか。SDカードの中身を閲覧すらできません。(フォーマット形式が違うらしいw)
 安くて便利なのですが、パソコンからは見れないモノが最近は多いようです。
※SDカードの解析かけてもいいんだけど・・・保存された内容から時間と労力の無駄だと思うのでしません。

 セットアップ時点で、スマホで「しか」みれないという部分、Wi-Fi/又はLANでネットワークに接続しなければならない、GPSをOnにしなければならない、「しなければならない」部分が多い等、不信な点がセットアップするにつれて、募っていきました。
※最後に、ネットワーク監視カメラなのにネットワーク上(NAS等)に保存出来ない、ネットワーク上からカメラ画像を見れないのも不信以外の何物でもない。(一度SDカードの情報をWEB経由で送信してから受信、つまり一度どこかのサーバーを経由しなければ画像が見れない仕組み)

 「制約の中に画像が何にどのように使われても文句云うな」的なモノがあったのと、似た形状、又は似た性能の機器が同じようなソフトを以て同じサーバーに保存している事から、コレはアカン物だと気づきました。
※ある場面を、例えばAV動画に使われても文句云うなという意味ですね、ハイ。暗視でも、カメラモニタリングされてるワケですから。。。

 つまり、某会社?がその気になれば、監視カメラの映像は合法的に某国の監視下で閲覧可能だという事です。

 さらに、ID/Passも同様に同じモノを使いまわしている場合、非常に危険な事になる「可能性」があります。画像を見るためにアプリのダウンロードとログインが必要ですから、ね。
 この手の機器には、金銭の発生を伴うアプリやHPのログイン情報とは必ず、まったく別のメールアドレス、ID、パスワードを利用しなければなりません。(似通っている場合は、パスワード類推AIなるものが存在しているので既に危険ですね。銀行さんもよくID/パスワード漏えいやってくれてますし。)

 極めて悪質な事件が最近ありましたので、似たような事件に発展する可能性がある、という事です。

 ま~、見た人は「SDカードに保存するのに、SDカード自体の記録を見る事が出来ない監視カメラ」には注意して下さい。
 映った画像が流用される可能性があります。

 この手のお安い監視カメラで知人縁者と通信する事=双方のID、パスワード、家の構成、人数、名前、性別、住所、メールアドレス、場所の、つまり監視する側とされる側の両方の情報が第三者に合法的に特定されると、どのような事になるのか?を少し考えてみたら非常に興味深いのかもしれない、という記事でした。

 あ、もちろんこの機器を設計した人がヤル気と時間にあふれていれば、Wi-FiやLanルータから、いろんな情報なんかも持って行けますね。
 つまり、接続情報とWi-Fi等の接続場所、キーとパスワード、接続MACアドレスとかセキュリティ情報とか、そのネットワーク内に接続されているパソコンやスマホの種類、OS、内部情報程度です。

 まぁ、コレを見ているみなさんは、以降大丈夫だと思ってます。

 その同意をした上で利用するのはOKだと思います。

結論、ゴミ箱に投下ですね・・・。(ーー;
Posted at 2021/07/15 22:13:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車じゃないケド | 日記
2021年07月10日 イイね!

音と空気の考察 その2

音と空気の考察 その2 駄文・長文につき、お暇な人限定です。
 空力の「く」の字も知らないド素人なので、間違っている可能性は大いにありますので悪しからず。
 今回は特にお題に興味があれば大丈夫?かと。(周知でありきたりなお話なので本気でヒマな話題かも?)

 そういえば、京都は斎藤商会さんにてエアコンに丸山モリブデン入れてきました。急な変化はありませんが、エンジン同様若干静かになり、震動が減ったような気がします(気のせいレベル)w

 さて、音と空気の考察で、そういえば音のお話をしてなかったような?気がしまして、今回は音を主に・・・はしません。(しないんかいw)

 音は震動が伝わる速度と比例するので考えるのは楽ですから、見えなくて聞こえなくて、それでも燃費問題とは切っても切れない方、空気の流れを考えていきましょう。(音の問題はコレより簡単なので。)

 長くて長方形×四角形程度の、木の棒を思い浮かべて下さい。コレが空中(お風呂の中でも可)を進むと考えると空気の流れは解り易いと思います。

 進む側の表面から、空気は圧縮されて側面へと逃げていく事は容易に想像できると思います。
 じゃぁ、物体が動くと元いた場所にあった物体が無くなるので、ソコに負圧が発生し、気流が生まれますよね?
 で、この気流は正面から見て正方形だとすると、中央から綺麗に平面にそって分割し、中央に向かって気流は流れ込むワケです。

 つまり、物体が進む側には正圧がかかり、その後ろ側には負圧が移動した分だけ発生していると考えられるワケです。
 抵抗と考えると、圧力側では気流を分散させるためにチカラが必要でコレを空力抵抗と表していると思われ、そのまま後ろでは加圧された分、後ろでは吸引力としてプラスとマイナスが釣り合った状態になっているハズです。
 ここが無視できない部分だと思われ、通常の四角い棒で考えると中央から分離した気体が物体が通り抜ける事で元に戻るとすれば、中央に吸い寄せられる形で集合すると考えられます。これが素直な流動だと仮定します。

 この仮定から、ソコに板を置いて道路と見立てた場合、車が道路の上にある状態を作成できると思います。
 この状態で某を移動させると、気流は主に3方向へ分離し元に戻ろうとする力も3方向から集合する事になると考えられます。
 そして、その時の形状を考えると前面は空気を押しつぶすような楕円形になっている事が昨今の車だと多いと思います。後ろは?上下に対しては地面に対して半流線形となっており、途中でスパっと切ってある状態が多いと思います。

 スパっと切った形状であれば何が良いのか?一応、棒切れの流れだと、その終わりで垂直に気流が戻る形状になりますが、流線形の一部、特に最初のカタの部分までを造型している場合、気流の最初の角度に対して応力がかかると考えられます(ここで気流の乱れがの増大部分発生するが、その乱気流の発生率を下げれる)すると、気流の乱れ=損失と置き換えて、最後まで流線形を維持できないとしても最初のカドをつくってやるコトで以降の抵抗を減らす事が可能という事になります。
 中途半端になるより、カドが立ってる方が気流が剥離するため、速度領域では気流剥離を起こしやすく、結果として後部に発生する流れは流線形に近くなる=乱れが生じにくく、合流を妨げない=抵抗が少ないという理屈です。

 また、切れ角の問題はありますが、最後まで流線形になっていない理由ですが最後まで流線形形状にするとその形状にあった速度領域では最高の効果を得る事が可能となりますが、少しでも外れてしまうと他の形状との差異が見出せなくなってしまうという理由があると考えます(この辺りは実証になるモノがないので想像)。
※厳密には違いはあれど、車の大きさの制限から結果として50歩100歩の世界へ入る、と。

 差異が少ないのであれば、おそらくは無駄な車長延長や、不細工な形状よりも車としての形状の方が好みの差では好感度、つまり売れるという予測になり、結果として形状そのものよりも販売数をみこめる方向へとなる可能性が高くなるのでは?と思います。

 次に、回り込みを考えた場合ですが、最初に物体抵抗により、切り分けられた空気と考えると空気は回り込む物体であり、性質は粘質であり、波打つ等の水のような性質があります。気体なので感じる事は少ないですが、短距離走や素早く手を動かす時に体感できる人はいるかもしれないレベルで。
 さて、そうすると、最初の物体抵抗により空気が分断されると、粘質により物体の近くを、回り込みながら波打つ事になります。なお、この波が可聴領域に入ると音になるという理屈です。
 つまり、物体にそって回り込みながら物体形状に近い波を形成すると考えられます。

 もちろん物体が砲弾型だとしても、同様に波打ち回り込み、粘着した渦が形成されると考えられます。
 この渦は物体の相対移動速度に応じて小さくはなりますが、小さい程エネルギーを食べるようです。消えにくい細かい渦になる。この小さい渦を意図的に作り出し、渦による震動はが音域に入るとノイズになるという理屈で、それをこの領域から外すのがボルテックスジェネレーターだと大まかに考えて差し支えないと思います。ま、実際は少し違いますけどね。

 音の聞こえる領域と聞こえない領域があるので、この聞こえる領域より範囲を大きくするか、小さくする事で音の周波数外へと周波数をズラす事で聞こえなくなるという理屈が存在します。波では周波数が存在しますので波から渦へと変化させる事で音波という伝達をしないようにすれば、風と音の問題は一部解決という事になります。(低音や震動という部分は残る)

 戻して、小さい渦だとどのようなエネルギーを必要とするのか?ですが、小学校の時、運動場等で風が巻いているのを見たコトがありませんか? はたまたお風呂の栓を抜くと渦が発生します。
 つむじ風が強くなると竜巻のような細くて強いモノになりますが、最後に消えるときは ふわっ と大きくなる、お風呂だと最初はくるくる回ってるだけの頂点渦がだんだん伸びて細い空気の渦となり、途中で維持できなくなり、渦としては消えてしまいます。つまりエネルギー密度が高くなる風は細く小さく高速で渦巻くモノだという事になり、コレは高エネルギー帯であり移動しにくく変化も少ない、逆にゆっくり移動する大きな渦はエネルギー密度が小さく移動も変化もしやすい、と分類できると思います。(どこからが大きい?という問題はありますが、スピードで違うとだけ。)

 この渦巻を利用する事で最近の空力学は進化をしています。後ろの整流もこの渦巻が仕事をしている事が多く、細くて強い渦を意図的に作り出す事で巻き込みによるエネルギーロスを減らす効果があるようです。

 この渦巻を利用出来ない部分があります。

 それは、リアスバンパー部分。コレに対して空気がどのように移動しているのか?を考えてみると、恐らくはバンパー/トランク後ろの負圧に対して引き込まれるように気流が流れると考えれば、上のガラス面から下に向かって流れる気流と側面のサイドフローで合流する流れは理解が簡単です。
 しかしながら、車輪部分の流れについて説明している画像がほぼない(実際に空力特性の画面でもこの辺りは見えない事が多い)、流速解析する時もこの辺りは車の構造で結構違うため、構造解析のコストを抑える事でもっと汎用的な空力を解析できるため、活愛される傾向にある部分だと思います。
 でも、それって推論と考察によってこの差を埋めようとする事は無されているのか?という部分です。実際問題、この流れが出ている画像というのは少ないです。

 オーバーフロー、サイドフロー、とすれば最後にアンダーフローが


 ここで、レース等の車についている形状やモノが違うといった反応があるかもしれませんが、アレは最高速に合わせたモノであって、本来200km/h以上という非常に高速な領域が通常の世界になると、ソコにあわせて設計をするワケです。
 逆に平均速度が遅いレース場等では逆に遅い設計がなされる事が普通です。つまり、状況により変化するワケで自分の考えている一般的な状況は後者の平均速度が遅く雨のレース場というのであれば一般道での利用に近いとは思います。

 さて、実際の構造を考えていくと、まずフロント側で何が発生しているのか?をある程度理解しておく必要があります。

 実際には、ラジエータという部品があって、熱交換を行っている関係でそのままスムーズにフロントから入った空気が後ろに流れる・・・ワケではありません。

 フロントで圧縮された空気は一部ラジエータに取り込まれます。残った空気は分裂をして上下左右へと別れる、これが正解です。(厳密にいけばラジエータに取り込まれる空気はほんの一部)

 そして、下部分へ別れた空気以外はおおよそ理解できると思いますからここでは割愛(つまり分裂してルーフ上を通って後部で降りてくるコース、左右へ別れてフロントホイールではさらに左右へおしやられてからリアホイール部分で合流しようと戻ってくるようなイメージになります。

 ん?どうしてフロントホイールで空気が出て来るのか?という部分で「?」が浮かんだ場合、その認識は合ってます。
 通常ラジエータを通された空気は乗員室/荷室があるのでここはそのまま抜ける事は出来ませんから、主に車の下側に排出される事になります。(上に排出するとフロントガラスが曇ったり、種々の問題の元になるため基本は下)

 下に排出されると、先の下に潜り込んだ空気と合流してしまうワケで、ここで合流したから一緒に後ろには流れません。
 気流圧力でここの気圧はそこまで高くならないため、通り抜けた分だけ下へと潜り込んできた空気はラジエータの暖かくなった空気(元より質量は同じだが堆積が増えている)により左右へ、つまりホイールハウス側へと押しのけられてしまうワケです。

 但し、車の下に十分な空間があるクロスロード車両のようなモノの場合、車両下を流れる気流量そのものが多いため、ラジエータ(エンジン)からの空気を排出されてもそれほど気流が乱れる結果にはならない事もあります。

 もちろん、瞬間的には圧縮されているワケでここの流れがスムーズでない場合は、場合により高速道路等で「ひゅ~」とかいう音がする場合があります(ウルサイエンジンや排気音だとそもそも聞こえないレベル?)。最近の車でこのような音がしないのは、エンジンアンダーカバーの役割が大きいと思われます。(アレは空気の整流以外にも役割がある)

 タイヤハウスはもともとバンパーを左右に分かれてきた空気が最初に出会う凹みであり、大きく陥没している部分を通ります。
 それだけなら良いのですが、ここではタイヤ中央部分でバンパー→ホイールハウスの凹み→タイヤー>ホイールー>タイヤー>ホイールハウスの凹み→フェンダーと流れる部分は大変起伏に富んでいるため、音が発生し易い領域ある事は間違いないです。ココに2018年度モデル以降の後期型やCX-8等はボルテックスジェネレータ的に高速領域においては空気を巻いてやるコトで起伏に対して一定の対策を取っている可能性は高いと思います。

※ここの空気を整流してやると、ホイールハウス後ろ側で出てくる空気をフロント版バーで作られたボルテックス流の整流側で出すぎるのを制御できるため、曲がるのを邪魔しにくくなります。逆に通常はスピードが速い領域と遅い領域ではその流れの強さが違うため、特に速い領域では顕著に出て来る空気量にバラツキが出てくるため、操作の安定感を損なう可能性が増えます(車によってかなり違い、また人の感性によって感じ方は全く違うので変化が感じられない人もいます)。

 空気の流れは「安定」させる事が重要なので、逆にホイールの出ていく力を安定して出す事が出来れば、同様に車体が安定する感じになると思います。例えば、ホイールを羽に見立てて設計すれば、ホイールから出ている風量がホイール回転数に比例するため、安定した走行になるハズです。
 が、この場合、車によっては4輪全部で空気を吸い出すと性能で劣り、吸排気にするとデザイン性で劣ってしまう事は確実ですし、先のワカラン人には判らんのだから、ココは邪魔しない程度のデザインにする事が重要だと思います。

 フロントホイールで空気を吸い出してやると、簡単に推測される事象としては、ラジエータから吸い込む空気量が増える(かもしれない)、エンジンを冷やす空気量が増える(かもしれない)、エンジンの絶対的な吸入空気量が増えるため、純正ラム圧が増えて見かけ上の調子が良くなる(かもしれない)、車体下の気圧が減るためハンドル操作が楽になる(かもしれない)といった所でしょうか。
 かもしれないという理由は、車の設計次第、パーツ次第でなる場合とならない場合があると推測されます。

 車体下でエンジンからの排出が完了した部分からリアホイールまでの間は可能な限りフラットな底面が望ましいと思われます。
 理由は先の安定した空気の流れを作り出す事はあらゆる事情に対してプラスに働く可能性が高いと推測されるからです。(厳密には移動速度に応じた形状はあると思いますが、純正で採用されるのは一般道から高速道路までを各社のルールにのっとった走行パターンの最適な形状を是とする事が多いと思われます。

 
Posted at 2021/08/02 13:05:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車のお話 | 日記
2021年07月03日 イイね!

音と空気の考察。

音と空気の考察。 長文、駄文、空力のお話のようで、実は違います。
 お暇な方のみ、以降に進めて下さい。お時間のない方は是非他の方のブログなんかをご覧になった方がシアワセになれるかと存じます。

 さて、空力がある程度の色々な改善をもたらす事は、過去の実験(自作ボルテックスジェネレーター、構造化ストレーキ、ストレーキ延長、風洞板設置)により、燃費向上、直進安定性向上など、一応証明はされてきました。

 しかしながら、車検に合格しないだの、整備の邪魔だの、運転の邪魔だの、と色々な制約があるため、結局実験結果として残っているのは結果「良くなった」という事実のみで、現実に あてざん号 に装備されたままになっているパーツは1つもありません。

 この車検に合格するモノで、整備の邪魔にならずに、運転の邪魔にもならないモノという理屈で進めていくと、とある場所に着目点がズレていきます。

 その場所とは、床下。

 あてざん号の床下は、全面カバーにより覆ってある状態なのですが、CX-9等を見てもこのカバー形状が年々改善されている事はマツダの情報紙からも解ります。

 同じ施工をすると、同じ効果が得られるハズですが、ここはアエて違う戦法で考えてみたいと思います。

 まず、床下を通る気流というのが、一般的に考えられている内容とは本当はチョット違うという側面を持っています。
 おそらく、全面投影から見た空力上では、フロントバンパーに風力が加わり、バンパーに沿ってなんとな~く分割、上5割、左右2割づつ、下1割未満、とこのようなイメージだと思います(割合は形状によって違うので、本当の意味で適当でいい)。

 しかして、その実態は卵理論により、フロントで分離した空気はリアで元に戻ろうとする部分は理解できます。そして、その中を高速で移動すれば移動する程、卵の先端の加圧力は高くなり、流線形になっていくというのはご存じの通り。

 では、この時、床下を通る気流は?昔のGRカー等の気流と同じなのか?という部分で結構違いを感じていました。
 GRカー等の床下気流を考えると、流れはフロントバンパーで分離した気流と、エンジンルーム下から出てきた気流のみがリアに導かれて、そのままリアバンパーから出ていくという気流の流れが多かったと思います。

 しかし、実際に考えられるのはフロントでは外へ出て行こうとする空気が多く、客室を中間にしてリア側では入って来る空気が多くなっているのではないか?という考えが昔からありました。

 つまり、床下で発生する気流は卵型に、フロントで分離した空気は圧縮されて一旦床下へと入り込みますが、エンジンルーム下等は別の気流が入ってくるため、タイヤハウスのような左右へ分離して押し出されていると考えられます。
 この次はエンジンルームから出た空気がフロントタイヤの後ろ辺りから運転席/助手席辺りの前辺りまでは排出方向のベクトルじゃないのか?というのが自分の考え方(実際の空洞実験で得られた情報)です。

 なので、この流れをスムーズにするためにエアロダンパー(単なる板w)を取り付けると、効果は一定量発生する事が確認されています。

 そして・・・リアサイドでも同じような意見が沢山あり、タイヤハウスからはホイールの回転と前輪からやってきた空気が表層をつたってタイヤハウスに入り込み、ホイールの回転部分とリア側から抜けていく・・・と、このような説明をしているシミュレーション画像が多いように感じました。
 自分は、リアサイド(ホイールハウスやホイール)では逆に空気を取り込んでいる(又は取り込んだ方が効率が良い)のでは?と考えています。

 理由は簡単で、車の後ろ側というのは前途の移動速度に比例した負圧をひっぱっていると考えられます。で、あればフロントで別れた空気はリア側で合流しようとするハズでその内容は分割された時と同じ・・・よりも、通常は物体全面で分割された空気が流線形で合流するには床に近い部分ではなく、負圧そのものは車の後ろに生じているのだから、床下からの流入量は考えられているよりも相対的に大きくなると考えられるからです。

 空気の流れとして負圧があると少しでも圧の低い方へと流れる水と重力のような関係だと考えられます。そして車の後ろには負圧がある。だから、一番大きな上からの空気が大半でしょ?と考えがちですが、ここに流入するための経路として一旦加圧されて圧の低い部分へと逃げた空気が車の移動速度にもよりますが、今度は1つに戻ろうとする負圧によってバンパー後ろ側で1つになろうとした時、近い床下から流入する空気はフロント側よりも多くなる可能性が高くなる事になります。

 本来、フロントで分離された部分は圧縮が戻るタイミング(移動する速度)で元に戻る負圧が働くハズですから、床下の空気はそのまま流れているだけではないと考えに至るのは難しいようです。

※ココ表現が難しいですが、木の棒を思い起こして頂き、全面で分割された空気は後ろで合流すると、ふんわり考えた時、この合流部分は棒を床に設置している所へ集約するのと、元いた位置へと復元する真ん中あたりをねらった場合と、どちらがより早く集約できるか?エネルギー流量が少ないか?を考えていくと、理解が早いかと。エネルギー流量が少ない=省エネという事で効率は高いハズですよね?(多分w)

 この床下をリアサイドの空気が通過する際、何をしているのか?という部分が重要で、車のつくりはフロントサイドではエアダムで空気を遮断するような形状になっていますが、リアサイドは丸みを帯びた形状のため、空気が出てきやすい=リア側に入り込み易くなっているとは考えられないか?メーカ側は空気の集合ポイントを上に持ってこようとしてないか?という事です。

 つまり、純正形状の後輪ホイールハウスでは空気の吸引が行われており、ホイールからは空気の流入として 内側 へ空気が入っていくのではなかろうか?という部分です。

 そう考えると1つの流れがなんとな~く理解出来て来るので、リアデフューザーというモノの理屈がレース車両と一般車両では全く違うのではないか?という感触を持ちます。

 レースで運用されている車はこの辺りまでの空気の流れを最近は熟知していると考えられ、リア側にエンジンをもってくる場合、中央流入を増やそうとしているのは形状から見て明らかだと思われます。

 では、ホイールは?0.1秒を争う車両ではありますが、ホイールについては別の能力を要求しているようで、空気を排出するという役割よりもブレーキを冷やす事を主眼に設計されているようなので、ここも全く違う手段で対応するのが良いと考えられます。
※レース場を走るならレース車両をよくみて研究すれば空力的には早くなれると思います。

 しかしながら、一般的な速度領域を走行する、一般的な車にこの形状が良いのか?といえば、おそらくは 違う。
 アレは低速域は走行場所によって変えてはいるようですが、一般的な100km/h以下の部分を考えているワケではないため、この形状がどのような効果をもたらすのか?という部分は、レースならむしろジムカーナ等(車速が低い)の空力形状しかアテにならない事を意味します。

 高速で走行するんだ!という方は、是非参考にしてみて下さい。走りにくくなるかもしれませんが、早くなるかもしれません。自分の理論で行けば、一般道で一般的な運転をする場合に30年近く運転してきて、出した結果が「一般道で早くなる必要ってまったく無い」です。

 適材適所、この意味する所、早すぎる流速を考えてもダメで、遅すぎる流速でもダメだという事です。
 自分が車を利用する内容を思い返してみた時、計算上の平均スピード、または同スピード積算時間帯が一番多い速度領域が、自分にあった領域であって、その速度が高速道路メインなのか、一般道メインなのか?でも、倍くらい違うため、その形状そのものにも変化がある事が通常だと思いませんか?

 カッコイイ!それは重要な要素ではありますが、コレに追加して効率が良いのが最近の流行りだとしても、床下の改善はカッコに影響されないワケです。

 と、するとここを考える理由になるのかなぁ?とぼんやり考えている今日この頃です(笑)
 仮定だけで、中身が無いですが、第一幕はこんな感じで。
Posted at 2021/07/03 14:10:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | 防音 | 日記

プロフィール

「こんなヤツ(見せられたモンじゃありませんが)」
何シテル?   07/23 17:48
てすくです。 アテンザセダン外見ノーマル仕様です。 (中身も、殆どノーマル仕様・・・です、たぶん。) よろしくお願いします。
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