“　グリルの交換　” 純正グリル加工

社外品のフロントグリルを外し、加工した純正グリルと交換。

純正ではあるがランドベンチャー専用グリルでは無く、XC・XGに装着されている純正フロントグリルを加工・塗装し取付けました。

SUZUKIのエンブレムを外し、以前リアバンパー加工時に使用したミニノコでメッシュ部分を切断する。

時間短縮を考えるなら、エアソーでカットする方が良い。( ミニエアソーがお勧めですが、使用頻度を考えて購入を断念しました。 )


角の部分は、エアルーターで穴を開けた。( 電動ドリルで穴を開けるのは、ちょっと難しいと思います… )

フロントグリルの素材が硬く、切除する部分を全てカットするのに２時間程掛かった。

当初エアルーターでカットを試みるも、熱で素材が溶けルーターに絡みつき削る事が出来なかった。

カットした面を大まかにカッター・エアルーターで整え、サンドペーパー#150→#600で細かく整え#800で全体を足付けする。

どこまで整えるかにもよるが、この作業に１時間程の時間が掛かった。

グリルを水で洗いウエスで水分を除去し、シリコンオフスプレーで脱脂をする。

脱脂したグリルを再度水洗いし、ウエスで拭き埃を除去してチッピング塗料で塗装をした。

２度で良かった様な気もするが、３度重ね塗りを施した。

カットする事によるリスクを考え、見えない所に小技を少し施した。

みん友さんが加工したのを観て、この加工は相当根気のいる作業だと思っていたが、途中で心折れる事無くやり遂げる事が出来た。

SUZUKIのマークの、メッキ部分にマスキングをする。

足付けはせず、脱脂・水洗い・ウエスで拭き・埃を除去する。

ボディーカラーと同色系のGreen Wizard colorと言う、マジックラバー塗料を塗装した。

色合いが想像したモノでなかった場合、やり直しが効く。

この色・このスプレー塗料を、初めて使用し塗装したので耐久性は不明である。

色選びは、匙加減が難しい…

乾燥後も想像以上の発色の良さに、ひと手間加えた甲斐があった。

裏面にアルミ製メッシュをステン金具で固定し、飛び石などからラジエターを守る様に加工した。

このアルミ製メッシュは、以前フロントバンパー等に装着したモノと同じ製品を使用した。

社外グリルはバンパーに差し込む凸部が無く、上部３箇所のクリップだけで取り付けていた為、Motor Farmのバンパーの凹部(穴)が小さく純正グリルが取り付けられないのを忘れていた…

グリルの凸部分を削ろうかと思ったが、純正のランドベンチャー専用グリルに変える事も考え、バンパーの凹部分を加工する事にした。

バンパー凹部を、エアルーターで調整しながら削り拡張した。

バンパーを削り過ぎるとガタ付く原因となる為、少し削ってはグリル凸部分を差込、少し削っては…の微調整を繰返し、丁度引っ掛かる所まで完璧に作業した。

切って・削って・貼って・塗って、簡単なカスタムであるが故に、作り手のセンスが問われる。

社外製品の様な派手さは無い。

純正だけあって見た目が大人しくなった気もするが、満足出来る仕上がりとなった。

この手の加工は面白く、程度の良い安価なグリルが有れば、また色等を変えて加工してみようと思う。

次回は今以上に精度を上げて、より一層満足出来るモノを作りたい！