2018年式、4代目ファミリーユース車両。120台の限定車「DUNE BEIGE」です。
購入経緯はブログの方で紹介させていただいております。
先代モデルのピカソオーナーは長く愛用する傾向にあるからなのか、現行ピカソのほとんどは初ピカソオーナーらしいです。私は少数派の先代モデルからの乗り換え組となりますが、先代モデルをずっと乗り続けたい気持ちはものすごくよ~くわかります。
現行モデルになって良くなった点はたくさんあります(新しいので当然ですが・・)が、あえて残念なポイントと省かれてしまった装備を挙げてみますと、
・ホイールが4穴→5穴になって今までのホイールが使えない。
・ルーフレールがダイレクトタイプに形状変更されて今までのキャリアが使えない。
・バックドアのリアウインドのみの開閉ができなくなった。
・3列目とリアウインドのロール式サンシェードが省かれた。
・収納が激減。ダッシュボード上部の収納廃止、グローブボックスは極狭でフタの内ポケットが廃止、ドアポケットが4箇所とも縮小。脱着式コンソールボックスは苦肉の策か?
・お気に入りだったアンビエンスイルミネーションが廃止。
・ラゲッジルームのフックの上部4箇所(そのうち2箇所はロール式トノカバーに設置されていた)が廃止されてラゲッジネットを仕切&ポケット状に張れなくなった。(そもそもラゲッジネットが標準装備されなくなった…)
・スカッフプレートがなくなった。
・3列目の頭回りが窮屈になった。
・グラスルーフのサンシェードが薄くなって日光を遮断しない。真夏は大丈夫か?
・純正オプションのナビが何度位置調整しても違う場所を迷走する。
・リアホイールハウス内のスプラッシュガードがクッション繊維から平凡なプラスチック板になり、タイヤがかき上げた小石や水の音が耳につく。
・シフトパドルの感触と操作感がチープになった。
・シフトのマニュアルレンジはレスポンスがいまひとつの上、シフトチェンジを受け付けない領域も厳しく、常にEGSをマニュアルモードで使っていた身としては全く物足りない。(そのかわり、今度はDレンジの出来が格段に良くなっているのでオートマ車として使用してます。)
・Dレンジでパドルを使ってシフトダウンした際にEGSのように一時的にマニュアルモードに切り替わるということがないので、ちょい向こうの赤信号に合わせてシフトダウンのみで徐々に減速したいようなシチュエーションではパドルでシフトダウンしてもすぐに勝手にシフトアップする。(そんな時は一旦ブレーキペダルをちょこんと操作してやると減速体勢に入ることを車が認識してくれてシフトアップを制御してくれます。)
・マニア心をくすぐるポイントが激減した。例えば、運転席のドアを開けると「ブィ~ン」とリアサスペンションのエアポンプが圧縮を始めて、走り出そうとすると「ヒュイ~ン」と電子式パーキングブレーキがリリースして、「カンッ」とクラッチが繋がって、Y31シーマのようにセンター部分が回転しないステアリングを切って・・というようなロボット感はもはや影を潜めてしまった。。
アナログ的で楽しかった乾式クラッチEGSからお利口さんなアイシン製トルコンになったのもしかり。
おかげでスムーズに走らせるためのテクニックが不要になりました。
これなら妻の運転に乗せられても穏やかにくつろげそうです…(^^)
誤解のないよう申し添えますが、良くなった点は無数にありまして、トータル的にも実用車として本当にすごく良い車だと実感しています。
改良を望むポイントもありますが、奇抜なスタイリングも見慣れてきて、だんだん愛着が湧いてきました。
家族や周囲のみなさんの評価も上々です。
このピカソ2号とも長く付き合っていけそうです♪