
曇後晴れ。風が強く、肌寒い。
今日は認知症の母がディサービスで、週に一度、母の部屋を含めて、1階全体に掃除機をかける日。
同時に私も、母のいないうちにシャワーを浴びておきたい。
さらに、トイレットペーパーが無くなっていて、買いに行かねば。
以上の予定はあったが、昼前から日差しが出てきたので、前夜から室内に取り込んだままのデンドロデュームとヒメカマキリの卵が入った瓶を外の陽の当たる場所へ出した。
それから盆栽に水やりをして、ヒメカマキリの卵の瓶にも、中に草とか生やしてるので、じょうろの先から水を垂らすように潅水した。
ところが、中で動くものを発見。
ヒメカマキリが孵化してる。
このヒメカマキリの卵は、昨年末から今年の2月まで飼ってた1匹のメスが産んだもので、瓶の中に7個の卵がある。
今回はそのうちの
1個の卵が孵った。
ヒメカマキリの子供は真っ黒なアリみたいな感じと聞いてたが、どうも薄茶色である。
結局、小さな
1個の卵から9匹が生まれた。
プラス1匹は、画像のとおり、なぜかまだ足も生えていない幼生のような形で、他の子の孵化によって、押し出されてきたのか。
そのまま下に落ちたが、もがくだけで生きていける状態ではない。
先に部屋を掃除して、1時間ほどしてから見ると、もうヒメカマキリの子は黒くなっていた。
生まれた直後は薄茶色で、しばらくすると真っ黒になるようだ。

網の目が1mmほどなので、いかに小さいか。
お尻を真上に反り上げてるのが、子供の頃のスタイルのようだ。
さあ、こんな小さなカマキリが何を食べるか。
アブラムシくらいしかない。ところが、先日、ミニバラに付いてたアブラムシを殺虫剤で駆除したばかり。あのまま残しておけばよかった。
アブラムシがよく発生する、裏庭の地植えの梅の新芽を確認すると、いた。
これは先のミニバラの付いてた緑色のアブラムシと違い、くすんだ紫色で、新芽に団子状に群がって付いてる。
これにアリが沢山登ってきて、アブラムシがお尻から出す蜜を舐めに寄って来ていた。
この大量に付いたアブラムシを、梅の新芽の軸ごと、ヒメカマキリの瓶の中に入れる。
ところが、その新芽に付いたまま、アブラムシはじっとしてるので、食べられる様子もない。
このままヒメカマキリを瓶の中に入れておくべきか、すぐに外へ出してやるべきか思案した。
今日は風も強いし、肌寒い。夜から朝にかけて、さらに冷えるだろう。
生垣には小さな虫が付いてるようで、下に細かい糞が落ちてる。しかし、その多くは生垣の金芽ツゲの新芽の先を糸で丸めて、その中にいるようなイモムシである。
ヒメカマキリのエサになるかどうか。
結局、
5匹を生垣の上に放した。
その後、夕方になってヒメカマキリの瓶を見ると、なんと動かないと思われていたアブラムシが、瓶の口の網へと沢山移動してきてる。
さらに網の目より細かいアブラムシが外まで出てきてる。
ヒメカマキリもこの網に止まってるので、アブラムシを食べるチャンスはある。
まだ捕食してるところまでは見てない。
なんせ、
人影を感じると、自ら下に落ちてしまう。
これもヒメカマキリ特有の性質のようだ。
ともかく、用心深い。こんな生まれたばかりの子でも、身を守るすべは知ってるようだ。
今夜は冷えてきた。先に外に放ったヒメカマキリの子は大丈夫だろうか。
夕食はヒジキ入りの豆腐ハンバーグ。鶏肉と豚肉が入っていて、肉は15%と書かれてる。
冷凍物で、レンジでチンするだけ。
チリメンジャコにハチミツ黒酢をかけたもの。
いつもの汁物。マイタケ、エノキ、ほうれん草、豆腐、卵1個。
今日は母はディサービスで昼食とオヤツを食べてきてるせいか、
まるで食欲が無い。
ハンバーグからして「これは置いておくやつや」「食べたらあかんやろ」「誰か食べるんちがうか」
と屁理屈ばかり言って、まるで食べようとしない。
欲しくないものは、その容器を箸などで、自分から遠くの方へ押し出す。
私が何十回となく「食べろ」「お前の分や」と繰り返し、そのうち、近所中に聞こえるような大声を出す事になる。
その一方で、甘酸っぱい味のチリメンジャコは先に食べて、残り僅かになると「私の分はほんの少ししかない」と言い出す。
汁物もまるで手を付けようとしない。中は野菜と豆腐。
これらは、このところ毎日のように、私が箸で取って、母の口へ入れる。
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カマキリ | ペット
Posted at
2012/05/12 22:37:11